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【第35回】 今日も雨(2004年5月17日)
- 5:30起床。今日も雨。この降りでは自転車に乗れないなあ。とりあえず朝食の用意をしよう。
- 味噌汁のだしのために煮干を鍋に浮かべて,具としてジャガイモを切り,塩蔵ワカメを戻した後で,昨日味噌が切れたことを思い出した。しかし,いまさら止めるわけにはいかないので,金山寺味噌を味噌のように使ってみた。まあ,食えないことはない。
- 7:30頃はポツポツという感じの小降りになっていたので自転車にしようか一瞬迷ったのだが,天気予報と空模様を信じて長野電鉄に乗ったのは正解だった(長野電鉄の中がひどい混雑で辛かったことを別にすれば)。長野駅に出てみると,とても自転車になんか乗りたくないくらいの雨になっていた。そういうわけで往路あさま504号。
- 前橋も微妙な雨だったので自転車にしようかと迷ったのだが,雲の感じから降り続きそうだったので渋川行きバスで群大入口まで。
- 午前中は健康づくり財団の資料作りを進め,午後,公衆衛生学のグループ発表会に出た。休み時間,外に出たらすっかり雨が上がっていた。読み誤ったか。グループ発表に関しては,SARSの発表がよく調べられていて感心した。今日提示したばかりの6月の見学実習の希望を,もう申し出てきた班が多くて驚いた。
- 研究室に戻ると,amazonから本が届いていた。どちらもProf. C.G.N. Mascie-Taylorが絡んでいる本だが,1つは不妊(あるいは避妊)についての論文集で,Bentley GR and Mascie-Taylor CGN [Eds.] (2000) Infertility in the Modern World: Present and Future Prospects. Cambridge Univ. Press, ISBN 0-521-64387-2(Amazon | bk1)であり,文化的側面から生物学的側面に至るまで幅広く書かれているようだ。もう1つは今年でたばかりの,感染症の社会的把握の今日的変化についての論文集で,Mascie-Taylor CGN, Peters J, McGarvey ST [Eds.] (2004) The Changing Face of Disease: Implications for Society. CRC Press, ISBN 0-415-32280-4(Amazon | bk1)である。これも面白い本だが,中でも第3章の,Prof. Lisa Sattenspielが"The evolution, transmission and geographic spread of infectious diseases in human populations"と題して書いている論文は,感染症モデルを生態学的な側面や人類学的な側面を気にしながら扱いたい人は必読と思う(値段は高いが)。ぼくらの論文(1998年に出た,ソロモン諸島ガダルカナル島のマラリア伝播について行動観察結果とモデルを組み合わせたもの:概要)に言及してくれていたのは,とても嬉しかった。
- 日本人類学会の英文誌Anthropological Scienceは,いつの間にか(なんとなくそういう話を見ていた記憶はあるが定かではない)webで公開されるようになっていたらしい。これは英断だと思う。
- 19:55にSATY前を出るバスで帰途に着いた。捻挫したところが血行障害を起こしていたのが治りつつあるのか,時々熱くなるのが妙な感じだ。前橋20:19の両毛線,高崎20:43の新幹線と乗り継ぐのは,遅れなければちょうどいいタイミングだと思う。両毛線が遅れることは実に頻繁にあるので,気を抜けないのだが。
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