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個別メモ

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【第1266回】 不運（2009年3月6日）

• 早起きして教授が外勤に出る前にいくつか連絡するつもりだったのだが，G-AlarmのTodayプラグインがハングしていてアラームが鳴らず，目が覚めなかった。それだけでなく，小雨がぱらついていたけれども自転車に乗ろうとしたのだが，後輪がパンクしていて乗れなかった（明日修理に出さねば）。妻の車で長野駅まで送ってもらったが，一方通行とか渋滞とかいろいろあって，512号には間に合わず，往路あさま516号。遅れるというメールを打って，待合室で1時間待ちだ。不運は連鎖するようだ。もっとも，最初の段階でPHSのアラームに頼らず，PCか普通の目覚まし時計を重ねてセットしておけば良かったと後悔すると，その連鎖の引きがねを引いたのは自分に他ならないという，自分の間抜けさに思い至って落ち込むばかりなのだが。。
• Peter Dalgaardからのメールによると，R-2.9.0は4月17日リリース予定で，3月17日からプレリリース版のソースコードがダウンロードできるようになるそうだ。バイナリは3月20日頃からの予定らしい。
• 新幹線の中で昨夜届いたデータ解析依頼は済ませてしまいたい。そんなに難しい話ではなさそうだが。
• 不運は続く。上越線が関越道の手前で突然停止した。停止信号ということだ。ほどなく動き出したが，新前橋で，問題解決確認まで暫く停止するという。どのみち，雨がひどいので自転車は無理だが，ここからタクシーで行くつもりだから関係ないが。
• データ解析はかなり分布が歪んでいるため，一通りやったけれども，念のため対数変換したデータでもやってみよう。
• 研究室に着いてから電話で連絡を取り，事務を回ってきた。ついでに昼飯として病院売店の弁当を買ってきた。
• Rの開発者サイトからリンクされている最新版ニュースをみると，中間さんが開発された，pdf()とpostscript()でカーニングする機能がR-2.9.0で取り入れられたことが書かれていた。boxplot()の引数として行列を取れるようになったそうだ。つまり，これまでは，行列（MATRIXというオブジェクトだとしよう）の縦ベクトルを並べて１つの層別箱ひげ図の形でプロットしたければ，boxplot(data.frame(MATRIX))とする必要があったわけだが，boxplot(MATRIX)で済むそうだ。また，いきなりboxplot()で描画させずにいったん何か変数に付値しておき，bxp()関数を使って描画させることで，箱ひげ図の細かい制御ができることを知った。というか，example(bxp)とかexample(boxplot)をすると，これまで考えていたよりも，boxplot()が遥かに強力であることがわかった。率と率比の正確な検定のための関数poisson.test()がstatsパッケージに新規導入されたというのも興味深い。Rは奥が深い。
• useWill.comからリンクされていたITmediaによるLuminoDiscの紹介記事は物欲をそそる。子供にも受けそうだ。
• 大学院生によるワークショップでのエカさんの発表を聞いてきた。たぶん答えにくい質問が飛んでいた。あれは応用研究とみられると厳しいと思う。
• 夕方には歯科受診をしてこなくてはならない。でも，今日は不運続きだから，また以前のようにドリルが抜けなくなるとかいった事態になったら？　と悪い想像が膨らんでよろしくない。
• 歯科受診は無事に済んでよかった。その後はメールでいろいろな連絡を済ませつつ去年のデータ入力を再開しようとしているが……。
• オセアニア学会大会事務局から，プログラムとともに発表要旨締め切りは来週末という連絡が来たのだが，日程が間違っていた。よもやそれでスケジューリングしていることはないと思うが，あったら怖いので確認メールを打ってみた。
• 一つ仕事を忘れていたことを思い出した。差分をとって延長申請という話。やらねば。
• 帰りはバスに乗らねばならないので，20:35に研究室を出た。復路あさま549号で，サイモン・シン（青木薫訳）『宇宙創成（下）』を読了。文庫版訳者あとがきに，本書の真の主人公は科学的方法であると書かれていたが，その通りだと思った。この文庫版訳者あとがきによると，サイモン・シンが代替医療に取り組んだ次作"Trick or treatment"の邦訳が間もなく出版されるらしい。それはもう，必読図書といえよう。いつ出るんだろう？
• 割と怪しいネタも多いきっこのブログだが，ニュースソースとしての「関係者」という透明人間（つまり，ソースとして「〜関係者」と出てきたら，信憑性はゼロに近いということ）には同感である。今回の件について言えば，確かに，小沢一郎のイメージダウンが狙いの情報操作なのだろう。最近のこの国のマスメディアは何でもありで，田中康夫が公文書破棄を指示したという岡部証言と百条委員会を連日のように大見出しで大宣伝し，知事選での田中敗退＋村井当選に大きく貢献した信濃毎日新聞は，ずっと後になって岡部があれは偽証でしたと認めたという記事は小さくしか出さず，百条委員会からの開き直り弁明を大きく載せていたと記憶しているが，あれと同じ構図だ。西松建設の献金の件では，長野県でも，村井知事の懐刀だった右近参事が，知事選の前に金を受け取っていたことについて，先月，東京地検特捜部から事情聴取を受け，その直後に電柱から首をつって亡くなっていたという事実があるにもかかわらず，村井知事の開き直り弁明以降，まったくといっていいほど報道がないし，小沢氏の秘書逮捕以降，それ一色なのはいかんともしがたい。とはいえ，報道関係者は昨日の知事会見でもいいようにあしらわれているし，きっと抜け目なく周辺も情報統制がかかっているだろうから，取材も難しいのかもしれないが。
• 人口学会から座長依頼メールが届いていた。今年の人口学会は理事なので参加必須なのにもかかわらず，演題申込をしなかったので，座長くらいはやらねばならないだろう。

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