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2010年1月18日
(注)前回の課題の解答例は,http://phi.med.gunma-u.ac.jp/medstat/it2009-10r.htmlに示してあります。
有名な古典的データだが,1910年の米国での結核死亡者数を分析する。ニューヨーク市は白人人口が4,675,174人,非白人人口が91,709人であり,結核による死亡者数はそれぞれ8,365人と513人であった。ヴァージニア州リッチモンドは白人人口が80,895人,非白人が46,733人であり,結核による死亡者数はそれぞれ131人と155人であった。このデータを用いて,以下の問いに解答せよ。
(1)ニューヨーク市とリッチモンドを合わせて,白人か非白人かという人種の違いと,結核による死亡に関連がないという帰無仮説を検定せよ。
(2)人種の違いを無視して,ニューヨーク市の死亡率がリッチモンドの死亡率の何倍か(率比)と差(寄与危険)を求めよ。
(3)(もし時間に余裕があれば)ニューヨークとリッチモンド別々に,それぞれ白人であることが結核による死亡オッズを何倍にするかを求めた上で,クロス集計表を併合しマンテル=ヘンツェルの検定をした上で,共通オッズ比を95%信頼区間とともに求めよ。
学籍番号・氏名とともに,下のフォームにRのコードと考察を貼り付けて送信せよ。
Write R scripts to do these hypothesis testing with appropriate graph drawings in the upper box. Discuss the results in the lower box. Never forget to write the student ID and name in each field.