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【第655回】 公衆衛生学会2日目（2006年10月26日）

• 6:30起床。メールを打ったり風呂に入ったりしていたら8:00近くなったので朝食に行ってきた。やはり和食でまとめた。ほぼ満腹。部屋に戻ってメール処理の続きをしていたら9:00になってしまい，慌てて荷物をまとめてホテルをチェックアウトした。
• 9:00から始まっていた教育講演１には少し遅れて着いたのだが，超満員で入れず，室外に並べられた椅子で声だけ聴いた。中身はそれなりにわかったが，やや表層的言明に終始したのは経済学者ゆえか。公衆衛生学会というよりも人口学会で出そうな話であった。
• 教育講演２ではちゃんと室内に入れた。まだよちよち歩きのプロジェクトということだ。現在の感染症対策の流れは，橋本イニシアチブに始まったのだと思うが，もう少し後からの流れの説明しかなかった。ネットワークといっても，各地で事情がまったく異なるので，それをネットワーク化することが何の役に立つのか，という説明があまりなかったような気がする。ブランドとして確立すれば現地活動がやりやすくなるということか。とすれば，中身が大事なんだと思うが。
• 昼はK先生と一緒にラーメンを食べに行き，午後は社会疫学のセッションを聴いてからポスター会場へ。何人かの知人に会って話をした。学生が質問に答えるのは結構厳しいと思うが，Nさんは頑張っていたと思う。
• ポスター掲示が終わった後，駅に行って土産を買い，白えび専門店でさくさくの衣がついた白えび天がのった天丼に舌鼓を打ち，さあ帰ろうと思ったところまでは順調だった。しかし，何か駅構内を列車が遅れているとか運休だとかいうアナウンスが流れているので，京ぽん２からJR西日本運行情報を見たら，驚いたことに魚津と黒部の間の鉄橋の橋脚にトラックの何かがぶつかったとかいうことで，我々が乗る予定だった，はくたか23号は運休だということが判明した。さっそく駅員に代替手段は無いか尋ねてみたが，夜行しかないという。レンタカーも時刻が遅くて6人乗りはないし（さっきの白えび専門店でビールを飲んだ人が多かったので，運転できる人が1人しか残っていなかったし……やはり免許はとっておくべきだなあ），別のルートもないのだった。19:10発普通電車の直江津行きというのが電光掲示板に出ているので，一瞬，直江津までは行けるかとぬか喜びしたが，滑川止まりということで全然役に立たないのだった。仕方ないので皆で喫茶店に入って22:40頃まで仕事をしたり本を読んだりで時間を潰し（途中，ドラゴンズが負けたという情報が入り，またしても日本一を逃したことがわかってさらに気落ちしたり），23:01発急行能登号に乗った。ぼくは日付が変わった0:22に直江津で降りたが，他のメンバーは高崎までそのまま椅子席に乗っていき，4:05到着予定なので，たぶん凄く疲れるだろう。

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