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【第1257回】 帰国翌日(2009年2月24日)
- 23日夜,無事に成田に着いた。anthropometerを東大に宅急便で送ってから,成田エクスプレスで東京駅に出たら,次のあさま549号が出るまで30分以上待ち時間があったので,CD屋でMr. ChildrenのSUPERMARKET FANTASYを買い,本屋で平積みになっていた海堂尊の『ジェネラル・ルージュの伝説』を買ってしまった。サイモン・シンの『宇宙創成』もまだ途中なんだが,あさま549号の中では,『ジェネラル・ルージュの伝説』に入っている中篇を一気読みしてしまった。
- 23:00頃に帰宅し,荷物整理とかメール受信とかをやっていたら眠れたのは3:00頃だったが,6:30起床。出発準備は普通にできたのだが,トランクを持って出勤せねばならないため,病院に行くという妻に長野駅まで車で送ってもらうことにした。ところが微妙に渋滞していて,駅に着いたのが8:20となっており,巨大なトランクを抱えて階段を走っても8:21発あさま512号が無情にもホームを出て行くのを見送るしかなかった。次のあさま514号は高崎に停まらないので,約1時間を待合室で費やしつつメールの返事を打った。ソロモン諸島往還記録はまだ打ち終わっていないので,新幹線の中で打つ予定。
- 往路あさま516号では打ち終わらなかったのでまだアップロードはできない。日中はメールを読んで返事を書くことでほぼ終わってしまった。海外出張からの帰国関連書類も作らねばならないのだが,まだできていない。
- すっかり忘れていたが,16:00から歯科受診の予約を入れていたことに気付いたので行ってきた。前回の隣の歯のところに膿があるので,また裏から穴を開けて消毒するというので穴を開けてもらっていたところ,急にドリルが止まった。あれ? とか言いながら最初は歯科医が力任せに引き抜こうとしたところ,顎が抜けるかと思う痛みとともに歯の付け根がミシミシいうので,それは止めてもらったが,どうしても抜けないようで,歯科助手にその固まったドリルを持たせておいて,別のドリルを当てて傍から穴を緩くしたようだったが,痛さに涙が出るほどだったので詳細を観察する余裕はなかった。件の歯を隣の歯とくっつけていたプラスティックが取れてしまったとかいうことで,それを付け直した後で再びドリルで穴を開けたので,時間もかかったし,まだ痛む。ひどい目にあった。これだけ侵襲が大きかったら膿は増えるんじゃないかと思われ,化膿止めと痛み止めが出たが,こんなことなら治療しない方がマシだったような気がする。というか,むしろ抗生物質でも出してくれた方がよかったんではなかろうか。
- 疫学勉強会を挟んで,パスポートのコピーとか,帰国届の作成と印刷を終えた。
- 海堂尊作品の単行本になったやつは全部読んでいるが(『チーム・バチスタの栄光』,『ナイチンゲールの沈黙』,『螺鈿迷宮』,『ジェネラル・ルージュの凱旋』,『ブラック・ペアン1998』,『死因不明社会』,『医学のたまご』,『ジーン・ワルツ』,『ひかりの剣』,『イノセント・ゲリラの祝祭』,あれ,『夢見る黄金地球儀』は感想を書いてないなあ),それぞれにテーマ曲があるとは知らなかった。『螺鈿迷宮』が明日香の花盗人だとか,『ジェネラル・ルージュの凱旋』がBump of Chickenのカルマだとか,さもありなんという感じだ。知らない曲も結構あったが,『医学のたまご』のテーマ曲として挙げられている,ルルティアのロスト・バタフライというのは聴いてみたいと思った。
- 帰りは空にしたトランクを抱えてバスに乗り,前橋から両毛線で高崎に出て,復路あさま549号に乗り継いだ。『ジェネラル・ルージュの伝説』を読了。年表とか登場人物の連関図も提供されていて,よくできたファンブックだと思った。著者自身による裏話も面白い。小学生の時に吉川英治三国志を読んではまった経験はぼくもあるので親近感を覚えた。しかしそこからクラスメートを登場人物にして四国志を書いて人気を博したという辺りがぼくとは違って非凡だ。長野駅からは長野電鉄と徒歩。寒いので,明日からは再びコートを二重に着ることにしよう。
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