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個別メモ
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【第1458回】 晴れてはいるんだが(2009年11月12日)
- 5:45起床。今日は晴れてはいる。食事と家事をおわらせてから自転車で出発。往路あさま510号。しかし群馬は雨だったので,前橋からバスに乗った。
- 先週月曜に試みたデスクトップマシンのWindows7化だが,DVDからのブートがうまくいかないのは,群大のWindows7のライセンスがアップデート用なので,イメージをダウンロードして焼いたDVDにブートローダが含まれていないためであろうと思いついた。それでも普通ならWindows2000のローダから呼び出されうる形をしているのに,ぼくのデスクトップ機はPC-BSDとWindows2000のデュアルブートにするために,Windows2000のブートローダではなく,PC-BSD用のマルチブートローダがハードディスクのブート領域に書き込まれているため,それがWindows7のアップデートインストール用DVDをブートしてくれないのではなかろうか。
- そこで,デスクトップ機のハードディスクをいったん完全にフォーマットして(PC-BSDを削除して),Windows2000をクリーンインストールし直すことによってブートローダを入れ替えた。これからWindows7のインストールを試みるが,さてどうなるか。
- 結局Windows7のインストールはうまく行かなかった。WindowsXP Pro+SP3へのアップグレードはうまく行ったので,ブートローダなどはMS純正のものになったと思うのだが,そこから7へのアップグレードができない。良く説明を読むと,そもそも7へアップグレードインストール(環境などを引き継いでくれるという意味で)ができるのはVistaのSP2以降からだけのようで,それ以外のバージョンのOSでは新規インストールになるらしいが,説明に書かれている通りやってもインストーラが起動しない。DVD内のSETUP.EXEを直接起動しようとしてもエラーが出るので,おそらくサーバからダウンロードしたイメージが間違っていたのか,うまく焼けなかったかのどちらかであろう。インストール後に実行すべきライセンス認証のファイルはちゃんとダウンロードして準備しておいたのに,インストールができないのでは仕方がない。
- 結局,これまでデスクトップマシンは160 GBのハードディスクを半分に分けてPC-BSD領域とWindows 2000領域にしていたために容量が不足していたのを,今回PC-BSDを諦めて全部Windows用にして,かつXPにアップグレードしたので,これまでよりも使い勝手は良くなったはずなので,暫くはXPを実用するため環境整備することに決めた。基本的に,Y5で使っているファイルのバックアップと,Y5が使えない状態に陥ったときの予備と,広い画面でテンキーも使って作業した方が効率がいい場合や高速計算や大量計算が必要な場合にY5と併用することや,大容量のファイルのダウンロードなどがデスクトップマシンの目的だから,今回の作業はそれなりに意味があったし,その間もY5では普通に論文を進めたりメールを打ったり人口学会仕事をしたりしていたのだから,それで満足することにしよう。7を体験するのは工人舎PM2が出るまで待ちか。
- 教室セミナーは,ポイントがわかりにくかった。本当に最後に言ったことがポイントならば,2005年の論文1つだけ紹介するのではなくて,流れをふまえたレビュー(もっと新しい論文も含めて)にしなくては,聞いている側は誰も意義がわからないだろう。
- Y5からデスクトップにコピーしたいファイルが数十ギガバイトあるので,セミナー中も実行させっぱなしにしていたのだが,それでも21:00過ぎまでかかった。一応マルチタスクOSなので,裏でコピー作業がされていても,Rとブラウザとエディタとメーラくらいを使うには支障はなかったが。
- 共著論文がHuman Geneticsにアクセプトされてproofが届いたので所属などをチェックするようにというメールが来たので急いで返事をした。やはり大講座名よりもDepartment of Public Healthを出すべきだと最近思っているので。それにしてもこの論文は,ある意味,オセアニアにおける倹約遺伝子仮説の検証に,大きなブレークスルーをもたらす可能性をもっているかもしれない。例数が少ないが。
- 復路あさま553号で,『さらばミスタードラゴンズ立浪和義』を読了。22年間ドラゴンズの一軍でプレーを続け,2480安打もNPB歴代7位だが,中でも487本の2塁打はNPB歴代1位で,当面破られないだろうと思うし,ショート,セカンド,サードの3ポジションでゴールデングラブを獲るような選手もこの先当分出てこないだろう。ドラゴンズの背番号3は永久欠番にしていいと思う(実は中日スポーツによると森野の背番号になるという発表が既にされているらしいが,永久欠番にしてほしいと思っているファンは多いようだ)。いくつか印象に残ったことがあったので,以下箇条書きにメモしておく。この本はドラゴンズファンでなくても野球好きならお薦めできると思う。
- PLのキャプテンとして春夏連覇したときの立浪選手の顔が,早稲田の斎藤祐樹投手が甲子園でマー君と投げ合った頃の顔と意外なほど似ていたこと
- その夏の甲子園決勝でサブキャプテンが怪我で出られなかったために先発出場した2年生が,立浪キャプテンの言葉のおかげでリラックスできて大活躍したことと,その2年生こそが後にWBCでキャプテンまで務めることになるスワローズの宮本選手であること
- スランプの時こそ練習に打ち込むしか脱出の道はないという意味のことを何度も言っているのが,ジャズピアニストの上原ひろみが言うところの「さなぎ期間」に普段の3倍練習するのと共通していて,それこそが一流の証なのではないかと思ったこと
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