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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第29回】 捻挫の悪影響(2004年5月9日〜10日)
- 土日は少年野球の練習。土曜に段差で右足を踏み外して捻挫したのが,日曜の朝になってみると左足の2倍くらいの太さになっていて妙に感動した。とりあえず曲げなければ痛まないので練習には付き合った。夜になって急ぎのメールを2本打ってから就寝。
- 来週末もいろいろあるので,どうも東大の人類生態同窓会に行くのは無理そうな雰囲気である。妻は法要で阿蘇に里帰りしてしまうし,子供たちは,金曜には歯科に連れて行かなくてはならないし,土日は練習がある。
- 5:29,目覚ましアラームのDonna Leeが鳴る直前に目が覚めたのだが,身体中がきしむように痛いので起き上がる気力がなかなかわかない。思うに,捻挫した部分をかばいながら歩いているので,妙な部分に力がかかってしまっているせいであろう。
- 新聞の見出しは菅直人辞任となっているが,たかだか民主党の代表を降りるかどうかという話なのに,なんで辞任辞任と騒ぐのかが不思議だ。年金非加入期間があったのは菅氏のせいではなく(官僚のミス),菅氏が制度を作ったわけでもなく(与党が責任をもつべき),責任論は筋違いと思うけれども,民主党のイメージ戦略的に痛手だというのなら党内判断でどうとでもしたらよかろう。それを一面の大見出しにして騒ぐ新聞やテレビはおかしい。むしろ,チェチェンの爆破テロの詳細を伝えるべきではないか。事件だけ伝えるのではなく,どうして独立派との関係がこれほど拗れてしまったのかを解説すべきなのではないか。
- 雨がひどいので長野電鉄に乗ったが,かなり混んでいて,捻挫をしている右足に負担がかかって辛いものがある。既に気力を使い果たしそうだ。問題は,この足で,高崎での2分しかない乗り継ぎ時間をクリアできるかどうかである。一応,4号車の一番後ろに座れたので,新幹線ホームから新幹線改札への階段には一番近い席だが,問題はその後だ。早く6番線ホームの工事が終わってくれないと困ってしまう。
- 乗り継ぎは何とかクリアできた。群馬も雨だったので前橋駅からバスに乗ったが,発車時刻が4分早い渋川行きに乗ったのが失敗で,群大病院入り口駅で降りたら,すぐ後に群大病院行きが続いていたという間抜けな事態となった。悔しいのと勿体無いのでそのバスには乗らずに歩いたが,捻挫には響いたかもしれない。研究室に着いたら教室紹介のための写真撮影が始まるところで,みんなでコンピュータに向かっている写真を撮った。あくまで絵作りのための便宜であって,普通はみんな自分の居室にあるパソコンで仕事をしているわけだが,写真的技巧としては仕方ないか。別々に撮って合成というのは手間がかかりそうだし。
- 時折環境自由大学青空メーリングリスト再開に向けた作業(実は既に登録はできてしまう状態になっているのだが,再開アナウンスが掲示されるまでは,申し訳ないが登録や投稿はお待ちいただきたい)をしながら,いろいろな仕事。午後は公衆衛生学のグループ発表を聞く。学生の発表だから定義へのこだわりとかは薄いし,新しい情報の取り込み方はもう少しかなあという気がしないでもないけれど,それなりに良く調べてあったし,まとめ方やプレゼンテーションの多くにみられたソツのなさは,さすが医学科の学生だけのことはあると思った。
- 『応用数理』の初校が届いた。そういえばこれは所属が山口県立大になっているので,直さねばならないのだった。ざっと見たところ,他にもチェックしなくてはいけない点が多いようだ。21日に編集部必着ということは,19日までには投函しなくてはいけないということだから,期限はほぼ1週間ということで,忙しいなあ。
- そんな中,JECHからレビュー依頼のメールが来たので,レビューア登録の個人情報を書き換えたが,レビューリクエストのあった論文の内容は,どうも,ぼくでは十分なレビューができないように思われたので(たぶん,もっと老大家的な人にレビューしてもらう方がいい内容),申し訳ないがdeclineしてしまった。
- 運が悪いときっていうのは,こういうものなんだと思う。前橋駅20:19発快速上野行に乗ろうと思って研究室を出たのだが,捻挫の足による歩みは想像以上に遅くて,19:55にSATY前のバス停を出る前橋行きバスを50メートルの差で逃してしまった。捻挫していなければ(ここまでいろいろな悪影響が出るとは,捻挫恐るべしである。「注意一秒,怪我一生」とはよく言ったものだ。もっとも捻挫は一生治らないわけではないが),あるいは信号のタイミングが1つずれていれば,あるいはバス停に他の客が1人でもいれば間に合ったのだが。次のバスには,ぼくを含めて3人も乗客がいたのだから,これは運が悪いというべきであろう。しかも,そのバスが前橋駅に着いたのは20:22だったので,当然20:19発は逃したのだが,その次の20:32発のはずの列車の到着が3分遅れ,高崎駅に着いたのが20:46であった。長野新幹線の下りは20:43発なので,もし両毛線が遅れていなければ,ギリギリで間に合ったかもしれないと思うと悔しい。しかし,逆に考えてみれば,以前のようにギリギリで新幹線に乗り損ねたかもしれないわけだから,それよりはマシだとも思える。それに,どうせだからこの際,高崎駅の中を見てみようと思い,東口改札を出て右の方に行ってみたら,22:00まで開店している古本屋があることに気づいたので,まったくの無駄ではなかったとも考えられる。復路あさま563号に乗る直前,竹内君からのメールをPHSで受信し,簡単な用件だったのでそのまま返信したら,PHSの署名とReply-toアドレスが山口県立大のままというメールが返ってきた。すっかり忘れていたので,指摘してもらえてよかった。基本的にPHSのキーでテキスト入力するのは避けているので,こういうことでもなければ,ずっと気づかないところだった。
- ほとんど忘れていたのだが,ふと思い出したのでメモしておくと,あと2〜3週間くらいで,北関東医学会の雑誌への自己紹介原稿の締め切りだったはずだ。数ページだったはずだから間に合うとは思うが,まずは様式をチェックせねば。写真も出さなくてはいけなかった気がするが,たぶん『応用数理』や『The R Book』に使ったのと同じやつを使いまわせば良いだろう。もう1つ,すっかり問題の先送りモードに入ってしまっていたのだが,考えてみれば,人口学会シンポジウムまで,既に残り1ヶ月なのだった。これはまずい。具体的なデータ集めをしなくては。
- ふと思い出したといえば,国連人口推計を使った人口ピラミッドを作りたいが,「人口ピラミッドの作り方」の説明だけではわからないので,データを送ってもいいか? という問い合わせが先週あってOKしたはずなのだが,データが送られてこないところをみると解決したのだろうか。
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