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個別メモ
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【第464回】 発表(2006年1月19日)
- 7:00起床。駄目だ。このところ寝坊の癖がついている。効率よく食事などを済ませたので,往路あさま510号には乗れたのだが,夢うつつで何もできず。今日は木曜だから昼にミーティングがあって,午後に論文チュートリアルがあって,夕方には一木会で発表しなくてはいけないというのに,こんな気合いの入らなさではまずい。他にもやることは山積みなので。
- ふと夢うつつ状態は四字熟語で何というのだったかが気になった。どういうわけか「はんかくはんせい」と記憶しているのだが,これに当たる漢字は「半覚半醒」で,これでは目が覚めている方しかないのでおかしいだろうと気がついて,気になったのである。こういうのは気にし出すと駄目なんで,ちょっと調べてみた。きっと「はんかくはんすい」の勘違いだろうと思って,「半覚半睡」をGoogleで検索してみたら,もちろんそれもあったのだが,世の中にはいろいろな人がいて,「半醒半睡」も「半睡半醒」も「半睡半覚」もweb上にはあることがわかった。二重引用符で括って検索したら,「半覚半睡」が211件(大部分が個人のblog),「半醒半睡」が331件(寧樂百首という漢詩らしいものにも入っていた),「半睡半醒」が1150件(青空文庫に入っている,芥川龍之介「追憶」も含まれていた),「半睡半覚」が132件ヒットした。多数派は「半睡半醒」なのだが,講談社日本語大辞典第2版を見たら「半睡」だけが「なかば眠っていること。be half-asleep【用例】--状態。」と載っていて,半覚も半醒もないのだった。考えてみれば,確かに半分眠っているということは半分目覚めているので,両方言う必要はないのだな。ちなみに「夢うつつ(=夢現)」は,意味の2番目に「夢か現実かはっきりしないこと。half asleep and half awake」とあって,まさにそれを言いたいのだが。ともあれ,芥川に敬意を表して,これからは「半睡半醒」を使うことにしよう。ところで,完全に目が覚めていることを示す言葉は,覚醒でいいのだろうか。なんか語感がイヤなんだが。
- 資料英文の和訳を含む事務処理とメール対応で午前中が終わり,昼のミーティングの後,論文チュートリアルまでの間,一木会発表準備。論文チュートリアルは,学生諸君の進行があまり早くないので,こちらも追われずに済んでいるのだけれども,締め切りの存在を考えてみると,そろそろ焦ってもらった方がいいのかもしれない。夕方,それが終わってから一木会。28日に東京で発表する内容の数学的な部分をごっそり削って背景を付け足した話にしたつもりだけれども,数理モデルとは縁のない先生方には,やっぱり遠い内容になってしまったかもしれない。公衆衛生的には重要性は間違いなくあると思うんだが。そこを訴えられないのは,ぼくが力不足なんだよな。いや,準備が足りないという側面も否定できないが。
- 研究室に戻ってきてから来週の講義資料の準備など。パジャジャランに行った学生たちとの飲み会があるらしいのだが,とても仕事が終わりそうにないので欠席させてもらうことにした。
- 復路あさま551号+553号。
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