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【第1693回】 日本地理学会シンポジウム(2010年10月3日)
- 名古屋駅に着いたのは予定より30分ほど早かったが,駅前の24時間営業のDenny'sに入ったので問題ない。オセアニア学会のときと同じく,モーニングセットを食べ,おかわり自由のコーヒーを飲みながらプレゼンを仕上げる。
- 7:40頃仕上がったのでDenny'sを出て地下鉄乗り場へ向かった。東山線で本山まで行って名城線に乗り換え,名古屋大学までは1駅であった。そこかしこにドラゴンズ優勝を祝う横断幕やポスターがあるのが名古屋らしい。実は名古屋大学の中のどこで地理学会があるのか知らなかったので,総合受付で聞いたところ,文系の学部が集まっている西側キャンパスの方で行われていた。とりあえず受付に行ってみたが,要旨集をもらうとか発表を聞くためには非会員参加費2500円を払わなくてはいけないそうで,午前中はとくに聞きたいプログラムも見当たらなかったので,控室で待つことにした。
- 控室は普通の講義室だったが,誤算だったのは壁のコンセントが死んでいたことだ。前方の,湯沸かしポットがつながっているコンセントだけは生きているのだが,他のコンセントはどこに差しても反応が無いのだ。節電のためだろうか? さっきDenny'sで予備バッテリに入れ替えたので,まだ3時間くらいは大丈夫そうだが。なお,無線LANを試してみたら,nuwnetというDHCPでつながる環境が提供されていて,名古屋大学の教員からゲストアカウントを発行してもらえば使えるようだった。名古屋大の教員で知っている人は何人かいるので,事前に頼んでおけば良かったと後悔したが,今からではもう遅い。仕方ないのでWillcom 03をUSBでつないでメールチェック。ついでに,さっきDenny'sで仕上げたプレゼンファイルを空のUSBメモリにコピーした。会場の係の人にはUSBで発表の20分前までに渡すこと,となっていたので,まだ余裕はあるが,もうこれでFIXにしよう。
- あとは締め切りを過ぎた某原稿を打ってしまいたい。10:40頃に打ち終わってメール送信し,昨日考えたソロモン諸島で2月にやるワークショップの素案もO先生にメール送信することができた。これで当面打つべき手は打ったといえようか。もちろんやるべきことは無数にあるのだが,とりあえず締め切りは(遅れたけれど)乗り切った気がする。
- 午後は13:00から17:30までがNature and Society研究グループのシンポジウムで,いろいろな集団の話が聞けて面白かった。しかし,もしかすると自分の発表は,ソロモン諸島の2つの農村における高出生力の話よりも,ギデラの低出生力の話にした方が良かったかもしれない。もちろん多様性を強調するならソロモン諸島で正解なのだが,最初にオーガナイザーの佐藤さんが発表されたのがエチオピアの焼畑農耕民の低出生の話だったので,同じような半狩猟採集・半焼畑農耕(+サゴヤシ利用)を生業とするギデラで,同じように生涯子供数ゼロの人が多いことを紹介して,フィールドワークで聞き取りをした他,尿サンプルをもらってHuman Reproductive Ecology的にPennsylvania State Universityまで行っていろいろ分析したけれども,結局理由が判明しないままに終わっている(speculationはいろいろできるが)という話をしたら,地域が違っても共通な現象かもしれないので,それはそれで面白かったかもしれない。まあ,両方は時間的に無理だったし,地理学会であまりbiologicalな話に入ってしまうのもどうかと思うので,たぶん今回の選択で良かったのだろう。
- 雨が降っていたが,18:00頃から19:10まで懇親会に出席し,途中で抜けて千種に向かい,特急ワイドビューしなの25号で長野に帰った。疲れたがいろいろ刺激を受けて楽しい2日間であった。
- それにしても,Olivia Ongの夏夜晩風Liveは素晴らしい。とくに終盤の我願意からLost in emotion, Stand by me, You and me, Never can say goodbyeと続くエンディングまでは,選曲も演奏も完璧だ。しなの号での3時間,エンドレスリピートしていたのだが,何度聞いても飽きなかった。
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