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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第1841回】 公衆衛生学講義スタート(2011年4月11日)
- 土曜は自宅で仕事+息子の携帯の契約。これまでWillcom03ユーザだったが,いろいろ不便なのでDocomoに変えたいという。ぼくはWillcom03で何の不便もないし,家族全員Willcomにしておく方が安上がりなのだが,奴の言うこともわからないでもないので許可したのだ。機種はMEDIASだが,画面が大きくて薄いのが売りで,いかにも見た目に惹かれる若者をターゲットにした商品だと思う。その割にCFでは渡辺謙がイメージキャラなのが謎だが。UIがiPhone的で(Android携帯って皆ああなんだろうか),その辺も購買意欲をくすぐるのだろう。しかしぼくは何の魅力も感じなかった。
- 日曜は修学旅行に行く娘を送り出し,いくつか家事を済ませてから,講義準備の続きをするため大学へ(膨大な資料が一部しか持ち帰れなかったのと,スキャナを使いたいため)。長野駅まで行く途中で長野県議会議員選挙の投票も済ませた。昼頃に研究室に到着し,すべての準備が終わったのが21:50であった。これから帰っても終電で,翌朝また来るのかと考えたら,帰るのが面倒になった。妻に電話して研究室に泊まることを伝えてから,おおぎやラーメンで晩飯。餃子が美味だった。地震が来るかもしれないことを考えると怖かったが,研究室の床に銀色のマットを敷いて,シュラフカバーに入って眠った。目が覚めたら5:40であった。節電のためにブラインドを全開にしているため,外の明るさで目覚めたのかもしれない。
- 深夜眠る前と朝方,ちょっとwebブラウズして目に付いたサイトをリンクしておく。松田裕之さんの公開書簡で紹介されている,岡 敏弘氏:放射線リスクへの対処を間違えないためには,原発関連の放射線についてリスク評価の計算が明快に説明されている。安井至さんが,市民のための環境学ガイドで,バーチャル後藤新平というプロジェクトをFacebook「環境学ガイド」(何ヶ月か前に試みとして作られたクローズドな意見交換グループ)で始めたと書いている。関東大震災後の復興のグランドデザインを作った後藤新平にならって,東日本大震災後の復興のグランドデザインをインターネット上の知を結集してやろうということらしい。4つの課題に分けて議論するという構成はいいと思う。国家体制編に掲載されている「様々な問い」は,ほとんどすべて,何度も考えたことがあるようなテーマで(そのうちいくつかは,環境自由大学青空メーリングリストで議論したことがあるテーマで),時間さえ許せば参加したくなった。Facebook自体はmixiとは違って知の囲い込みではないし,twitterほどのリアルタイム性は要求されないし(あれも要求しているわけではないが),このメモでさえ実名で公開しているくらいだから実名主義にも抵抗感はないし,悪くないサービスだとは思うんだが,gmailに頼りたくないのと同じ,米国のインフラに頼りたくないという意味で,これまで使わないできた。が,この際,使ってもいいかもしれない。ただ,荒らしを避けるためと裏情報をこっそり議論したい場合のためにクローズドにしている(ざっとGoogleで検索した限りではページが見つからないので,読むこともできないのだと思う)のはわからないでもないが,それだと知の囲い込みになってwebの思想とは相容れないから,半分クローズドというか,誰でも参照できるが実名登録しないと書けないというスタイルの方が,ぼくは好きだな。瀬名秀明さんの「文系人間のための科学本棚」最終回前篇は良書が多そうだ。少なくとも最初のものは読まねば。この数日,ネットで話題になっている,斉藤和義氏の反原発替え唄についての,渡瀬夏彦氏のブログエントリ。そう言えば確かに,タイマーズのラブミーテンダーへのオマージュなのかもしれない。三中さんのdagboekで,アルルカン閉店を知った。人類生態にいた頃は好きなケーキ屋の1つだったんだがなあ。
- 7:00を過ぎたので病院のローソンに行って,朝食用に握り飯を2個と五目いなりを1個買ってきて食べた。昨日の都知事選では石原氏が4選したそうだが,高山聖史『都知事選の勝者』宝島社文庫,ISBN 978-4-7966-8211-4(Amazon | bk1 | e-hon)を読むと(まだ途中までしか読んでいないが),このヒロインのような人が立候補していたら違ったかもなあと思われた。
- 一日中公衆衛生学の講義で,続けてMD-PhDコース選択希望学生との話があり,さらに続けてR実践活用勉強会があった。MD-PhDコース学生と話していたときに,比較的大きな地震があり,福島県浜通りで震度6弱だったのが不気味だ。R実践活用勉強会の最中も余震があって気持ち悪いので,早く帰ろう。
- 人口学会の仕事がメールで複数来たが,1つ面倒なものは後回しにして,それ以外の仕事だけ終わらせたので,もう帰る。
- 復路新幹線で『都知事選の勝者』を読了。たぶん敢えて決着を付けなかったのだと思うが,現実とは違って,いい展開だった。しかし,完全なフィクションであるヒロインと「蝉の候補者」を除けば,かなりの程度現実の都知事選の結果に合っていて恐れ入った。
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