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個別メモ
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【第1676回】 事後処理など(2010年9月13日)
- 日曜は午前中ソフトボールのコーチに行ったが途中で雨が強くなり中止。帰宅後,荷物の片付けや不在中に届いた郵便物の整理。夜は木遣りの練習に行くべきだったが家の仕事がいろいろと溜まっていて行けなかった。次は行かねば。それにしても雨が止まないなあ。
- 今回のソロモン諸島調査では,後半に2日間,S.I.C.H.E.というホニアラ市内にある教員養成学校でスタッフとご家族を対象とした健診をしたのだけれども,そのとき手伝っていただいたJOCVの井上栄さんのブログと,そこからリンクされている活動報告は興味深い。長野県でぼくがコーチの1人になっている中学生女子ソフトボールチームでは練習時間の大半は走塁と守備に当てられているが,ソロモン諸島の人たちは投げること,打つことは得意だけれども,それに比べると守備はあんまり得意でないのだと聞いた。そういう人たちを組織してリーグ戦ができるまでに持って行ってしまうのだから,井上さんのパワーは凄いと思う。道具が不足しているそうなので,家にある古いグラブ(子供たちが小学生の時に使っていた小さいものとか)を送ってみようかと思う。要らないグラブやボールがある方は,ご協力いただけると嬉しい。
- このサイトのURLをGoogleで時々検索しているのだけれども,暫く前に書いたPeronicaの人のtweetからリンクされていたので驚いた。ソロモン諸島に行く前に,Amazonでトリコロール・サマーを買ってリッピングし,Y5に入れておいたので,ホニアラのホテルで何度か聞いたのだけれども,ほぼ同時に買った相対性理論のインパクトがあまりに強すぎたせいで印象が薄まってしまい,もう少し聴いてみないと何ともいえない。悪くはないんだけれど。
- 月曜は5:20起床。ソロモン諸島は日本より2時間早いので,その習慣が残っていて,夜は早く眠くなるが,朝の早起きは楽だ。朝食後,雨の中をゴミ出しに行ってから出勤。最寄りの長野電鉄の駅まで歩き,長野駅から往路あさま510号。荷物が重いので群馬でも前橋からバスに乗るため,高崎駅での乗継ぎ待ち時間が約15分あり,くまざわ書店に寄ってみたら,海堂尊の新作『アリアドネの弾丸』が平積みされていたので買ってしまった。久々の田口・白鳥コンビ物らしいのだけれども,最初の方は田口の一人称で語られ,なかなか白鳥は登場しない(バスが群大病院に着くまでに読めた範囲では,白鳥登場には至らなかった)。まあ,田口の一人称語りも悪くないが。
- 午前中はソロモン調査の荷物整理とか不在中に届いた郵便物の処理とか。Amazonから,予約注文しておいた河辺俊雄『熱帯林の人類生態学:ギデラの暮らし・伝統文化・自然環境』東京大学出版会,ISBN 978-4-13-056306-2(Amazon | bk1 | e-hon)が届いていたのでパラパラと見てみると,まるでフィールドノートかというレベルの生々しい一次データが満載されていた。こんなことまで書いてしまっていいのかと少し心配になったが,フィールドワークの生のデータがどんなものか知りたい人は,一度読んでみるといいと思う。そうこうしていると学務課関係のところから別の依頼電話が2件入ってきて,早急にやらねばならない仕事が2つ増えた(いや,予想はできていたことだが)。仕事の効率を上げねば。
- 地域保健実習の学生対応をしてから昼の教室ミーティング。これから昼飯の予定。病院の食堂前でカレー丼を買ってきて食べた。
- 公衆衛生学会の名簿発行に関する会員情報確認手続きをせよという郵便物が来ていたのでwebサイトにログインして会員種別をその他にしてsubmitした。人口学会のサイトも将来的にはこのようにトップに会員用のログインプロセスを組み込み,会員専用ページに飛べるようにすることが期待されている気がするが,そのためには会員個人情報DBをweb用に構築しなくてはいけないわけだから大変な手間になるだろう。まあ当面は全会員共通のBASIC認証で入れるディレクトリを作って,会報をそこに置くことが早急に求められているだけだが,たぶん将来的にはそこまでやることが期待されているのだろう。それをボランティアでやるのはちょっとなあ。かといって外注するような金は(人口学会には)無いしなあ。それにしても相変わらずコアサーバーMINIにMailManで作ってみたつもりのMLへの送信ができないのだが,理由がわからない。まあ条件の組み合わせを順番にやっていけば解決するのだろうが……。
- 20:00に研究室を出てバス停に向かい,前橋駅から20:47の両毛線で高崎へ。復路あさま549号でもずっと『アリアドネの弾丸』を読み続け,帰宅後暫くして読了。海堂尊がミステリに回帰したという感じの作品。名探偵は白鳥で田口は助手という位置づけは変わらず。これまで同様,桜宮周辺世界を小出しにつないでいく背景描写もなかなか。ただ,実在するのかどうかわからないがどこかの方言を使う登場人物の背景をもう少し書き込んで欲しかった気がする。なお,彦根とシオンが登場するけれども,『イノセント・ゲリラ』で予見した,シオンが活躍するストーリーはこれではなかった。それに,たぶん次回作は,真打ち登場という雰囲気で桜宮のお嬢様が主役だろう。
- Peronicaのジェニーの仕掛けの1つは,たぶんYMOのフレーズであろう。「キュンキュン」に被さる「キュン」とか。しかしどうしても相対性理論の方を何度もリピートしてしまう。「気になるあの娘」は,何度も聴いているうちに,Chatmonchyの「真夜中遊園地」を思い出した。歌い方もどことなくハシエリっぽい気が。演奏のカッコよさはそもそも共通しているのだが,ボーカルスタイルが全然違うのでこれまで気付かなかった。
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