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個別メモ
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【第556回】 5月末日は快晴(2006年5月31日)
- 5:20起床。娘の朝練につきあってから,往路あさま512号。快晴のため,朝方は冷え込んだが,昼間は暑くなりそうだ。
- Windows版のRにはメモリ2 GBの壁があるが,デフォルトではそこまでもいかない(物理メモリと1 GBの小さい方になる)。そこで,起動アイコンのプロパティのリンク先に,--max-mem-size=25000000000と2 GBより大きな値を設定しておけば,Rの中で2 GB(2147483647 bytes)まではメモリが使えるようになる。このことはmemory.limit()の戻り値で確認できる。ただし,実数1つがたぶん8バイトを占めるし,行列とかベクトルにするとオーバーヘッドがあるせいか,1億個の要素をもつベクトルは定義できなかった(7500万個は取れたが)。シミュレーションでは巨大配列を使いたいこともあるので,この上限は制約ではあるけれども,部分的に計算してファイルに退避させながら計算すれば何とかなるので,実用上は問題ない。そもそも,そんな巨大計算をしたいときはC++で書くことが多いが。FAQによるとメモリマネージャを巨大メモリを扱うのに向いたものに変えて自分でコンパイルし直せばWindows上でも巨大配列を使うRは作れるそうだが,そういうバイナリは見つけられなかった。
- メールを打ったり地域保健実習の対応をしたり書類を作ったりしているうちに昼が終わった。先週のチュートリアルセミナーを受講したという方からサンプル商品が送られてきた。2〜3本かと思ったら2ダース(1カートン)も入っていたので驚いた。
- 復路は551+553を目指しているが,下手をすると終電だな。新前橋に着いたとき,ちょうど21:48発高崎行きが出るところだったので乗れず,終電あさま555号になった。家に米が残っていないというので,高崎駅の吉野家でソースカツ丼を食べつつ,久保田競『バカはなおせる 脳を鍛える習慣、悪くする習慣』アスキー,ISBN 4-7561-4705-4(Amazon | bk1)を読了。脳科学については知らなかったことやなるほどと思わせる話が多かったし,その他にも非常に正しく鋭い指摘が多々あったが,栄養学と疫学については首を傾げざるを得ない記述がなされていたのが惜しい。これもちゃんと書評を書かなくてはならない本だが,一読の価値はあると思う。ただ,RPGを持ち上げすぎなんではないかと思われたのだが,これは出版社がアスキーだからか? 追加・補足情報のページがあるのは素晴らしい。巻末の診断テストは,自計式だったらもっと使いやすかっただろうにと思うが,そういうテストはないのだろうか。それとも,他人が判断するところが大事なのか?
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