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社会調査第8回
「調査票の設計〜質問項目の作り方」(2001年6月7日)
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2002年1月2日 水曜日 13時02分
講義概要
- 調査票とは?
- 調査票とは,調査をするときに得たい情報をリストアップしておくものをいう。項目だけをあげたものを狭義の調査票といい,実際の文章として質問文を形にしたものを質問紙という。もちろん区分は明確ではない。
- 調査票は,面接(インタビュー)調査で使われる場合もあるし,電話調査で使われる場合もあるし,配票(留置),郵送,一堂に集めるなどの方法で被調査者自身が記入したものを回収する場合もあるなど,さまざまな使われ方をされる。面接調査と電話調査で使われる場合は調査員が回答を記入するので他計式,それ以外の場合は被調査者自身が記入するので自記式または自計式と呼ばれる。
- 面接(インタビュー)調査で使われる場合(Pは長所,Cは短所)
- (P1) 直接に被調査者に面接することにより,標本として指定された本人の応答を確実に捉えることができる
- (P2) 調査票の回収率が高くなる
- (P3) 他の調査法よりも調査票が長くなっても良い
- (P4) 質問をよく被調査者に理解させることができる
- (P5) 必要なら他の関連質問によって回答の真偽を確認することができる
- (C1) 一般に多数の調査員が必要で(一人で調査できるサンプル数には限界がある),交通費など費用も多くかかる
- (C2) 追求訪問(一度で聞き取りきれなかった場合など,何度も繰り返して調査すること)が必要
- (C3) 調査員によって応答が異なることがある
- (C4) 調査員による不正(捏造)が生じ得る
- (C5) 特殊な階層の人たちには面接できないこともある
- 配票調査(留置法)で使われる場合
- (P1) 面接に比べると追求訪問が少なくて済む
- (P2) 面接より回収率がやや高いことが多い
- (P3) 面接より費用が少なくて済む
- (C1) 被調査者自身が記入したかどうか確認できない
- (C2) 本人が記入したとしても周囲の意見が影響することが多い。相談したり,他人の意見を聞いて記入される可能性もある
- (C3) 自計式共通の欠点(調査項目が誤解されやすい,記入が不正確になりやすい,記入漏れが生じやすい)がある
- 集合調査で使われる場合
- (P1) 調査の説明や条件を被調査者の全部に対して一定にできる
- (P2) 費用は安くて済む
- (P3) 簡便に調査できる
- (P4) 調査員も少数でよい
- (P5) 無記名にできる
- (C1) 学生を教師が集めるような特別の場合を除いて用いにくい
- (C2) 出席率は一般にあまり良くない
- (C3) 自計式共通の欠点がある
- (C4) 被調査者の差を無視することになる
- (C5) 被調査者中の何人かの発言が大きな歪みを引き起こす可能性がある
- (C6) 出席者の日当や交通費を出さねばならない場合は,かえって費用がかさむ
- 郵送調査で使われる場合
- (P1) 一般には費用は安くて済む
- (P2) 広い地域に調査票を配布することができる
- (P3) 無記名にできる
- (P4) 面接と違って調査員による偏りは生じない
- (P5) 面接しにくいような特殊階層の人にも調査票を届けられる
- (P6) 返送率や返送速度が,被調査者の性格の一面を表す情報として利用できる
- (C1) 協力要請の方法に工夫が要る。手紙の書きかたによって記入し返送する意欲が左右され,切手を貼り宛名を書いた返送用の封筒も同封するなど,回収の仕方にも工夫を要する。発送の時期や催促状の書きかたも大事。
- (C2) 調査票の回収率は低い
- (C3) 正しく本人に渡るかどうかわからない
- (C4) 自計式共通の欠点がある
- (C5) 回収が難しいので催促状を何度も出さねばならないし回収に時間がかかる
