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個別メモ
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【第758回】 寒い(2007年3月13日)
- 6:00起床。外気がとても冷たい。雪はちらちら降っていて地面でも融け残っているので,娘は起きたけれども朝練なし。滑らないように気をつけて自転車で長野駅に行き,往路あさま510号。とても混んでいたが,何とか座れてよかった。
- 書類作りとかメールや電話で問い合わせとかFAXとかいろいろ。昼間はずっと忙しい。
- 20:00を過ぎたところで学内便を出しに1階に下りたので,ついでに自転車を研究室まで持ってきて,パンクした前輪のチューブを交換した。その後暫くメールを見たり持ち帰る荷物を整理したりして,21:00過ぎに研究室を出た。新前橋で上野行きが15分遅れだったので多少あせったが,復路あさま551+553号。
- 信毎にも載っていたが,北山早苗県議が安曇野市区から立候補断念というのは残念だ。南安曇郡から安曇野市になって定数が1減ったので,非与党候補を一本化しないと共倒れになるという判断らしいが,あれだけ議員としていろいろ頑張った(とくに,浅川治水問題のデタラメなところを鋭く突いてくれた)北山さんが身を引くこともあるまいに。あ,でも県議会議員選挙の場合は,県内なら3ヶ月経たなくてもいいんだ。転居して(?)長野市区から出るって手もあるんだな。
- 長沼地区の車両基地作りの話には,技術者魂は感じるし感動さえするのだが,逆に言えばオリンピックのために相当無理をしたということでもある。東京に3年,群馬に3年の通勤に長野行新幹線を毎日使っている立場からは言えた義理じゃないんだが,その無理が尾を引いている。北陸新幹線の金沢=長野間を2014年に開業するための着工タイムリミットが近づいているが故にこうなることが必要だったという長野市や県の事情はわかるんだけれども(だからといって安全のためなんてデタラメは言わないで欲しいし,それは市や県の事情であって多くの住民とは関係ないことだ),不思議なのは,なんでこの人たちはダムを作って欲しいのかということだ。この人たちは内水災害で冠水する土地を持っているのだから,本当に洪水を避けたいなら,ダムよりポンプ増強を優先する方が合理的だろう。感情的な拗れがあるというだけでは理解できない不合理な選択だと思ってよく読むと,彼らは必ずしもダムを造って欲しいわけじゃなくて,河川整備計画を確定すれば良かったようだ。それならわかる。しかし,ということは,もし長野市が前県政に全面的に協力して,基本高水の算定をやり直した案で(新しいデータがあるのだからやり直せる。引き伸ばし率とかカバー率も妥当な値に変えることはできる)ダムなしで河川整備計画を作り直して国交省を納得させれば,何年も前に問題は解決していたかもしれないということか。オリンピックのために突貫工事で作った付け替え道路に使った金は,地滑りが起こって危険な地盤だということがわかったといえば,ダムを作らなくても国交省に返済する必要はなかったはずだし(役人は責任を問われなければいいので,この場合はそういう規定がある以上問題ない)。信毎や長野市長や現県政は,前県政の脱ダムへのこだわりのせいで河川整備計画が停滞したという雰囲気作りに注力しているが,見方を変えれば,長野市がダム作りにこだわったせいで河川整備計画が停滞したともいえるのではないか。
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