枕草子 (My Favorite Things)
【第624回】 明日に備えて(2001年8月19日)
- 午前中,娘を連れて久々に,ひまわり公園に行った。しかし,子どもは気まぐれである。自転車を借りてコースを5周くらい回った後は,セミを探して歩き回っていた。虫捕りだったら,こんな街中の公園じゃなくて,裾花川を渡って夏目ヶ原親水公園でも行った方が良かったのに,と思いながら,手が届く範囲にいるアブラゼミとミンミンゼミを手づかみしていった。都合4匹捕まえた。捕まえたからといって,別にどうするというわけではない。娘に手渡しただけである。娘は,暫くセミがじたばたする感触を味わってから手を離してセミを飛び立たせ,また次のセミを探すのだ。無駄といえば無駄だが,子どもには楽しいのだろうなあ。
- 日が高くなるにつれて,気温が上がってセミの動きが活発になったのか,それとも捕まえられすぎて警戒するようになったのか,ともかくセミが捕れなくなったので,市立図書館に移動した。例によって児童書コーナーへ行くと,紙芝居コーナーが空いていたので,一番手前にあった紙芝居をつかんで「これ読んで」という娘のリクエストに答え,「ゆきこのヒロシマレポート」だったか? 小学生が広島を訪れて原爆資料館を見たり被爆者の話を聞いたりして平和憲法の大事さに気づくという,「教育的な」紙芝居を読んでやった。娘は神妙に聞いていたが,娯楽系の紙芝居をやった時と違って,他の子どもは寄って来なかった。
- 紙芝居を読み了えたときちょうど,ファミリーサポートセンターに登録に行っていた妻が合流したので,帰途に着いた。明日は院試の監督なので遅れるといけないから,今日は久々に夜の新幹線で研究室に向かうことにした。そのため,午後は妻と共同作業でカレーを作った他はほとんど何もせず,静養した。結局19:27長野発の新幹線に乗り,21:20頃研究室に着いた。多少は仕事をするつもりだが,監督のときに居眠りをしてはまずいので,1:00くらいには眠ろうと思う。
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