- (C6) 調査項目が長すぎると記入が忌避されるので調査票の長さが制限される(一般に面接の半分以下)
- 電話調査で使われる場合
- (P1) 簡単で迅速に調査できる
- (P2) 面接調査より安上がり
- (P3) 電話帳を使って無作為標本をとりやすい(携帯電話のメールではランダム・ディジット法が使えたが,一般にSPAMとして迷惑な場合があるため,最近不可能になった)
- (P4) 面接しにくい人にも調査できる
- (C1) 電話を持っている人だけに対象が限られる(現代の日本ではほとんど問題にならないが,20年前には大きな問題だった)
- (C2) 遠隔地を対象にした場合は費用がかさむ
- (C3) 1人あたりの調査時間は短くならざるをえないので,簡単な調査しかできない
- 調査項目の選択に当たって注意すべき点
- ●調査目的に関連した,あるいは作業仮説に関連した,必要十分な調査項目を含ませねばならない
- ●一般には,調査目的になっている大きい主題をまずいくつかの次元に分解し,次にその各々をさらに細かいいくつかの次元に分解し,といった手続きを繰り返し,最終的に細分されたものが調査項目となり,見出し語あるいは質問の形で調査票に取り入れられる
- ●何か興味があり価値がありそうに思われると何でも入れたくなるが,吟味が必要:(1)その項目でデータが得られるか?(2)データが得られるとしても分析に使えるか?(3)全体のバランスからみて重要度が低くないか?(4)被調査者に抵抗や反感や困惑を起こさせないか?
- ↑(2)の確認には,ダミーテーブルの活用が有効。
- ●必要最小限+聞きにくいことを聞くための導入的な質問,他の質問の応答を確認するための限られた無駄な質問
- 用語上の注意
- ●簡単明瞭かつ正確に被調査者が理解できること。例:年齢でも,ただ「おいくつですか?」という問いでは,満年齢か数え年かわからないし,年まででいいのか何ヶ月まで必要なのかという精度もわからない。被調査者の最低理解水準を基準にしても「わかる」ようにする
- ●単純な日常会話的用語,副詞や代名詞に注意する。例:「どんな洋服を着ますか?」「それは何故ですか?」
- ●一般名詞と固有名詞に注意する。例:「新聞を何部とっていますか?」では新聞の種類がわからないし,部数を聞くときに客商売の接客用をふくめるかどうかも曖昧。
- ●被調査者の階層や環境の違いによるイメージの違いに注意する。例:「風呂」といっても下宿している学生などでは銭湯をイメージするかもしれない
- ●難しい用語や専門用語は避ける。やむを得ず使う場合は明瞭な定義を与える。例:USの調査で,まったく架空のMetallic Metals法について尋ねた結果,70%の被調査者が「それは連邦か州で調査すべきだ」と答えたという報告がある。被調査者は「ことばがわからない」とは言いたがらない。
- ●ステレオタイプ的な単語は避ける。例:「左翼」というコトバでイメージするものは,被調査者によって大きく異なる
- 文章上の注意
- ●過度な形容詞の使用は避ける
- ●被調査者が質問について肯定する傾向にある("yes" tendency)ことに配慮して文章を工夫する
- ●とくに複文で誘導的な前置き(威光暗示効果など)にならないよう注意する。例:「世間では○×といわれていますが,あなたは……」という問いは,世間の威光を借りて回答を歪める
- ●単位によって限定されるような聞き方は避ける。例:「1ヶ月に何冊くらい本を読みますか?」という質問では,年に2〜3冊の人は0か1に無理に分類される可能性が大きい
- ●文章の意味内容が2つ以上の論点を含んでいる質問(Double-barreled question,日本語でもそのまま「ダブルバーレル」と呼ばれる)は,各論点について1つずつの質問群に分解する。
- ●過去の細かい記憶をもとにした質問はしない。
- ●否定的語法の質問は曖昧なので避ける。例:「市営動物園の缶詰会社への払い下げは,阻止すべきでしょうか,それともすべきではないと思いますか?」という問いで「すべきではないと思う」という回答は,「払い下げすべきではない」のか「阻止すべきではない」のか曖昧。
