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個別メモ
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【第165回】 慨嘆(2004年12月9日)
- 6:30起床,往路あさま504号4号車。
- 臍の緒からと埋めたのを掘り出して焼いた骨から抽出したmtDNAをたぶんPCRで増やしてシークエンサにかけたんだろうけれど,元々がかなり断片化していたんじゃなかろうか。帝京の法医は勇気あるなあ。それにしても,どうせmtDNAなら,臍の緒よりもお母さんからサンプルをとれば良かったんでは? それと,埋めたのを掘り出してという時点で既に同一性の保証などない話なわけで,DNA鑑定云々以前の問題かと。そんなことよりもイラクの派遣延長が決まってしまうことの方が大問題だと思うのだが,相変わらずマスコミは政府の意向通りに情報をマスクしているようだ。
- それにしても忙しい。今日は教室会議とセミナーがある予定なのだが,遅くとも午前中には月曜の資料は完成させたい。
- 冬の前橋は風が強いので,自転車用のゴーグルが欲しい今日この頃。風そのものよりも,埃が目に入るのが困りものだ。来る花粉症シーズンへの備えにもなるし,思い切って注文してみるか。
- 予定は後ろにずれこむのが常であり,結局,月曜の演習の資料ができあがったのはセミナー直前だった。14ページを1時間でやろうってのは無理な相談なので,だいぶ端折ることになるだろうけれども,医学統計でクロス集計表といったら,どうしたってこれくらいの内容は必要だよなあ。本当はシンプソンのパラドックスとか層別解析でMantel-Haenzelとかも入れなくてはいけないのだが,そこまで一気に行くのは無理だからまあいいや。
- セミナーは鶏,七面鳥,鴨,駝鳥,羊の,それぞれ2種類の筋肉(駝鳥以外は赤筋と白筋)に含まれているGSH-Px活性とSe濃度の測定結果をまとめました,という論文。著者は固体サンプルからのGSH-Pxの測定法を考案した人とその師匠ではないかと思われるSeの専門家の一人だったんだが,この結果をどう解釈したらいいのか,位置づけてくれないと,非専門家としては困ってしまうんだな。院生の経過報告は,これまで散発的に報告されてきたものが,かなりまとまって紹介されたので良かった。
- しかしセミナーが長引いて,終わったのが20:00を過ぎていて,月曜の演習資料の体裁を直して関係者にメールで送ったら20:30となり,復路あさま571+あさま5号というパタンになってしまった。現在,軽井沢で接続待ちなのだが,眠くて辛いところだ。しかし,日曜の準備は明日が山なので頑張ろう。土曜は昼間ずっと基礎大講堂で教務仕事(というか,FDで医学教育についてのワークショップが行なわれる)なのだが,こういう状況にあると,その6時間は痛いなあ。もっとも,もしそれがなければ少年野球の練習に付き合わねばならないのだから,どっちにしろ金曜が勝負なんだが。
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