枕草子 (My Favorite Things)
【第497回】 帰国後最初の週末(2001年3月17日〜19日)
- 土曜日はおにぎりとソーセージだけというシンプルな弁当を息子に作ってやってから,いつものように娘を保育園に連れて行った。その後は,稲盛財団にFAXを送ったり,非常勤講師の書類を急いで作ったりしている。今にも降り出しそうな空だが,降らない限りは,娘を迎えに行った足で,ひまわり公園と市立図書館に行く予定。
- ひまわり公園では,偶然出会った5歳の男の子と意気投合して自転車レースに燃えた娘4歳は,図書館でもボランティアサークル「でんでんむし」の方々によって行われた折り紙教室に熱中した。スーパーに寄って餃子の皮とニラとショウガを買って帰り着いたのは16:00を過ぎていて,息子が児童センターからちょうど帰る途中で,家のすぐ近くの道路で追いついた。危ない危ない。
- 例によって餃子を作り,「SASUKE」を見ながら食べた。「SASUKE」を見ると興奮するのはわかるが,家中散らかし回って跳ね回るのは止めて欲しい>子どもたち。
- 日曜も餃子を作って朝食にしてから,娘をドラえもん映画に連れていった。無茶苦茶な混み方で参ったが,娘は楽しんだようだった。誰が良かった? と聞いてみたら,幼児体験がトラウマになって飛べなかった鳥人の子どもの奮戦ぶりに最も感動したようである。その後床屋に行こうと思っていたのだが,疲れが溜まったのか,眠さに負けて昼寝をしてしまい,目が覚めたら18:00だったので断念した。
- 月曜の往路,あさま2号。ソロモン諸島調査中にご恵贈いただいていた,原俊彦さん(北海道東海大学教授)の「狩猟採集から農耕社会へ−先史時代ワールドモデルの構築−」(勉誠出版)を読み始めた。そうか,原さんはSTELLAを使ってたのか。たしかにワールドモデルみたいなグロスな見方をするには,Cで書くより向いているのだろう。ただ,ワールドモデルだからしかたないかもしれないが,出生モデルは単純すぎるような。ぼくは集団内の出生力のばらつきの大きさってポピュレーションダイナミクスにとって本質的に重要だと思うのだが。
- 今日も上野に着いたら暖かかった。しかしどうやら花粉の洗礼を受けてしまったようで,鼻水が出だした。
- そういえば,2001年ソロモン諸島往還記には載せなかったが,サンヨーマルチーズSX560でいろいろ動画も撮ってきたので,ここから1つダウンロードできるようにしておこう。MOV形式のままでは見られる人が少なそうなので,2月1日に書いたやり方でMPEG4(V2)のAVI形式に変換したものを掲載しておく。オリヴェ村へのボートでの接近(4466176 bytes,15秒,320x240,30フレーム/秒,フルカラー)。
- やっとメールの返事を全部(ソロモン諸島調査中のも含めて)出し終わった。帰りは終電。
▼前【496】(季節移動(2001年3月16日)
) ▲次【498】(プレゼン用地図の作り方(2001年3月20日〜21日)
) ●枕草子トップへ