Top
個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第188回】 Mt.Hagenは美味(2005年1月6日)
- 6:30起床。すぐに風呂の残り湯を使って洗濯機を回し始め(自分の洗濯物が溜まったこともあるが,正月明けにはすぐに使わねばならない子供の体操着とか給食着もあったので),食事(といったって,ごはんと松前漬けだけだが)をしたり水筒に詰めるためのコーヒーを作ったり年賀状に返信するための喪中ハガキを印刷したりとフル稼働したのだけれども,洗濯機が止まったのが7:30だったので,あさま504号には間に合わない。それから干すだけで8:00になってしまったので,メールの返事を出してから出発。
- まだ雪が積もっていてとても自転車は漕げないので長野電鉄を使い,往路あさま508号。さっき作ったMt.Hagenを飲みながらこのメモを打っているところなのだが,やはりMt.Hagenは美味だと思う。パプアニューギニアのコーヒー豆は,元々がジャマイカからブルーマウンテンの原木を輸入したものだという話なのだが,確かにブルーマウンテンに似た,苦味と甘みと酸味とコクのバランスがとれた味だと思う。パプアニューギニアの豆で良く売られているのは東部高地州のゴロカ周辺の豆だけれども,珈琲問屋にはパプアニューギニアとは別にMt.Hagenも売られていて,まあどちらも似た傾向の味なのだけれども,今回のMt.Hagenは大当たりだった。
- 昼に教室ミーティングがあった。1月もいろいろ忙しい。今日は夜に説明会に出なくてはならないので仕事ができる時間が制約されるのだが,にもかかわらず捗らない。正月ボケか?
- あまりにも突然すぎて,それはショックだなあ。いや,気配を感じないこともなかったが(意味不明かも)。
- 夜の説明会は要領よく説明されて,主旨はよくわかったのだけれども,果たしてちゃんとこなせるかどうかは別問題。ちょっと不安。19:40に研究室を出たので煥乎堂に寄って,あさのあつこ『バッテリー V』を買って,20:23に新前橋発上越線で高崎へ出て,復路あさま531号。松岡圭祐『マジシャン イリュージョン』(小学館文庫)と『バッテリー V』を読了。前者はちょっと高村薫の『李歐』を思い出させる青春ピカレスクロマンであり,マジックのネタがとてもうまく生かされているし,結末がとてもいい佳作であった。後者は明後日に最終巻となる『VI』が出る筈なのだけれども,これはもうど真ん中ストレートの青春小説の傑作であって,この『V』では試合に突入しないので,野球ネタよりもむしろ巧や豪やその周りの若者たちの内面的成長に目を向けて読むしかないのであるが,それでも緊張感が保たれて一気に読まされてしまう技量は大変なものだった。それにしてもちょっと小説を読み過ぎなので,以後暫く控えよう。あ,『VI』は別として。
▼前【187】(寒の入り(2005年1月5日)
) ▲次【189】(東京出張(2005年1月7日)
) ●Top
△Read/Write COMMENTS
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]