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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第2085回】 古紙回収と講義準備(2012年1月8日)
- 昨夜束ねた古紙を回収場所に出し,朝食後に講義準備を始めた。明日は祝日だから講義は無いが,次回の統計演習はクロス集計の2回目で疫学的なことも説明しなくてはいけないので,わかりやすい説明を作るには時間がかかりそうだ。
- それにしても,以前からweblogの更新チェックをしている方々の更新頻度が低下してきたのは,tweetで満足してしまっている(and/or 時間を取られてしまってweblogまで手が回らない)からであろう。tweetでは流れてしまうので後々役に立たないんじゃないかとも思うのだが,そのためにtwilogとかいろいろな仕組みが考えられているのだろう。まあ確かにアンテナを見てチェックに行くよりも,(仄聞する限り)フォローとかタイムラインで見る(?)といったtwitterの機能を使う方が即時性と手間の少なさから考えたら上なのかもしれないが,裏返せば情報流入を遮るための心理的障壁が上がってしまうだろうから,締め切りに追われているような人間には向かないのではないかと思う。
- R-bloggersというRユーザにとっては有名なサイトがあって,かなり頻繁に眺めている。日本でも同じようなサイトがあったらいいのにと思う人は多いんじゃないかと思う。さっき見たら,そこに参加しているRobin's Blogのエントリとして,John Snow's famous cholera analysis data in modern GIS formatsという記事が載っていたのだが,これが実に面白い。疫学の講義で使えそうだと直感的に思ったが,既にそういうコメントを付けている人がいて,講義が終わったらどのように使ってどうだったかを教えてほしいという返事が書かれていた。
- 途中まで読みかけていた,佐滝剛弘『それでも、自転車に乗りますか?』詳伝社新書,ISBN 978-4-396-11261-5(Amazon | bk1 | e-hon)を読了。毎日の通勤で80分も自転車に乗っている我が身にとってみれば見逃せない本だ。著者自身,学生の頃から自転車部に所属し,都内で自転車通勤を実践している人だが,都市での自転車利用をとりまく曖昧かつ厳しい状況をはっきりと描き出し(ぼくも日々感じていることが多く共感した),ご自身とご子息が起こしてしまった事故の示談交渉の大変さという自転車利用の負の側面にも警鐘を鳴らす一方で(具体的で大変参考になった),パリやロンドンや韓国での大々的な取り組みを示してくれることによって,自転車利用のポジティブな可能性も感じさせてくれる本であった。日本のいくつかの都市での取り組みについても書かれているのだが,かつて渡辺千賀恵『自転車とまちづくり』で自転車の町として取り上げられていた茨城県古河市(当時青空MLに投稿した記事)については触れられていなかった。もし古河市が止めてしまったのだとすると残念だ。
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