- ●あまりにも突飛な質問はしない。例:唐突に「もし火星に住むとしたら…」というような問いは,調査全体への信頼性を失わせかねない。
- 質問の仕方のタイプ
- (1) 個人的質問と一般的質問。
- (2) 意識を聞くのか実態をきくのか。
- (3) 意見を聞くのか知識を問うのか。知識を問う質問を濾過質問として使うことも。
- (4) 平常の行動をきくのか,特定日時の行動をきくのか。
- (5) 単一の質問で聞くか,質問群で捉えるか。
- (6) 特定質問にyesまたはnoと答えた者に対して,その判定を覆させるような第2の誘導的な質問を発して,第1の質問のyesまたはnoの強さを測る。この第2の質問をbiased questionという。例:「今度の総選挙には投票に行きますか? それとも行きませんか?」で「行く」と答えた人に対して,「投票日に雨が降っていたら/投票日に何か用事ができたら/どうしますか?」,「行かない」と答えた人に対して,「知人に誘われたらどうしますか?」と尋ねてみる。言い回しの効果が大きいので難しい。
- 回答形式のタイプ
- (1) 自由回答質問
- (2) プリコーディッド自由回答質問
- (3) 回答選択式質問(賛否的=2項選択,品等的=rating,質的多肢選択,量的多肢選択)
- (4) 序列質問
- (5) 複数選択
- 質問票の流れとレイアウト
- ●質問の順序の原則
- 答えやすい質問は前
- 関連する事柄や似ているものは集める
- 対象者を限定する枝分かれ質問(サブクエスチョン)で間違いにくい順番を工夫する
- ●タイトル:反発を起こすものは避ける
- ●調査主体や連絡先の明記
- ●挨拶
- ●記入上の注意
- ●調査票についての処理の記録欄:コーディングで使う
- ●小見出しや説明:対象者に調査の順序をわかってもらうための説明
- ●質問番号:論理的階層性が明確な方がよい
- ●回答上の指示:【】に入れるとか書体を変えるなど,質問との区別がはっきりするように。
- ●お礼の挨拶
- ●調査員判定
- ●最終レイアウトとページ数:最後のページがだいたい一杯におさまるようなレイアウトにし,通しのページ番号を振る。
小テスト
- (1)一般の成人を対象とした世論調査での質問項目として,以下にあげる5つを評価してください。問題がないならば問題なしと書き,問題があるなら,それが講義で触れたどの点で問題なのかを明確に指摘し,改善した質問を作ってください。
- (A) 小泉内閣の支持率の高さには田中真紀子外相の人気が大きな役割を果たしているという意見がありますが,もしそうだとすると内閣支持率とは何を意味するものだと考えられますか?(自由回答で)
- (B) サマータイム法にはワークシェアリング以上の省エネ効果があると思いますか?(強くそう思う,どちらかと言えばそう思う,どちらともいえない,どちらかといえばそう思わない,全くそう思わない,わからない,から1つ選択)
- (C) あなたは,家庭教育や学校教育の質の低さが,少年非行の原因だと思いますか,それともそうは思いませんか?(強くそう思う,どちらかといえばそう思う,どちらともいえない,どちらかといえばそう思わない,まったくそう思わない,わからない,から1つ選択)
- (D) 日本人は討論が苦手なので組織を民主主義的に運営する能力に欠けるという意見がありますが,あなたはこの意見に賛成ですか,反対ですか?(賛成,反対,どちらでもない,わからない,から1つ選択)
- (E) あなたは,あなたの住んでいる地域に愛着をもっていますか? それとももっていませんか?(強くもっている,どちらかといえばもっている,どちらともいえない,どちらかといえばもっていない,まったくもっていない,わからない,から1つ選択)
- (2)以下の質問に答えてください。さらに,この質問項目には問題があるかないか,問題がある場合は何が問題なのかを評価してください(学生にはパタンAとパタンBがランダムに配られる)。
