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個別メモ
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【第1049回】 仕事を進めたい日(2008年5月2日)
- 5:30起床。○。曇っているが自転車で長野駅に出ると汗ばむほど気温は高い。往路あさま512号。小学校は6年生以外遠足とのことで子供の出足が早いようだ。雨が降ったらかわいそうだなあ。
- 実は息子の通う中学の授業参観とPTA総会がある日で,妻も出られないことが昨日わかったのだが,いきなりでは休みをとるわけにもいかず出勤した。その分,溜まっている仕事を進めたい。
- 今日は無性にカレーライスを食べたいので,昼はCoCo壱番屋に行く予定。
- 某国際誌から先週review invitationが届いていたのに反応し忘れていたらreminderが届いたので,とりあえずabstractでも見てから判断しようとクリックしたところ,reviewを引き受けることになってしまったようだ。うーむ。23日が締め切り。3月末から4月半ばまで苦しんでしまった某誌の査読論文と違って面白そうだからまだ救われるが。
- 原著を持っていてざっと読んだことがあり,いい本だと思っているCrawley MJ (2005) Statistics: An Introduction using R. John Wiley & Sons Ltd.の翻訳書である,Michael J. Crawley[著], 野間口謙太郎・菊池泰樹[訳]『統計学:Rを用いた入門書』,共立出版,ISBN 978-4-320-01857-0(Amazon | bk1 | e-hon)を,訳者の方からご恵贈いただいた(ありがとうございます>訳者のお二方)。原著は3年前に出ていてR-1.8.1で実行確認されていたのだが,この訳書はR-2.5.1で実行確認されていて,仕様が変わったところについては,必要なところは原著に合った出力になるようにコードを変更し,そうでなければ新しい出力を採用したなど,整合性がとれて,かつ記述が古くならないように気を遣ったようだ。原著が出たときに,拙著『Rによる統計解析の基礎』の記述を丁寧にしてRコードの例示とその解説をずっと増やしてスコープを拡げたような本だなあと思ったが,訳書も狙いは同じところ(道具としてRを使って統計学を教える)にあるのだろう。入門書としては値段の設定がやや高目かとも思うが,内容も『Rによる統計解析の基礎』の倍以上詰め込まれているので仕方ないかもしれない。原著の索引はRコードと専門用語が混ざって配置されていて,その代わりコードには索引の中でも簡単な説明が与えられている部分があるというユニークなスタイルだったが,訳書の索引はコード索引と用語索引が分離していて,好みが分かれるところだろう。訳語は読みやすいと思うので,Rを使って統計学を基礎からある程度の応用まで学びたいという目的にはぴったりの本だと思う。
- 昼食に出ようとしたところ,坦々麺屋に行こうと誘われて心が動いたが,カレーライスという初志を貫徹した。唐揚げ野菜カレーは想像通りの味で満足した。「1辛」でも相当辛いのだが,今日の気分には丁度良かった。しかし「5辛」とか,それをクリアした人だけが注文できる「6辛」〜「10辛」というやつは,いったいどういう辛さなんだろうか。プリントして持っていった論文のIntroductionを読了。読みやすい英語だし論旨はクリアだと思う。使っている道具立ても好みだ。後は,目的に見合った結果が出て適切な考察ができていればいいわけだが。
- 20:00を過ぎたところで,プレゼンファイル未提出者はあと10人くらいか。散髪して帰りたいので,そろそろ出なくては。
- 「さんたく」に寄ったら連休前で混んでいるためか,待ち時間が長かった。が,何とか22:04新前橋には間に合って,復路あさま553号。西野仁雄『イチローの脳を科学する:なぜ彼だけがあれほど打てるのか』幻冬社新書,ISBN 978-4-344-98075-4(Amazon | bk1 | e-hon)が面白い。
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