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個別メモ
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【第770回】 出張疲れ(2007年3月29日)
- 酔った頭で発表準備をしたが,眠気に耐え切れず3時間くらい仮眠をとって,6:00から2時間ほどかけて完了。1階のローソンで握り飯の類を買って朝食とし,チェックアウトして9:20頃椙山女学園大学星が丘キャンパスに到着。9:30から,途中弁当を食べた時間を除き,ほとんど休みなしで17:00過ぎまで充実した会議だった(OpenOffice.orgのWriterでメモを取っていたら11ページにもなった)。名古屋からの特急しなの号は毎正時に出るので18:00発しなの23号で長野に帰ったが,新幹線の10倍くらい疲れた。名古屋駅の売店で買った松岡圭祐『千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮』(角川文庫)を読んでしまったせいか? いろいろと小技が面白いし躍動感溢れるストーリーだった。いうなればB級のハリウッド映画みたいな。
- 明けて木曜は目が覚めたら7:10だったが,まだ疲れが残っている。とりあえず食事をして小雨の中を自転車で出発して往路あさま512号。高崎は晴れて暖かいというか,暑いくらいの陽気だ。
- まだ揃っていないのだが,地域保健実習の報告集の編集作業に入った。非常勤の出講依頼状をどうするかも聞かないと。
- 厚生労働省のサイトの『新型インフルエンザ対策ガイドライン(フェーズ4以降)』についてが,月曜の専門家会議の結果を受けて,今日付けで公開された。発生初期における早期対応戦略ガイドラインの中に,地域封じ込めの話も詳細に書かれている。4ヶ所60日間という仮定の根拠がはっきりしないが,地域封じ込めには,Natureのモデルで300万人分,PNASのモデルで330万人分の備蓄が必要とされているようだ。パンデミックが起こってしまった場合の2500万人分ではなくて,地域封じ込めのための300万人分をとりあえずの備蓄目標にしたらどうだろうか。いずれにせよ,新型でもなく患者が乳幼児でも高齢者でもないのに使うのは止めたほうがよかろう(注:日本語として拙い表現だったので深夜に書換え)。
- 大きなミスをしてしまった。何とか救っていただけそうだが,痛恨の極み。
- 18:00から,地域がん登録関係の会議を2時間弱。それから食事ということで牛タンの店へ行ったので,今日は泊まり。1:00過ぎに研究室に戻ってきた。これから少しだけ地域保健実習報告書編集作業の続きをしようと思う。
- 東京大学保健学同窓会のメールで,三重県立看護大学長をされている杉下知子先生が急逝されたと知って驚いた(大学のサイトには何も載っていないが)。ぼくが学部生の頃はウイルス学の実習を受けたのが印象に残っているが,「チャキチャキおばさん」と敬愛をこめて呼ばれるような元気な先生だった。偉くなるにつれて,ただ年をとったからという以上に元気を無くされていったような気がするが,あまりにも若すぎるご逝去であり残念だ。ご冥福をお祈りしたい。
- 亡くなったといえば,出張中に知ったので書きそびれていたが,植木屋さんが亡くなったのもショックであった。学生の頃,よく浅草東宝のオールナイトでクレージーキャッツの映画を見に行っていたが,自分が逆立ちしてもなれない突き抜けた陽気さをもつ植木屋さんはヒーローであった。享年80歳,延命医療を拒否したというのは,植木屋さんらしい最期だったのかもしれない。ご冥福を祈る。
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