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【第1190回】 新幹線遅れ(2008年11月20日)
- 6:30起床。△。あさま510号に接続するしなの鉄道が遅れているので,到着を待ってから出発だとかいうアナウンスが流れ,10分遅れで出発した。珍しい。高崎でのJR同士の遅れは完全に無視している癖に,長野が始発駅だからなのか,それともしなの鉄道からの接続が特別扱いなのかしらないが,どうせ30分も待たずに次のあさま512号が来る時間帯なのだから,510号の出発を遅らせる必要はないと思う。この遅れのせいで,高崎では渋川行きにも前橋行きにも乗り継げなかった。しかも次の桐生行きは7分くらい遅れていた(理由はわからない)。ついてない。
- 寒いが晴れていて陽射しが柔らかいので自転車を漕ぐのは悪くない。そういう天気。内閣メールマガジンというのがあって,小泉内閣のときに登録してそのままにしていたら政権が変わっても引き継がれて送られてくるのだが,あまりに内容が鬱陶しいので登録解除した。あんな自画自賛だけのものを政府予算を使って送信するのは止めてもらいたい。まあ小泉内閣のときから自画自賛のプロパガンダ的なものではあったが,まだ監視しておこうかと思わせるだけの内容はあったような気がする。麻生内閣のは露骨過ぎる上に中身がない。
- 地域保健実習対応とか某投稿論文の修正とか諸連絡とかR勉強会のコーディングとか(Stat.Med.のSurvival AnalysisのTutorialに載っている作図はかなりトリッキーなテクニックを要した)データの再コード化結果をファイルに落とすとか教室セミナーとか明日の非常勤の講義準備とかで20:40頃まで。
- 復路あさま549号。家森幸男『食でつくる長寿力』日経プレミアシリーズ,ISBN 978-4-532-26019-4(Amazon | bk1 | e-hon)を読了。ちょっとフード・ファディズムへの親和性があって(著者自身がそうだというわけではないことは注意深く読めばわかるが)困るし,粗食原理主義の幕内秀夫とは喧嘩しそうだが,砂糖と油のジャンクフードを敵としているのは共通。管理栄養士の幕内が,一日30品目なんていう前にともかく朝食にコメを食え,と絶望的な訴えを展開しているのに比べて,医師の家森が,単身赴任が長い自分は具沢山の味噌汁を含んだ毎日の朝食だけで15品目いけるので簡単に30品目達成できているというのは格好いい。チベットやマサイやアボリジニの話は貴重だ。しかし内田亮子がアフリカの調査地で女子割礼への寄付を求められたのに対して,人権抑圧に加担したくないけれども現地文化の尊重も必要だという葛藤に悩むのに比べると,著者は健康のための介入には躊躇いがない。変えてしまったからには間接効果も含めて最後までつきあう覚悟が必要だと思うが,何十もの場所で調査をしてきた著者にそこまでの覚悟があるのかは不明だった。
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