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【第2017回】 今日も書類作り続き(2011年10月26日)
- 高崎での乗継ぎ待ちの間,くまざわ書店に寄って,松岡圭祐の万能鑑定士Qシリーズの第1期最終作となるらしいXII巻と,ホーキング父娘による宇宙論童話3部作の第3巻を買った。童話3部作といえば北杜夫さんの『さびしい王様』シリーズを思い出す。北さんといえば,実は先週触れた『輝ける碧き空の下で』は,既に文庫落ちした後,絶版になっていて,中古書店でしか入手できない状態になっていたのだった。日本文学大賞(リンク先はWikipedia)――その大仰な名前からして,当時の新潮社は本気で力を入れていた文学賞だったと思うが,その後廃止して三島由紀夫賞と山本周五郎賞に分かれ,どちらも新人を対象としたという経緯も情けないが――を受賞した作品に対してこんな扱いとは,新潮社はひどいと思う。せめて絶版にした作品はすべてオンデマンド出版で対応するくらいのことをやってくれないだろうか。Jobsの伝記がどれだけ素晴らしいか知らないが,出版社は,ベストセラーだから買うという人たちを相手に商売しているだけではいけないと思う(しかも邦訳は分冊になって,合計すると英語版の2倍近い値段になっている)。
- 研究室に着き,I.O.DATAのRHDM-USというアダプタをVAIO-SAにつないだら,狙い通りiVDR-Sに保存した番組が再生できた。画面で見る限りとても美しい。もっとも,たぶんデジタルコンテンツの保護がされているため,D-SUB出力はできなそうだが,HDMI接続するプロジェクタがあれば講義にも使えるだろう。NHKのETV特集とか,これくらいのクォリティで出力できると素晴らしい。もっとも,コンテンツ保護されていなければ内蔵HDDにコピーしておけるわけだから,それに比べたらこのやり方は面倒といわざるを得ないが(コンテンツ保護のせいか,処理が追いつかなくなるとセキュリティ違反がでて,時々再生が中断する。続きから再生できるのでそれほど実害はないが)。
- 今日は科研の書類を完成させて分担者にメールで送りたい。
- 事務補佐のYさんによると,さっきも触れたばかりの北杜夫さん(リンク先はWikipedia)が亡くなったそうだ。先週読んだ『マンボウ家族航海記』の後書きでも体調が悪そうだとは思っていたが,びっくりした。新潮社はどうあっても『輝ける碧き空の下で』を復刊すべきだ。
- とよだでランチを食べつつ,『万能鑑定士Qの事件簿XII』を読了。自分が疎い方面へ話が展開したので,個人的には物凄く意外だったのだが,世間では有名なものなんだろうか。カバー絵は結末でちゃんと登場するが,ああやっぱりそういうことかという落とし方だった。ともあれ,本作も楽しめた。一つ謎だったのは,警備員の選び方だな。確率的期待値の話なら,実際に起こるかどうかはわからんと思うのだが。説明の仕方が不明確な部分があるので良くわからないが,結果的に裏表が逆転しないように混ぜられているということなら理解できるのだけれど。
- 実はウィルコムプラザは前橋にもあった。けやきウォークの近くで,20:00まで営業しているようだ。昨日聞いた話では受け付けは閉店30分前くらいまでらしいので,19:00に研究室を出れば間に合うか。19:00高崎では18:00に出なくては間に合わないので科研書類が到底終わらないが,19:00までかければ一通り最後までいくかも。
- NHK-BSで録画しておいたのをiVDR-Sにコピーしてもってきたファイルの中に東京Jazzがあったのを流しながら仕事をしているのだが,上原ひろみがタップダンサーと競演したホルストの惑星のJupiterは素晴らしい。自然に気合いが入る。
- 科研費書類をpdfにして分担者にメール送付してからウィルコムプラザに向かった。19:40頃着いたが,無事に妻のPHSを修理に出し,代替機を借りることができた。赤外線通信のところもダメになってしまっているらしく,電話帳やメールをコピーすることはできなかったが,仕方ないか。代替機は昔懐かしい京ぽん2であった。とっくに生産されていない機種だが,こんなところでまだ使われているんだなあ。
- 群馬大学の包括ライセンスを使ってMS OfficeとしてはY5に2007,VAIO-SAに2010を入れているのだが,2007はSP3が出たので300 MB近いダウンロードと更新作業があった。書き忘れていたがメモしておく。
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