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Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2015. Last Update on 2015年10月3日 (土) at 12:07:36.
7:30頃起床。昨夜の残りのポテトを朝食代わりに食べ,コーヒーを飲んだ後,8:30頃にATMに行った。ぼくらより前に数人並んでいたが,とくに危険な雰囲気は無かった。暫く並んでいると,目の前の金網の柵に鍵が掛かっていなくて,風で開き始めた。一つ前に並んでいた男がそれを見て柵を押さえ,警備員を呼んだところ,柵を直しただけではなく,外国人がこんなところで並んでいては危険だと思ったのであろう,並んでいる人たちをすっ飛ばして列の先頭にしてくれた。並んでいた人たちには申し訳なかったが,安全に現金を引き出せて助かった。
飲み物を買ってホテルの部屋に戻り,暫く打ち合わせとか荷造りをした。11:00近くなると,空港に行くべき時間だと言ってホテルのドライバーがやってきたのでチェックアウトし,割ときれいな車で空港に行った。さすがにダルーでは国際線のボーディングパスは発券されないので,ポートモレスビーまでの分だけだが,我々は2人とも荷物は全部機内持ち込みだし,チェックインは簡単だった。ただ,何も言わずにいたら予約した席と違う席を割り振られそうになったので,二人とも予約した通路側の席に変えて貰うのに少々手間取ったが。
暫く待つ間がとても手持ち無沙汰だったが,ダルーからポートモレスビーの2時間の旅は快適だったし,ポートモレスビーでもチェックインはスムーズだった。2時間の乗り継ぎ時間では慌ただしいかと思っていたが,実はかなり余裕があった。往路と同じ喫茶店に入り,コーヒーを飲みながらスマホを充電しようとしたが,テーブルに備え付けられたタップからはぼくのスマホには充電できないことがわかったのはこのときだった。30分ほど経ったところで手荷物検査場への通路が開いたので,出国手続きをした。出国の時もとくに税金などはかからなかった。国際線の待合室は実にきれいになっていて,寿司を売っている店もあったが,多くの種類のコーヒー豆を並べて売っている店があって,豆のままのものを買うことができたのはラッキーだった。値段もダルーのスーパーと大差なかった。
ほぼ定刻に離陸したマニラ行きのエアニウギニの機体には,往路と同様,各座席にディスプレイが備え付けられていたので,映画を2本見てしまった。500 DAYS OF SUMMERという,あまりにも主人公が可哀想すぎる恋愛映画(?)と,ライラの冒険の第一話,黄金の羅針盤だが,どちらもそこそこ楽しめた。
フィリピンの入国手続きも簡単で,マニラのNAIA1から徒歩5分ほどのManila Airport HotelをAgodaというサイトで予約しておいたので,そこに行くのも簡単だった。荷物を置いて晩飯を食べようと外に出たら雨が降ってきたので,結局晩飯はホテルの中にあるレストランで食べたが,Pork Berry with Asian Slawという料理とシェフのスペシャルピザが安くて美味だった。
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