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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第2023回】 体調不良(2011年11月1日)
- 6:00起床。新幹線に乗っているうちに腹痛になり,高崎での乗継ぎ待ちの間にトイレに行けたけれども,自転車を漕ぐ元気がなくなったので,前橋からバス。疲れが溜まっているのか,まだ体調不良が続いている。
- しかし体調不良などと言っていても仕方が無いので,とりあえず元気を出すために大股に歩いてみることにした。腹筋を使うのでエネルギー消費が増えることと,足底の筋肉も使うので外反母趾の軽減に効果がありそうなことから考えても身体に良さそうだが,少なくとも気持ちよく晴れ渡った秋空の下を大股で歩いていると気分が晴れてくることは間違いない。
- ところで,大股に歩くといえば,昔聴いた「招待状」という曲の歌詞を思い出す。これはsakanaの「マッチを擦る(Frotter Une Allumette)」というCDに入っていたと記憶しているが,不思議に耳について離れない曲なのだ。その1つ前のアルバムに入っていたThe BeatlesのカバーのI saw her standing thereも良かったなあ。メジャーデビュー前のゴーバンズのメンバーだった冨田綾子さんがゴーバンズを脱退してボーカルとギターをやっていて,いい感じに力が抜けた音楽だったなあ……と連想がつながった。ぼくが何故sakanaのCDを持っていたのかといえば,当時メンバーだった(今はどこかの病院で介護関係の仕事をしているらしい)林山人が実の従兄弟だからである。彼の名は山人と書いて「やまと」と読むのだが,ぼくの港(みなと)という名前も実はそれと対になっていて,どちらも祖父の名付けであるらしい……などということはどうでもいいのだが,Googleで検索してみたら,実はこのsakana,紆余曲折がありつつも活動を続けていることがわかった。懐かしいので,今買えるCDを全部買ってみようかと思う。しかし,西脇さんによるbiography(前半, 後半)を読むと,わが従兄弟は初期のsakanaにはなくてはならないメンバーであったと同時に,かなり世間一般から外れた人だったのだなあとも思った。
- 疫学勉強会は無事終了。次回はNested Case-Control Studyから。その後も某論文直しを続けていたが,疲れてきたので19:30頃帰途に就いた。
- 復路,ルーシー&スティーヴン・ホーキング『宇宙の誕生:ホーキング博士のスペース・アドヴェンチャー(3)』岩崎書店,ISBN 978-4-265-82013-9(Amazon | bk1 | e-hon)を読了。これまで2冊に比べ,小説以外の部分が多いような気がする。ビッグバン宇宙論についてわかりやすく解説されており,美しい天体写真が満載で,眺めているだけでも楽しい。ジョージとアニー(とヴィンセント)の冒険譚としても,もちろん楽しめる。LHCを稼働させると宇宙が滅ぶとか言っていた団体は実在したような気がするから,SFとしても現実と虚構とのジャンプがうまく行っていると思う。ひとつだけ気になったのは,最新の科学理論についての,マイケル・S・ターナー博士のコラム「宇宙の暗黒面――暗黒物質と暗黒エネルギー」の中で,「わたしたちが毎日目にするすべてのものは,九二種類の原子の組み合わせでできています。元素周期表にはそれが全部のっていますが,水素,ヘリウム,リチウム,ベリリウム,ホウ素,炭素,窒素,酸素とつづいて,最後は九二番目のウランです。」と書かれていたところで,確かに自然にはウランまでしかなかったかもしれないが,今では無視できない量,九四番目のプルトニウムが存在するわけだから,この表現はまずいのではなかろうか。それともここ,誤訳?
- 帰宅後,来週月曜の講義準備を終わらせた。今週は人類学会@沖縄から帰ってくるのが日曜夜になるので,先にやっておく方が安全だという判断。日曜夜は前橋1:00着なので教室泊するしかないのだが,そこでやろうというほど豪胆にはなれない。
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