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【第89回】 疲労困憊〜「ふにゅう」(2004年7月26日)
- 土曜は4:30に起きて弁当を作り,子供たちを連れて野球部の監督の車で大会へ。くじ運がいいというべきか悪いというべきか,1回戦はなくて2回戦からという組み合わせになった。で,勝ち上がってきた相手は,選手の身体も大きく,身のこなしも良くて,見るからに強豪チームだった。結局2番手ピッチャーだったというのに5対1で負けてしまったわけだが,問題だったのは,とられた5点が打たれたわけではなく,こちらのミスが原因だったということ。その大事なポイントで息子のエラーがあったので,まだ力不足(技術というより精神面で)を強く感じた。相手チームが優勝したのは救いだったが。暑くて疲れ果てた。
- 日曜は目が覚めたら6:00だったので慌てて弁当を作り始め,子供たちを起こしてラジオ体操に送り出し,弁当ができてから合流。終了後,息子が練習に行くのと同時に,娘とともに牟礼村へブルーベリー狩りに行った。ブルーベリーは木によって実が小さいのと大きいのがあり,大きい方はすぐに採りつくされてしまったので,2 kgのノルマを果たすべく娘と2人で必死に小さな実を集めた。見かねたふるさと振興公社の方が手伝ってくださったので11:00過ぎに完了したが,炎天下での作業は疲れた。その後牟礼駅まで送っていただいたのだが,昼の時間帯の信越線は間が空いていて,次の長野行きが来るまで1時間ほど待たねばならなかった。帰宅後,娘は疲れたというので家に残し,息子の練習に参加しにいった。昨日のエラーが原因で,息子はポジションをサードからレフトにコンバートされてしまって少々ショックだったようだが,まだ5年生なので,これからうまくなればいいじゃないかと言っておいた。それに,たぶん多くのポジションを経験しておくのは,連携をする上でプラスになるし。雷雨で16:00過ぎに練習は終わったが,帰宅後は疲れ果てて,でも何とか夕食を用意して食べて片づけをして眠った。
- 月曜は4:30起床し,メールをみたり,朝食の用意をしたり。土日に野球をしたということは,練習着と試合着の両方が汚れているということで,今度の週末の長野市大会までにはきれいにしておかねばならないから,洗濯しなければ,ということで洗濯して干して,子供たちを起こして食事を食べさせて,ゴミを出して,食器を洗って,などとやっていたら,子供たちは何とか7:35に送り出せたのだが,7:56発あさま504号には間に合わず,往路あさま508号(前にも書いたが,506号は高崎に停まらない)。
- 前橋辺りは雨だったのでバスに乗って研究室に着くと,今日の午後には公衆衛生学の試験があって,終了後に模範解答を張り出すとのことで,午前中に解答を作らねばならなくなった。慌てて作って昼。試験終了後には採点作業もしなくてはならないし,健康づくり財団の打ち出しもあるし,Dellマシンのセットアップもあるし……。いろいろ忘れそうで恐ろしい。
- 先週探して未入荷だった「ふにゅう」(新潮社)をご恵贈いただいた。本当にいつもありがとう>川端。帯に『頑張るパパの“超現実”を描いたユーモア溢れる小説集』とあった。ちょっと目を通してみたら,こういうのを身につまされるっていうんだろうか,他人事ではないような話が並んでいるようだった。いや,別にぼくがふにゅうを出したわけじゃないし,血を見るのは慣れているので立会いが怖いことなんか全然なくて興味深くて心に残る経験だったし,無理に身体を引き締めようとは思わないし,主人公たちとは自分のメンタリティは相当違うのだけれども,でもわかるなあ,と思わずにはいられないところが多々あって引き込まれた。鈴木光司も父親の育児をテーマにした短編集を出しているが,切り口も読後感もぜんぜん違っていて,読み比べると面白いと思う。
- 帰りのバスが10分以上遅れたので,高崎18:43発あさま527号には間に合わず,19:29発あさま561号に乗った。やっぱりバスだとダメだな。多少の雨なら自転車にすべきだと思うが,壊れかけているのが怖いのだよなあ。
- 眠る前に「ふにゅう」を読了。書き下ろしの「ギンヤンマ、再配置プロジェクト」は、まるで我がことのように泣けた(いや、きっと泣いてほしくはないんだろうけど)。
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