- (パタンA)子どもは3歳までは主に母親が育てるべきだという意見がありますが,あなたはどう思いますか?(賛成,反対,どちらともいえない,わからない,から1つ選択)
- (パタンB)あなたはいわゆる3歳児神話に賛成ですか?(はい/いいえ,に丸をつける)
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- ダブルバーレルの意味がよくわからない
元々は,2つの樽という意味です。文章の意味内容が2つ以上の論点を含んでいることを,樽が2つ重なっていることに喩えて,こういいます。(2002年1月2日訂正)群馬大学の青木繁伸先生から「二連発銃の意味では?」とご指摘を受け,調べてみたところ,確かにそちらの意味でした。何かで2つの樽から来ているという記載を見たような気がするのですが,そういう説の存在は確認できませんでした。申し訳ありません。石川淳志,佐藤健二,山田一成(1998)「見えないものを見る力【社会調査という認識】」八千代出版の,p.284に,「ちなみにダブル・バーレルとは双胴銃のことで,一度に二つの弾丸が飛び出すしかけになっている」とありました。
- プリコーディッド自由回答質問について補足説明を希望
- 質問形式はまったく自由回答で,被調査者は自由に答えるのですが,調査者側で予め予想される回答としていくつかのカテゴリを用意しておいて(このことを「プリコーディッド」といいます),聞き取ったときの判断でそのカテゴリの回答ボックスのどれかにチェックします。
- 集合調査(C4)の被調査者の差を無視するといった場合の「差」とは?
- 全員を一堂に集めて説明しても,背景も違えば能力も違うので,説明をどの程度理解度できたかということには一人一人差があります。面接調査ならば,被調査者の反応を見ながら一人ずつわかってもらうまで手を変え品を変え説明できますが,集合調査ではそこを無視せざるをえません。
- 小テスト2番の回答について(質問の仕方によって結果が変わる実例として)
質問パタン | 支持 | 反対 | どちらでもない | わからない | 無回答 |
パタンA | 2 | 5 | 11 | 1 | 3 |
パタンB | 3 | 10 | 0 | 0 | 3 |
χ2=13.206,d.f.=3,p=0.0042(無回答を除く)
- (注)このクロス集計表には度数ゼロのセルがいくつもあるので,厳密に言えば,ここでカイ二乗検定をした結果は正しくない可能性があります。フィッシャーの直接確率を求めるか,カテゴリの併合をすべきです(社会統計学第6回を参照してください)。
- ●聞き方によって回答が異なることが示唆されました。
- ●パタンAの聞き方だったら「どちらでもない」または「わからない」と答えたであろう人が,パタンBではその選択肢がないために無理やり「はい」か「いいえ」と答えた可能性があります。
- ●パタンBでは"yes" tendencyの危険と,「3歳児神話」という用語を説明なく使っているという2点で回答が偏る可能性があります。
- 小テスト回答例(1−A)
- 「大きな役割」は強い形容詞ですし,「もしそうだとすると」で,それに同意する対象者を限定するので,サブクエスチョンを作るべきです。改善例としては,「QA.小泉内閣の支持率の高さと田中真紀子外相の人気は関係があると思いますか,それともないと思いますか?(強く関係していると思う,多少関係があると思う,どちらともいえない,あまり関係ないと思う,まったく関係ないと思う,わからない,から1つ選択)」「QA−S.QA.で「強く関係していると思う」または「多少関係があると思う」と答えた方にお聞きします。内閣支持率とは何を意味するものだと思いますか?(自由回答で)」といった聞き方が考えられます。
- 小テスト回答例(1−B)
