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【第723回】 多忙すぎる月曜がおわって(2007年1月30日)
- 土曜は寝坊して昼から少年野球の練習をした後,帰宅後は少しだけ昼寝をしてから持ち帰り仕事を若干進めた。
- 日曜は6:30起床し,少年野球部のボウリング大会。2ゲームやったがスコアはボロボロ。帰宅後は前日と同じ。
- 月曜は5:55起床。往路512号。事務処理とメールをやってから自転車で新前橋に戻って東京へ。上野から歩いて東京大学まで行って会議と非常勤の人口学講義。和田コーヒーで打ち合わせをしてから春日まで歩いていったん親の家に行き,晩飯を食べてから上野へ。復路555号。ずっと眠って帰った。
- 火曜も5:55起床。往路あさま512号。昨日の疲れが残っていて眠い。シラバス打ち合わせをしてから郵便局に行って明日までに東京に着かねばならない郵便物を翌朝10時便で発送してきた。
- 昨日の講義のサポートページを作った。東京大学人類生態のサイトでもプレゼンファイルは提供されるはず。
- 中西準子さんのカウントダウン日記に載っている日本学術会議会長コメントは,
中西さんがどういう意図で「このコメントも、ひどいですよね」と書いているのかはわからないが,ぼくも,このコメントは(1月31日削除)センスが悪いと思う。テレビ番組で厳密な実験ができるわけがなく,一回の実験結果だけで万人に当てはまる新しい決定的な事実がわかるわけもなく,それを食べさえすれば健康になったりやせたりするような万能薬的な食品があるわけがないということを視聴者が正しく理解すればいい。コメント中,いうまでもなく、テレビ番組は国民に与える影響が極めて大きく、そこに捏造等の不正行為があれば、テレビなどによる情報発信、ひいては科学そのものに対する信頼を著しく傷つけかねない。
という部分があるが,そうではなくて,以前にも書いたが,テレビによる情報発信は演出のある作品であって一次情報ではなく,科学とはまったく異なるということを主張すべきだったと思う。きっと会長殿の主旨は「科学者の行動規範について」のアピールにあるのだろうけれども,科学者が研究成果を発表する場は専門の学術雑誌であり,そこではpeer reviewが必ずあるからこそ信頼性が担保されているので,このアピールをテレビ番組に当てはめろというのは無粋なだけではなかろうか。もっというなら「科学のふりをして独自の実験なんか組むな」というべき。既に学問として確立した実験をわかりやすく再現するNHK教育テレビの教育番組のやり方はいいし,教育的価値があると思うけれども,そこで得られるものは新知見では決してない。そんなに画期的な新事実があればScienceかNatureに論文が載ったり,特許が取れたりしてニュースになっているはずだということを万人がわかっておくべき。テレビ屋さんがテレビの虚構性を言わないのは当然だろうけれども,学術会議という立場で言うなら,テレビ屋さんに科学を求めるんじゃなくて,テレビ屋さんがやっているのは科学ではないということをアピールする方がずっと効果的だろう。
- 舟尾さんのメモ帳によると,Vista 64bit版ではR-2.4.1のwin32版は動かないとのこと。まあ当然か。たぶんWindows XPでも64bit版だったらwin32版のRは動かないんでは?
- 中村正三郎(show)さんのホットコーナーの舞台裏の1月26日付け記事でRjpWikiが「R言語 日本語化に関するページ もあります」と紹介されているが,日本語化はコンテンツの一部であって(現在の実際の作業はなかまさんによるコーディングと,pootleでのメッセージ日本語訳で主に進んでいるわけだし),日本語によるR関係の情報のすべてが集積しているサイトという方が当たっていると思う。あと,showさんは竹内俊彦「はじめてのS-PLUS/R言語プログラミング」を入門書として紹介されているけれども,他の言語を知っている人なら,ウーヴェ・リゲス「Rの基礎とプログラミング技法」に行った方がいいと思う。
- 不明点の問い合わせなどしながら仕事を進めていたら21:45を過ぎたので帰途に就いた。復路終電あさま555号。
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