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個別メモ
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【第846回】 採点完了(2007年7月12日)
- 5:50起床。時間の都合で朝練は庭で素振りのみ。娘の素振りの主なチェックポイントは,トップから振り出すときにグリップが下がらないか,スイング中に体軸がぶれたり曲がったりしないか,スイングの勢いで突っ込んで沈み込まないか,という3点だが,先週悪かったのがだいぶ修正できたように思う。カーポートでなら雨の日でも夜でもできるのだから,毎日100回とか決めて振ればいいんだが。
- 自転車で長野駅に出て,往路あさま510号。新前橋からも自転車で研究室へ。今日は昨日より天気がやや良くて,雨は降っていないのが助かる。昨日メールで届いたオセアニア学会の幹事仕事があるのと,某新刊短評の完成という仕事と,数理生物学会の幹事仕事があるのだが,それより前に,あと1/4残った採点を片付けてしまいたい。
- 北山早苗県議の活動報告「『本来の必要な治水』にも耳を傾けない暴走列車を承認した県議会」は,すべての長野県民が読むべきものと思う(とくに長野市民は必読。SBC通りのJUSCOの屋上視点の合成写真を見ると,震えるほど恐ろしくなるし,醜悪だと思う)。信毎はこういう話はまったくといっていいほど報道しないか扱いが小さいのがいけない。本当にどうしようもないほど阿呆なダム建設計画なのだが,もう止められないのだろうか。北山さんの報告に出てくる竹内久幸県議は社民党のくせに,なぜこんな安全には貢献しないダム計画を推進しているのかというと,かなり昔から支持者と共にダム建設で動いてきた経緯があって,ダムを作らないと支持者への信義に反するし一部住民感情が収まらないからだと思う。それならそうとはっきりいえばいいのに,そういう人たちの存在を顕在化させないために(としか思えない),村井知事や県土木部と一緒になって怪しげな建前をふりかざすのはやめて欲しい。
- 採点が終わったら13:00近かった。無性に冷し中華を食べたくなったので,扇屋へ。途中,文泉堂で,奥村晴彦『LaTeX2ε美文書作成入門 改訂第4版』技術評論社,ISBN 4-7741-2984-4(Amazon | bk1),田栗正章,藤越康祝,柳井晴夫,C.R.ラオ『やさしい統計入門 視聴率調査から多変量解析まで』講談社ブルーバックス,ISBN 978-4-06-257557-7(Amazon | bk1 | e-hon),枝廣淳子+内藤耕『入門! システム思考』講談社現代新書,ISBN 978-4-06-149895-2(Amazon | bk1 | e-hon)を購入。『やさしい統計入門』は普通考える入門書ではない。統計学の非常に多岐にわたる話題について,それぞれ触りの部分を簡潔に紹介する本である。問題の取り上げ方にラオを初めとする執筆陣の見識の高さがうかがえる。枝廣・内藤本は,まあ本当に入門書らしく,丁寧に書かれている。ループ図とか,レバレッジ・ポイントとか,ターミノロジーは違うのだけれども人類生態学や国土学で言われてきた方法論(30年近く前に書かれた本だが,鈴木継美(1980)『人類生態学の方法』東京大学出版会や島津康男(1983)『国土学への道』名古屋大学出版会を参照されたい)と通じるものがある。ただ,温暖化問題はいくつかの正のフィードバックループが重なっているのでスイッチが入ると非線型で急激に進行するという話はわかるが,それを解決するためのレバレッジ・ポイントが何なのかを示してくれていないのは残念だった。もっとも,それがわかっていたら苦労はないのだが。LaTeX本はたぶん古い版をかつて買った記憶があるんだが見当たらないので,今年の改訂だし買ってもいいかと判断したもの。やはりこの本は手元にないと困るな。
- 今日は一木会の前に図書館の3階でScopusとScienceDirectの講習会があるので,それに出てから一木会に直行するつもり。
- 講習会は,まあ出なくてもわかりそうな内容ではあったが,認定トレーナーだけあって説明がうまくて参考になった。一木会(終わってから更新した)はとても盛り上がったが,時間の関係で議論を打ち切らざるを得なくてもったいなかった。
- 既に21:00近いので,復路あさま551+553号。途中まで『数学ガール』を読んでいたが,軽井沢からは眠って帰った。
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