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【第202回】 パネリストって(2005年1月22日)
- 6:45起床。しまった,今日は練習がないから,こんなに早起きする必要はなかったのだが。外をみると,晴れ間が見えているのだけれども粉雪がちらついている。シンクに溜まっている汚れた食器を洗って,新聞を読みながら妻とディスカッションしていると,子どもたちが起きてきた。今日の朝食は手抜きをして目玉焼きを作っただけ。一緒に食べて出発。
- 今日の出張は,ちょっと縁があって引き受けてしまった,北区男女共同参画推進ネットワークというNGOが北区と共催した「共同の家事・育児楽しんでいますか?」と題されたシンポジウムのパネリストという話なのだが,実はまだ何を喋ればいいのか,よくわかっていない。早めについて打ち合わせをすることになっているので,王子に13:00までに着かねばならない。新幹線の時刻表を調べてみたら,どうも10:30に長野駅を発つ,あさま512号に乗らないと間に合わない。長野電鉄が遅れたら嫌なので早めに駅に行ったのが奏効して,またもや10分近く遅れていた長野電鉄の,本来なら5分前に来ているはずだった電車に乗れた。おかげで,余裕をもって,あさま512号に乗れた(実はその前のあさま4号にも走れば乗れたのだが)。
- それにしても,パネリストといっても,何をどういう感じでどれくらいの時間喋ればいいのか? よく把握していないのが我ながら怖い。ともかく13:00に行ってみると,進行については,5分の自己紹介と,司会の方からのネタ振りに応えるのを2回やって,会場との質疑応答があって,最後にぼくがまとめをするということだった。
- 定刻を10分ほど過ぎて開始。四者四様なので話が発散しがちだったが,いろいろと知らない世界を覗くことができて面白かった。しかし,予想通りというか,まとめに窮して,結局自分のことばかり喋って終わってしまったような気がするのは申し訳なかった。最後のところで,昔ちょっと考えた拡大ワークシェアリング案(青空MLの[843])を口走ったら,やはり企業では現実的に無理だと一蹴されてしまったのだけれども,所詮はシステムの問題なので,やり方次第ではうまくいくと思うし,その働き方についてビジネスモデル特許ならぬワーキングモデル特許でもとるようにすれば,CIにも役に立ちそうな気がするがなあ。
- 結局,会場の1/3くらいが埋まっていて,参加者15人くらいだっただろうか。思った以上に少なかった。まあ,こういう会合はいつもどこかしらで似たようなことが行われているので,集客の目玉が無い以上,この程度になってしまうのは仕方ないことだろう。ただ,いわゆる子育て世代の聴衆が1人しかいなかったのは,ちょっと残念だった。もしかすると,若い世代ではまったく関心がないか,あるいは,話を聞きにいく暇があるくらいなら家事や育児を実践していたいか(実はぼくも本音ではそうだが),二極分化してしまっているのかもしれない。とすると,構造的に聴衆が集まりにくかったイベントだったことになる。たぶん,こういう話は単発のシンポジウムでやるよりも,もっと時間に余裕をもって自宅から参加できるような形でやった方がいいように思う。webの掲示板とかメーリングリストとか。または,もっと地域密着型で具体的にやるとか。呼んで貰ってこんなことを言っては申し訳ないが。
- 終わったあと,エレベータ待ちの間に雑談をしていたら,パネリストのうち一人の方が,中学高校でぼくと同級だったT君と,小学校で同級生だったということがわかった。今はどうしているかわからないそうだが。
- 我ながらとても間抜けだと思うが,今回の会を開催したNPOの方々にお土産と思って,長野駅で,「そばの華」を買ってきたのに,すっかり渡すのを忘れていた。電車に乗って,このノートを取り出してから気づいた。まあ,家に持ち帰って食べるしかないか。
- 上野で衛星放送受信用のアンテナを買って(地上波デジタルとBSデジタル受信チューナを内蔵したDVDレコーダも適当なのがあったら買おうと思っていたのだが,日立とシャープしかそういうものを出していないらしく,まだ値段もこなれていないので止めた),復路あさま561号。各駅停車だと上野から長野まで110分もかかるんだな。
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