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Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第2114回】 採点と課題図書読みの続き(2012年2月12日)
- 日曜も土曜と同じ。採点を進めていて,想像通りだったのは,コードを全部書いて結果と考察をまとめるタイプの問題(Q1)にある程度答えられている学生(A群とする)は,穴埋め問題(Q2とQ3)は完全解答に近いということであった。全体のほぼ1/3を占めるA群の学生は,たぶん将来自力で統計処理をする必要がでてきても何とか対処できると思うし,それで対処できないレベルの問題は,統計学の専門家に相談するしかないくらいの難問だから,それは仕方がないだろう。Q1ができなかった学生が3層に分かれていて,Q2とQ3には完全解答に近い学生(B群)と半分くらいできている学生(C群)が大半だが,ごくわずか,Q2とQ3もほとんどできていない学生(D群)がいるのが問題だ。D群は落として来年再履修してね,という方法もありかもしれないが,資料持ち込みもネット参照も可な穴埋め問題でこの結果になるということは,おそらくデータ解析の手順というか考え方が根本的なところでわかっていないか,あるいはまったくやる気がないかのどちらかだと思うので,数人のことだし,呼び出すかネット経由で,ものすごく基礎的な解析の手順について答えてもらおうかと思う。B群の学生は,たぶん現実の問題にどの統計解析の方法を適用すればいいのかを判断するところが十分でないが,個別の解析方法の使い方はマスターしていると思う。真面目に演習していれば,誰でもこのレベルにはいけるはずだし,だいたい半分くらいの学生がここに該当した。たぶん,前期の統計学の授業を真面目に受けて統計学を理解していれば,この人たちはA群になれたはずだ。C群は演習への出席回数も少ない傾向があり,欠席した回の内容が出題されたときにわからなかったということだと思う。これは真面目に出てもらうしかない。自習できるようにwebで資料は公開しているのだから,春休みにでも自習してほしいと思う。期末試験の欠席者については,学務に確認しなくてはいけないが,少なくともそのうち1人は他の単位が取れていないため留年することを覚悟したから受けなかったという話なので,他の人もそうなら,もう一度履修してもらうのが筋であろう。
- 日付が変わって1:00になったところで,採点も課題図書も終わっていないが体力の限界に達したので眠った。
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