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個別メモ
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【第136回】 加齢を自覚するとき(2004年11月1日)
- 土曜は妻が4:30に起きて仕事に行った後,6:00過ぎに起きて朝食の用意をし,おにぎりを作ってから子供たちを起こし,食後,少年野球の練習。最近の練習はA,Bに分かれてやっているのだが,この日はAの指導者が自分1人だったせいもあり,子供たちがちょっとだらだらやっていたような感がある。もちろん注意はしたのだが,1人では目が行き届かないのだ。翌日が試合の予定だったので,生きた球を打っておく練習をするため,50打席分くらいピッチングをしたこともあり(たまたまエースピッチャーも用があって休みだった),自分が疲れてしまった。やはりこういうのは駄目だな。練習が終わってから妻が勤めている短大に行って昼食。学園祭の出し物としては信じられないくらい安くて美味い肉味噌うどんだった。夜は娘のクラスの親睦会ということで,雨の中を飲み屋へ行ったのだが,自分以外は先生も含めてすべて女性だった。土曜の夜だし,別に父親が来たっていいと思うのだが,そういう人は少ないのだろうなあ。前日の音楽会の話も含めて多くの話題は楽しかったのだが,ちょっと困ったのは,血液型性格診断の話が盛り上がったときである。テレビの「実験」の話などを楽しげにされているのに水を差すのは悪い(し,きちんと反論するには生物学的メカニズムの説明もしなくてはいけないし,実験デザインの問題点を指摘しなくてはいけないし,そうすると第一種の過誤とかパブリケーションバイアスとかも持ち出さなくてはいけなくなる)ので黙っていたが(決して同意はしていなんだぞということを伝えたかったので,首をかしげながら聞いて,せめてもの抵抗を示したつもり),これほどまでに浸透しているのは,やはり問題だと思う。それに基づいて教育なんかされてしまったら大変だ(まあ,先生は分布論としてしか触れられなかったし,ネタとして扱っていらしたと信じたいが)。川端のblogで話題になったときに書き込んできたが,分布論としては嘘ではない可能性もゼロではないのだけれど,レッテル張りによって個人について先入観をもってしまったりするのは差別につながってまずいのだということを,少なくともマスメディア関係者には認識してもらいたいし,簡単に「実験」など,それも子供を使ってなんてやって欲しくないぞ。
- 日曜の試合は雨でグラウンドが駄目になったので中止という連絡があり,午後から練習ということになった。で,日曜の朝も妻は5:30に起きて仕事に行ってしまったのだが,前日の疲れもあって,ぼくは8:00に起き,それから朝食の用意をして子供たちを起こした。午前中,そういう最低限の家事以外は,子供たちと立体4目並べとかをしてダラダラと過ごしてしまった。本当は講義資料作りを少しでも進めなくてはいけなかったのだが,気力がなかった。午後の練習で,バッティング練習のときに投げようとしたら,腕と肩が痛くて全然伸びがなく,バッティングピッチャー役は断念せざるを得なかった。加齢を自覚した。もっとも,この日はチームのエースが来ていたので大丈夫だったが。夜は講義資料作りを少しやったが,疲れと睡魔に勝てず。
- 月曜は1:30に起きて講義資料作りを始めたが,3:30頃睡魔に負けて1時間仮眠をとり,その後もうとうとしていて結局終わらず。6:30に家を出て,曇り空の下を自転車を漕いで長野駅へ。往路あさま550号でも資料作りを継続。前橋から研究室に自転車を転がす途中,雨に降られたが,ポンチョでしのいだ。結局資料が完成したのは12:30であった。毎回新しい内容を加えているのは,少しでもわかりやすくしようと工夫を続けているためである。でも,だからといって,いつもこんなにぎりぎりになるのは,やはり自分の要領が悪いのだと思う。たまには誤植のない資料を作らねば。今日も講義中に2箇所見つけてしまった。自分で見つけているのが救いか。
- 19:45に研究室を出て自転車で前橋駅へ。20:12発の通勤快速上野行きで高崎まで。復路あさま531号。
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