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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第1632回】 久々に晴天(2010年7月8日)
- 5:30起床。久々に晴天で気持ちのよい朝だ。放射冷却のためか肌寒いほどだ。タマネギとジャガイモと油揚げで味噌汁を作って朝食とし,ゴミ出しをしてから出勤。昨夜は土砂降りだったために自転車を長野駅に放置してきてしまったので,長野電鉄の最寄り駅まで歩いた。往路あさま510号。
- 群馬も晴れ渡っていて,新前橋から自転車で大学に向かう途中も陽射しが強くて痛いほどであった。それでも,利根川沿いの自転車道を走っている分には,少しだけ涼味を含んだ風を感じることができるので耐えられたが,街中は暑くてダメだ。研究室に辿りつくためだけで相当に消耗した。
- しかし午前中に何とか期末試験の準備には目処が立った。午後は見学実習のレジュメ集を送付するためのcover letter案作りと情報セキュリティの講義準備と昨夜届いた人口学会仕事をする予定。
- 教室セミナーを挟んで,それらの仕事をしていたら,20:30を過ぎた。情報セキュリティの講義準備はまだ途中だが,疲れたので帰ろうと思う。cover letterはこれまで宛先別にWordで作っていたが,修正が大変なので,LaTeXで\newcommandを使って,礼状フォームを定義してしまった。これで今後は多少楽になるだろう。
- 東大ソフトボール部OB会から,今週末の京大戦に参加するOBの人数が足りないというメールが度々来ていて,可能なら行きたいのだけれども,ちょっと今週末に京都に出て行くのは無理だ。地区組織の班長としての集金仕事とか,今週末にやらなくては締め切りに間に合わないし,娘が入っているチームのコーチもあるし,息子の高校の文化祭もあるので,それらを全部切って京都に行くか? というと,まあ本当に人数不足で試合ができないというなら考えるが,去年の感じから考えるとたぶん何とかなるのだろう。
- 結局,研究室を出たのが21:00を過ぎてしまったので,復路あさま553号。今日から,通勤音楽を新しくした。つまり,去年の4月から何度か触れていたSAWAという女性vocalistがいるのだけれども,昨日,Amazonで予約購入しておいたファーストフルアルバムWelcome to Sa-World(リンク先は音楽ニュースサイトnatalieの,SAWAの強かさがわかるインタビュー記事)が届いていたのだ。DVD付きの初回限定版で,定価は税込3,465円だが,Amazonでは税込2,782円という2割引価格であった。この人の最大の魅力は,声だと思う。Judy and Maryのカバー曲としてRadioを最初に聞いたときにも思ったが,YUKIに匹敵する艶と甘さとCuteさを兼ね備えている(YUKIの凄さは,それでいて強烈なロックも歌えるところだが)。オリジナル曲の作詞はほとんど自身でされているようだが,高校の英語教師の経験があるだけあって,英語の歌詞が英語として正しく(付録の歌詞カードに書かれている対訳も絶妙で),かつ日本語歌詞との融合が滑らかだ。Throw him away!の「窓から空に彼投げ出したい」ってのは凄いフレーズだ(DJ部分でのこのメイキングの鼻歌っぽいフレーズは,YUKIの汽車に乗ってのPVのイントロを思い出させるし,ナレーションのDon't let her notice you.には,その受験英語っぽさにニヤリと……って考えすぎか)。この曲の「彼」は,「ある愛の詩」のオリバー・バレット3世を軟派にしたようなヤツという設定なので,それに誑かされずに「投げ出したい」というメンタリティをいいなと思うツンデレ好きにアピールする。PVのシュールさもなかなかのもので,ミラーボールでボーリングをしていたのも妙だったが(褒め言葉。念のため),「あいにいくよ」のお化け屋敷には参った。このアルバムは構成も凝っていて,洋モノのDJ番組を聞いているうちにディープな世界に飛ばされていくような,語りと音楽が絡み合ったものになっているのも楽しい。ハウス系のミュージシャンが大挙してサポートしているようで,楽曲のクォリティも高い。とくに新作曲の"I'm a President"のメロディーラインと,それを歌いこなすSAWAの声の艶やかさは最高(歌詞がまた,なんというか,字面は砂糖漬けのテロリストというか,そういう感じのものなんだけれども,心象風景として聞くと,心の持ちようで,どんな状況にあっても自分が過ごしやすく感じられるように,自分にとっての世界を再構成することは可能というメッセージにも聞こえる,その多層性がいいんだな)。Planet-Tのまるでavexかというサビも,ハウスの中のハウスという感じで癖になりそうだ。なお,打ちこみを始めて3日目にできたという"Dream about ..."は,いい曲なんだが,どこかで聞いたことがあるリズムと入り方だなあと感じて,つらつら考えてみたら,あれだな,木村カエラの大ヒット曲「バタフライ」に似ているんだな(そんなに似ているわけでもないが)。「僕らの音楽」とかで,YUKIとコラボしてくれないだろうか(対談の方は誰か海外のDJと英語でってのがいいなあ)。
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