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Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2015. Last Update on 2015年10月3日 (土) at 12:07:36.
6:30起床。前夜のパスタを温め直して朝食。紅茶を合わせた。8:15までデータ入力をしたが終わらないまま,8:30のバスで三宮へ。関空行きのリムジンバスの中でもデータ入力をしたが,まだ終わらない。関空に着いたとき,まだチェックインが始まっていなかったので,とりあえずベンチでデータ入力の続き。漸く終わってUSBに入れたらチェックインが始まっていたので,とりあえずチェックイン。
JetStar Asiaは機内持ち込みの手荷物が2つまで,7 kg以下ということだが,別に荷物の重さを量るわけではないので,軽そうな荷物が2個以内なら大丈夫なようだ。今回の旅はマニラ,ポートモレスビーを経由してダルーに行くのだが,マニラ以降のAir Niuginiのチェックインはマニラに行かないとできない(ということは,当然預け荷物もスルーにはできない)というので,荷物を預けず全部機内持ち込みにした。機内持ち込みの荷物にはCarry-on baggagesという紙のタグが付けられるので,2つに分けて持ち込むつもりなら,この時点で2つに分けておく必要がある。ここで寝袋と蚊帳を持ってくるのを忘れたことに気づいた。マニラで探してみるが,無かったらPNGに着いてから代替物を探すしかないなあ。
pdfを印刷するのにはコンビニの複合機が安いだろうという発想から,2階に降りてファミリーマートに入った。レジの並びの奥に複合機があり,狙い通りに2012年と2013年のデータシートをプリントすることができた。
昼飯を食べる暇がなくなってしまったので,そのまま手荷物検査場,出国審査を通り,シャトル? で移動してから37番ゲートの待合室に着いた。ちょうどのタイミングだった。
関空を12:50頃飛び立ち,4時間半かかって,現地時間16:20頃にマニラに着いた。さてトランジットなのだが,健康チェックの黄色い紙は他のゲートに行くすべての乗客が通らねばならず,そこが長蛇の列で萎えた。どうやら,記入に不備がある人が多く,書き直しに時間が掛かっているようだった。機内で紙を配るだけでなく,簡単にインストラクションしておけばいいのに。
そこを通ってまっすぐ歩くと,入国審査場に向かう流れの途中にTRANSFER DESKがあった。そこにいた係員にPXでポートモレスビーに行くというと,まだ受付が始まっていないから,1階上のラウンジに行って19:20まで待つように指示された。手荷物検査機を通して1階上に上がると,各航空会社のラウンジに向かうところに係員がいて止められてしまった。階下のTRANSFER DESKの係員からラウンジで待つように言われたんだけど? と言うと,右手を示されてあっちへ行けと言われた。行ってみたら,そこは無料待合室であった。まあ,確かにFree Loungeと書かれていた(通路を挟んで反対側にはTransit Loungeと書かれた無料待合室もあった)。そこまでPXはサービス良くなかったか。
とりあえず腹が減ったので,Piazzaという店に入って,マルガリータピザ(120ペソ)とコーヒー(40ペソ)を買った。米ドル小額紙幣が使えて,160ペソ=3.75ドルということで,4ドル払ったら,ちゃんとお釣りもくれた。マルガリータピザは10分掛かるというのでちょっと期待したが,たんに冷凍ピザをオーブンで焼くのに10分掛かるだけのことで,ただ空腹を満たすだけのものであった。しかし,コーヒーは意外に美味だった。店内で電源は取れないがテーブルと椅子があったので,ピザを食べつつコーヒーを飲んで,このメモを打っていたら18:00近くなった。ちなみにネット環境は,GlobeFreeWiFi@NAIAというWiFiで利用規約にOKすれば無料でネット接続できた。
まだTRANSFER COUNTERのある階は見ていないが,この階には寝袋と蚊帳は売られていなかった。
19:00を過ぎたので階下へ。TRANSFER DESKで尋ねたところ,まだPXの係員が来ないので手続きできないというので,高野秀行『移民の宴:日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活』講談社文庫,ISBN 978-4-06-293183-0(Amazon | bk1 | e-hon)を読み進めた。「不思議」かどうかはともかく,とても面白い食と文化のレポートであることは確かだ。
19:20頃,係員が来たということでカウンターに行ってみると,白人男性が1人,東洋人女性が1人先にいて,既に手続き中だった。2人が話している内容が漏れ聞こえてくるところから推察すると,白人男性はバングラデシュに住んでいていろいろな国に数週間ずつ行くことがあり,ワニが旨かったなどと言う話をするちょい悪オヤジな感じで,正体不明の東洋人女性の方は,栄養学の研究者のようで,人々が何を食べているのか調べに行くと言っていた。よほど話に割り込もうかと思ったが,2人で話が弾んでいるところで邪魔できなかった。
ともあれ,カウンターで無事にボーディングパスを入手してみたら,出発ゲートはすぐ隣なのだった。この空港は3つのターミナルに分かれていて,ターミナルが違うとタクシーで移動しなくてはいけないくらい広大なのだが,この乗り継ぎはラッキーだった。再び上階に上がってTransit Loungeの方に歩いていたら,萩原さんから声を掛けられた。彼は第二ターミナルに着いていったん入国し,タクシーで第一ターミナルに来てチェックインと出国審査をしてからここに来たとのこと。山内さんがなかなか来なかったので先にゲートのところに行ったのかと思い,16番ゲートの待合室に行ってみたが,そこにもいなかった。ボーディング開始の10分前くらいに現れたので聞いてみたら,羽田からマニラの飛行機が1時間遅れだったとのこと。
無事にボーディングが済んでから離陸まで暫く待ったが,無事にマニラを飛び立った。
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