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個別メモ
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【第557回】 6月突入(2006年6月1日)
- 5:10起床。娘の朝練に付き合ってから食事をして自転車で家を出た。今日も気持ちよく晴れている。往路あさま512号。
- 今日がR-2.3.1のリリース日な筈なんだが,アナウンスはまだ来ない。代わりに,というか,R Newsの2006年5月号が出たというアナウンスがEditor in ChiefのDr. Paul Murrellから流れてきた。RとGraphvizを使って家系図を描くという記事が面白そうだ。Paul Murrellといえばgridの開発者でR Graphicsという超マニア本の著者なので,R Newsも作図関係の記事が充実してくる傾向にあるのかもしれない。まあ,Rの大きな長所の1つが使いやすくて高度な作図機能にあることは確かだから,これは正しい方向性といえよう。あと,"Non-Standard Fonts in PostScript and PDF Graphics"というMurrell and Ripleyの記事にも痺れた。2.3.1のリリースが楽しみだ。Table 2に... suggestions of Ei-ji Nakama.とあって,国際化は中間さんがいなくてはできなかったなあ,と今更ながらに思う。grid.text関数を駆使できればpyramidはきれいに書き直せるんだろうなあ。
- 18:00過ぎに,Peter DalgaardからR-2.3.1リリースのアナウンスが届いた(まだソースだけだが)。いくつかの小さな改善と2,3の悪いバグを除去したということである。2バイト文字を扱えるプラットホームでは\uxxxx(xは16進コード)でUTF-8のキャラクタが指定できるようになったというのは,実は大きい変化かもしれない。たとえば,"\ufa11"で「崎」の旁の上が立の文字が表示できるし,"\u5d8c"で嶌が表示できるということだ。確かに2.4.0開発版でcat("\u5d8c\n")と打つと嶌が表示できるな。plot(1,1,pch="\ufa11")なんてこともできる(ただ,文字列として\uと16進4桁をcat()やpaste()でつないでもUTF-8とは評価されないようだ)。バグフィックスの中では,欠損を含む整数ベクトルについてのmean()のバグフィックス(ちゃんとNAを返すようになった)は大事だ。もっとも,最初から欠損値は除くか,常にna.rm=Tにしておけば問題ないわけだが。
- いつの間にか,統計数理研究所の公開講座の案内(自分の回)がwebに載っていた。参考書の電話番号とかメールアドレスはあまり役に立たないんでは? むしろamazonにでもリンクしておいた方が良さそうな気がするが。
- 後期の一般教養のオムニバス講義で1コマを誰がもつかという件を助手の先生たちと相談し,大谷先生が検査値とがんの疫学の話をされるということになった。テーマが決まったら,鯉渕先生にメール(教授にCc)せねばならない。
- 今週末の人口学会でコメントするために読まねばならない資料が全部で100ページくらいあって大変。いつ読むというのか。他にも気をつかわなくてはいけないことが多々。そういえば,偶然今朝会った小学校の現PTA会長から,秋のPTA講演会の件で問い合わせを頼まれたのだった。忘れそうだなあ。
- 新前橋に21:00過ぎに到着。これは復路あさま549号のパタン。予想通りで,23:00ちょっと前に帰宅。食事とか入浴とかをして,日付が変わる頃に就寝。
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