群馬大学 | 医学部 | サイトトップ | 医学情報処理演習
コーヒーの種類\人 | A | B | C | D |
---|---|---|---|---|
グアテマラ | 75,80,77 | 60,62,64 | 55,57,58 | 60,61,64 |
マンデリン | 77,75,76 | 63,62,65 | 60,57,61 | 58,59,61 |
ハワイコナ | 78,79,77 | 61,63,58 | 60,61,65 | 62,63,60 |
インドモンスーン | 80,81,76 | 65,64,62 | 61,62,60 | 64,63,61 |
キューバ | 74,73,75 | 61,58,59 | 64,58,59 | 65,62,64 |
上の表は,4人の人にコーヒーを飲んでもらってから,単純計算のテストを3回ずつ受けてもらったときの得点である(架空のデータである)。このテストの得点について,個人差があるか,コーヒーの種類による影響があるか,人によってコーヒーの種類の得点への影響が異なるか(交互作用効果があるか)を二元配置分散分析せよ。
プログラムはtsuika.Rとしてダウンロードできる。
carライブラリのAnova関数により,Type IIの平方和を使って実行した結果は以下の通りである(このデザインはセルごとの繰り返し数が3回ずつと揃っているので,ふつうにaov関数を使って分析しても結果は同じである)。
Anova Table (Type II tests) Response: X Sum Sq Df F value Pr(>F) CS 46.17 4 3.1912 0.022939 * P 2814.32 3 259.3840 < 2.2e-16 *** CS:P 119.43 12 2.7519 0.008103 ** Residuals 144.67 40 --- Signif. codes: 0 '***' 0.001 '**' 0.01 '*' 0.05 '.' 0.1 ' ' 1
すべての効果が5%水準で有意なので,個人差もあり,コーヒーの種類による影響もあり,人によってコーヒーの種類の得点への影響も異なるといえる。