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【第908回】 仕事続き(2007年10月19日)
- 5:50起床。7:10までデータクリーニング関連書類作りを継続。これから朝食に出て,午前中で書類作りは終わらせる予定。午後は来週月曜のために講義準備と課題レポートのチェックとR実践活用第3回の資料作りの予定。科研はそれが終わってから再開するしかない。夜には歯科通院もあるが。
- データクリーニング関係の作業が,結局13:30までかかった。それから昼飯を食べて,14:30頃から次の仕事に取り掛かる。来週の講義準備が先か?
- 同志社大学の金さんからR本をご恵贈いただいた。出たばかりの金明哲『Rによるデータサイエンス:データ解析の基礎から最新手法まで』森北出版,ISBN 978-4-627-09601-1(Amazon | bk1 | e-hon)である(ありがとうございます>金さん)。本書は,かの名著『宇宙怪人しまりす』もかつて連載されていたことで有名な,『エストレーラ』に何十回にもわたって連載されている記事の一部に手を加えてまとめたものである。金さんの連載記事といえばRの玄人筋にもきわめて評判が高かったわけだが,『エストレーラ』を手に入れにくいこともあって,本書の出版は多くのR使いにとって待望のものだったといえる。きわめてコンパクトにまとまった第I部『Rとデータマイニングの基礎』に続いて,第II部に入るといきなり主成分分析,因子分析,対応分析,多次元尺度法,クラスター分析,と,ある意味よくわかる順番で多変量解析の手法が並んでいてニヤリとさせられる。t検定とかカイ二乗検定とか,統計解析入門には良く出てくる「検定」にはほとんど紙幅を割かずに,その分,生存時間解析ならパラメトリックモデル(加速モデル)まで説明されているし,サポートベクターマシンとかランダムフォレストとか樹木モデルとかカオス時系列とか,非常に新しい手法までスコープに入っている割り切り方が素晴らしい。これはじっくり読まねばなるまいと思うし,それだけの価値がある本だと思った。なお,本書のサポートページはここになるそうだ。
- それにしてもR本が増えたなあ。手元にある本を並べてみたら20冊以上あった。
- 科研の打ち合わせ電話をしたら20:15を過ぎた。雨だったので自転車は大学に置いたまま,バスで前橋駅へ。復路あさま549号。長野も雨だったが,駅に自転車を置いておくわけにはいかないので乗って帰った。
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