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【第1259回】 データ入力を完了したい(2009年2月26日)
- 6:00起床。朝から大きな荷物をいくつも運んで疲れた。往路あさま510号。今日はデータ入力を完了したい。
- 昼飯としてとよだの日替わりを食べつつ,久々にサイモン・シン『宇宙創成』を読み進めた。やはり面白い。福岡伸一が『できそこないの男たち』で生物学の教科書を面白く書くために必要な方法として主張していたことを,(もちろん,サイモン・シンは福岡の主張なんて知らないだろうが)天文学と物理学についてやって,しかも成功している。地球がいつできたのか? という天文学的テーマについて,Creationistたちが聖書を詳細に検討して紀元前数千年という推定をして満足していた事態を急転させたのがDarwinの進化論であったというのは,言われてみれば当たり前なんだが,生物学と天文学がつながっているという広がりを感じさせて楽しい。
- しかし夕方の段階ではデータ入力がまだ終わっていない。うーむ。
- この記事を読んでフランキーを思い出した人は多いと思う。
- 昨日届いていたPNASのTocをさっき見たのだが,Editorialが,UCIのAyalaとAviseによるDarwin生誕200年の記事だった。
- 寒い上に花粉来たかも。理想的にはスギ花粉の季節が過ぎるまでどこかに逃亡していたいところだが,無理だよなあ。
- 前日の准講会総会の写真を加工して,写っている人の人数分プリントし,准講会の事務の方に配布をお願いした。来週木曜にweb作業があるとのこと。
- 20:50になったので帰途に就いた。高崎に着いたのが21:40頃だったので,LABI1で2.5インチハードディスクケースを買い,ついでに篠田節子の新作『仮想儀礼』(瀬名秀明が朝日新聞で絶賛していた)と娘からリクエストがあった『MAJOR』71巻を買おうと思って本屋に降りたら,ふと万城目学『鴨川ホルモー』角川文庫,ISBN 978-4-04-393901-5(Amazon | bk1 | e-hon)が目に付いて衝動買い。『MAJOR』71巻はあったが,篠田節子の新作はなかった。復路あさま553号で『鴨川ホルモー』を読み始めたら,あまりの破壊力(とくに吉田神社のシーン)に持っていかれてしまって,そのまま家でも読み続け,食後,風呂につかりながら2:00までかかって読了。冷静になって考えてみると,ストーリーそのものはライトノベルにもありそうな感じなんだが,舞台装置としての京都の町と京大生を描く筆力にやられたということなのだろう。それにしても主人公の痛さとヒロイン(といっていいのかどうかわからないが,作者が気に入っているキャラであることは確かだろう)のツンデレぶりは,森見登美彦とか滝本竜彦を髣髴とさせた。滝本は京大じゃないが,京大の作家はツンデレ好き?
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