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個別メモ
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【第1641回】 文書作成(2010年7月21日)
- 6:30起床。今日も晴れ渡っていて,こういう日の長野市は,放射冷却が起こるので,朝方は肌寒いほどだった。おかげで快眠できるし,それが長野に住むことの最大の利点の1つだと思う。しかし朝食をおえて自転車で家を出た時には,既に暑さがしのびより始めていた。ペダルを漕ぐたびに背中を汗が伝っていくのが感じられる。まあ,前橋はこんなものじゃないが。往路あさま510号。
- 明日が地理学会シンポジウムの要旨締め切りなので,今日はそれを仕上げておかなくてはならない。2段組みとか余白設定とかあって,最終的にはpdfで提出らしいので,pLaTeXで作ることにした。文書の一部で2段組みするには,プリアンブルで\usepackage{multicol}しておいて,2段組み開始で\begin{multicols}{2},2段組み終了時に\end{multicols}でいいようだ。内容は過去に発表したものを組み合わせればできるはずだが,若干追加分析が必要かもしれない。でも,ここを分析しておけば,9月の調査で情報を追加すると,漸く論文になるかもしれないので頑張ろう。他にも1つ作成する必要がある文書があるので,今日はずっと文書作成の一日となりそう。
- 某学会誌から査読依頼のメールが来た。その学会には入ってもいないのだが,時々査読依頼が来るのだ。これまで断らずに来たんだけれど,今回は,許されるなら断りたいなあ。
- 地理学会要旨ではない方の文書作成を先に完了し,メール送受信をいくつかしたら昼になってしまった。昼食は久々にとよだのランチにしたが,屋外は確実に体温より気温の方が高いと思われた。暑いのを通り越して,肌が熱いほどだ。ランチを食べながら『グラウンドの空』を読了。小学4年までほとんどボールを握ったこともなく,体格に恵まれているわけでもないのに,いきなりグラウンドの隅まで遠投できてしまうという透哉の肩はあまりに不自然だ。そこを見込まれてピッチャーにしたら才能が開花したという設定はわからないでもないが,ピッチャーに必要なのは肩じゃなくて球筋の良さなので,ちょっと違うかも,と思う。透哉の天才ぶりは,『ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様』の王様であった川崎と違って無自覚なんだけれども,天才故に周りの人を傷つけてしまって,そこから剥きだされた悪意によって心に傷を負うという設定は類似していた。しかし,野球自体の描写はほとんどない。やはりこれは野球小説ではなくて,野球少年小説だな,と思う。あまりにも繊細で,あまりにも美しく儚い世界。そこに野球という要素がある意味暴力的に切り込んでくるから緊張感があるのだな。
- 午後もいくつかの相談に答えながら,地理学会要旨作りを継続中。
- 長野高校と上田千曲高校の準々決勝は,見ていたらさぞ胃が痛くなるような試合だっただろう。延長12回まで0-0で,延長13回表に2点を失ったけれども,西沢君はナイスピッチングだったのだと思う。その裏に1点を返した打線の粘りも素晴らしく,本当にあと一歩だった。けれども,その一歩がどれだけ遠いことか。ああ,残念だ。でも健闘を称えるべきであろう。
- Firefoxが3.6.7に自動更新された。かなりたくさんのセキュリティフィックスが含まれているようだ。
- 地理学会の発表タイトルをメールで送り,要旨作成を続ける。何となくゴールが見えてきた気がする。2段組みの段間余白を8mm取るという指定があるのだが,これはプリアンブル部分で,\setlength{\columnsep}{8mm}とすればいいようだ。まだ終わってはいないが,20:30近いので,今日は帰ろうと思う。
- しかし結局,研究室を出たのが20:50頃になってしまい,21:08に新前橋を出る上野行きに乗れなかったので,高崎で何十分も待って,復路あさま553号。
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