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【第981回】 東京出張(2008年1月28日)
- 6:00起床。×。何だかいろいろやることが多くて,往路あさま512号。しかも高崎までずっと眠っていた。
- 何度も書いているように夕方,東京大学で人口学の講義(受講する学生は3人しかいない)をするために東京出張するのだが,乗継がとても悪く,しかも上越線・吾妻線・両毛線は遅れる危険をかなりもっているのでギリギリの電車は選択できないから,14:11新前橋発の両毛線で高崎に向かわねばならない。ということは,13:45には研究室を出なくてはいけないということだ。急いで仕事を進めねば。
- コメント欄にPHSから書いたように,14:11新前橋発の両毛線にちょうど間に合った。研究室を出たのが13:50を過ぎていたので慌てたのだが,偶々信号待ちが一度もなかったので良かった。
- 高崎から上野までは,Maxとき号で海堂尊『死因不明社会』講談社ブルーバックス,ISBN 978-4-06-257578-2(Amazon | bk1 | e-hon)を読み進めた。第10章末尾,医師法第1条を挙げて,「公衆衛生の向上及び増進とは,医師と医療行政に課せられた永久命題だったのである」とは,まったくその通り。これは思った以上に深い本だ。著者がペンネームだし架空の人物の対談形式で語らせたり,ブルーバックスとしては型破りだが,広く読まれるべき好著。新聞やメディアはもっと積極的に取り上げて欲しい。
- 乗継が悪いというのは,上野に早く着きすぎてしまうということで(次の電車だと遅すぎるので仕方ないのだが),あまり早く東大に着いても仕方ないので,上野駅構内の本屋と駅の近くのヨドバシカメラに寄った。前者では海堂尊の新作小説『医学のたまご』(ジュブナイルっぽい)と川相昌弘コーチの新書『勝つための言葉』とHit&Run3月号を,後者ではPlanexの携帯用LANケーブルを買ったので,Keyfitz Nの"Applied Mathematical Demography 3rd Ed."などが入っていてただでさえ重いバッグが余計に重くなった。川相コーチの本はドラゴンズファンとしては買わないわけにはいかないし,少年野球のコーチングにも役に立つんではないだろうか。
- 人口学の講義は,まあ考えたことは話せたし計算の実際も示すことはできたのだが,ちょっと難しかったかもしれない。その後,東京駅近くの店で,川端君とsionoiriさんと角川の編集の方と食事。『エピデミック』に協力したので,出版記念食事会ということでご馳走になった。久々に百年の孤独が飲めたし,日本酒もとびきりうまいのを何種類か飲めたし(銘柄は覚えていないが),刺身もカニもイサキを焼いたのもとても美味だったし至福であった。ご馳走様でした。
- 東京駅まで歩いて復路あさま553号に乗った後は,酔いが回っていて長野駅まで眠って帰った。
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