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2015年9月のPNG超弾丸往還記

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2015. Last Update on 2015年10月3日 (土) at 12:07:36.

【第2日目】 どたばたのPNG初日(2015年9月21日)

飛行機は早朝にジャクソン空港に着いた。いつの間にかOn arrivalのビザ発行手数料が要らなくなったようだ。入国もスムーズだった。国際線ターミナルの出口のところにはDigicelとBe mobileの店があって,こんな早朝だというのに営業していた。DigicelのSIMカードを買って,Coviaのスマホにセットアップして貰ったが,何の問題もなかった。SIMカード本体が10K,通信が7日間コースとかで20K,通話に20Kという契約で50K払った。前回よりSIMカード自体は半額になっていた。

ダルーからのアレンジをしてくれているはずのB氏にショートメールを送ってから国際線のチェックインカウンター前にあるコーヒーショップ(店名は忘れたが,壁際のコンセントやカウンター前のテーブルのUSBや電源の集中タップが使えるのが嬉しい。ただし,テーブル上のUSBタップは電圧が低いのか電流が弱いのか知らないが,山内さんのiPhoneには充電できるのに,ぼくのCoviaには充電できなかった)でコーヒー(ぼくはエスプレッソ,他の2人は普通のブラックコーヒーで,どれも7キナ=約350円だったが,スタバレベルの旨さであった)を飲みつつ3人で戦略会議。B氏から電話があって到着について少し話したが,すぐに切れてしまったので詳細はわからず(後で聞いたら,電力の問題? とかで突然切れてしまったそうだ)。

Kukiホテルの晩飯やや不安を抱えたままボーディング(チェックインはマニラで済んでいたので)。ダルーまで約1時間強の旅は快適だったが若干疲れた。空港の外には誰も迎えが来ていなかったので,その辺にいた若者の力を借りてKUKIホテルの送迎車を読んで貰い,チェックインした(予約はとっていなかったが大丈夫だった)。K村行きの小さい飛行機を飛ばしているMAFに問題があり,最近はフライトが無いというので,翌日にディンギー(ここの人たちは船外機付きのボートのことをこう呼ぶ)でオリオモステーション廻りでK村を目指すことになった(ちょうどスーパーの前でK村の代議員P氏に会って,彼が同行してくれるという話になったが,実は忙しいB氏から我々のK村行きのアレンジを頼まれてダルーに来ていたらしい)。別口で昔からの知り合いE氏もちょうどポートモレスビーから帰ってきていたので,村まで一緒に行こうと言ってくれたのだが,P氏が自分の方が代議員だから村で何かするなら自分の方を優先すべきだと言って譲らなかったので,P氏がアレンジしたボートとトラックを使うことになった。

その後はスーパーに行って蚊帳とシーツと食糧を買ったり,病院に行って院長,歯科医,看護師長,事務長といろいろ喋って情報収集したりした後,宿で暫く休んでから晩飯。時々停電するのが鬱陶しいが,バラマンディーと鶏肉とクレイフィッシュのフリッターはそこそこ美味だった。

お茶を飲みながら3人で研究費の打ち合わせ後,23:00頃まで部屋で打ち合わせした企画について入力していたが眠さに負けた。

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