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国際・災害保健活動論(2012年度)
【http://minato.sip21c.org/disasterhealth2012.html】最終更新:2012年4月25日(水)
1.授業のテーマと到達目標
- テーマ:
- 1995年1月17日早朝に阪神淡路大震災で多大な被害を受けた神戸であるが故に,神戸大学医学部保健学科に学ぶ4専攻の全学生は,災害保健と国際保健を学んで欲しいとの願いから(6,000人を超える死者への鎮魂の思いを込めて)設けられた科目である。
- 到達目標:
- 2年時にオムニバス形式で履修した国際・災害保健の講義を踏まえ,その具体的活動に関しての基礎知識の共有が目標である。そのため,4専攻が混じり合ったグループワークで,それぞれの立場から,事例(途上国の保健事情,災害事情)に対しての考え方や救助や援助のあり方について討論する。
※開講日が変則的なので注意されたい。
2.授業の概要と計画
- 災害保健のフレームワーク〜社会不安と健康(4/11,pdf形式プレゼン資料)
- 国際保健と災害保健で必要とされること:国連MDGs,Sphere Project等(4/25,pdf形式資料)
- 地球規模での対策が必要な健康問題:国際保健規則(IHR),Global Health等(5/9,pdf形式資料)
- 国際・災害保健の事例紹介とグループアサインメント(5/30)
- グループワーク(6/6,6/13)
- 発表と討論(6/27)
※変更の可能性があるので,適宜このサイトをチェックすること。
3.成績評価と基準
ミニレポート,グループワーク(レポート,発表)及び討論により評価する
4.履修上の注意(関連科目情報等を含む)
グループワークにおいては,おそらく英語資料を読む必要がある。
5.オフィスアワー・連絡先
火曜日18:00〜18:30,E707
参考書・参考資料等
- http://www.sphereproject.org/
- http://www.un.org/millenniumgoals/
- 和田耕治・岩室紳也(編)『保健・医療従事者が被災者と自分を守るためのポイント集』中外医学社,2011年,ISBN 978-4-498-07112-4
- 國井修『国家救援医 私は破綻国家の医師になった』角川書店,2012年
- 丸井英二・森口育子・李 節子(編)『国際看護・国際保健』弘文堂,2012年
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