- 「サマータイム法」「ワークシェアリング」は,「難しい用語あるいは専門用語」に該当するので,明確な定義を与えて使わなくてはなりません。回答の選択肢にある「わからない」は,判断できないものだけに該当するべきで,用語の意味がわからないのではいけません。また,「あると思いますか?」だけで質問が終わっているので,"yes" tendencyが出るかもしれません。さらに,ワークシェアリング単独では省エネルギー効果とは無関係なので(フレックスタイム勤務制度の拡大に伴ってワークシェアリングすれば雇用を維持しつつ省エネルギーが可能になるかもしれないと考えれば,まったく無関係だとはいえませんが),そもそも問いの立て方が良くないといえます(「突飛な質問」にあたります)。改善例としては,「省エネルギーのために有効な対策の1つの可能性として,政府はサマータイム法(日の出時刻が早まる時期に,夕方の明るい時間を増やし日の出から1日の活動開始までの時間を減らすことを目的として,時計の針を1時間進めるという法律)の制定を検討しています。一方,時計の針を進めなくても,フレックスタイム勤務制度の拡大(始業時刻と終業時刻を日の出時刻の変化に応じて変えるなど,就業時刻に弾力性をもたせる)でも同様の効果が得られるという意見もあります。サマータイム法にはフレックスタイム勤務制度の拡大よりも大きな省エネルギー効果が期待できると思いますか,それとも期待できないと思いますか?(期待できると思う,どちらともいえない,期待できないと思う,わからない,から選択)」といった聞き方が考えられます。
- ●なお,サマータイム法を推進する根拠として,平成10年の総理府世論調査で賛成が過半数を超えたことが使われていますが,この世論調査にも実は「サマータイム法」という用語の説明が不十分だとか(無回答や「わからない」がかなりあるので),「OECD諸国の中で導入していないのは日本と韓国とアイスランドだけですが,我が国でも…」と威光効果を使って回答を偏らせているという問題点があります。
- 小テスト回答例(1−C)
- ダブル・バーレルになっています。家庭教育と学校教育は論点が違います。改善例としては質問を2つに分けて,「あなたは,家庭教育の質の低さが少年非行の原因だと思いますか? それともそうは思いませんか?」「あなたは,学校教育の質の低さが少年非行の原因だと思いますか? それともそうは思いませんか?」ともに,(強くそう思う,どちらかといえばそう思う,どちらともいえない,どちらかといえばそう思わない,まったくそう思わない,わからない,から1つ選択)とすればいいと思います。
- 小テスト回答例(1−D)
- これもダブル・バーレルになっています。「日本人は討論が苦手」「日本人は組織を民主主義的に運営する能力に欠ける」は別々の意見ですから,分けねばなりません。細かく言えば,「なので」で繋がれているので,その論理関係も「意見」に含まれるかもしれません。改善例は,「あなたは,日本人は討論が苦手だと思いますか? それとも得意だと思いますか? (苦手,どちらかといえば苦手,どちらともいえない,どちらかといえば得意,得意,わからない,から1つ選択)」「あなたは,日本人は組織を民主主義的に運営する能力が十分にあると思いますか,不足していると思いますか? (十分にある,どちらかといえばある,どちらともいえない,どちらかといえば不足している,不足している,わからない,から1つ選択)」「あなたは,討論の能力と組織を民主主義的に運営する能力には関係があると思いますか? それともないと思いますか? (関係あると思う,どちらかといえば関係あると思う,どちらともいえない,どちらかといえば関係ないと思う,関係ないと思う,わからない,から1つ選択)」の3つに分けることが考えられます。
- 小テスト回答例(1−E)
- 「地域」という言葉は,階層や環境によってイメージするものが違います。改善例は,「あなたは,あなたの住んでいる都道府県に愛着をもっていますか? それとももっていませんか?(強くもっている,どちらかといえばもっている,どちらともいえない,どちらかといえばもっていない,まったくもっていない,わからない,から1つ選択)」などとなります。
- 小テスト回答例(2)
- パタンAは問題ないです。パタンBは上記の通り,用語に問題があって,"yes" tendencyが出そうな問題があります。