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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第2129回】 もう3月か(2012年3月1日)
- 今日はいい天気だ。
- 長野より群馬の方が路上に融け残っている雪が多いのは,雪かきの違いだと思う。今朝の長野は,庭や屋根などには雪が残っていたが,道路はきれいに乾いたアスファルトであった。前橋は路上と庭などの雪が同じような状態のところが多い。雪に慣れていないということだろう。
- 唐突だが,http://minato.sip21c.org/にサイト移転することにした。一気に書き換えるのは難しいので,最初はいろいろ不具合があるかもしれない(メールなどでお気づきの点をお知らせいただければ幸いです>読者の皆様)。なお,コメント用のcgiがうまく動作しないのは,早急に直したいと思っているが,今のところ原因がわからない。
- 北関東医学会校正委員の一番大変な仕事がやってきた。北関東医学はJ-Stageで全文公開されるのだが,htmlとpdfを公開前に全部チェックするという,毎号恒例の仕事である。大変つらいのだが,時々想定外のエラーが見つかることがあるので,やっている意味はあるのだと思う(とはいえ,内容が誤解されるようなエラーはなく,pdf化の際の文字化けとかそういう話だから,指摘されてから修正ということにしたっていいような気もするが)。
- とよだで昼飯を食べながら,このところ読んでいた,最相葉月『ビヨンド・エジソン:12人の博士が見つめる未来』ポプラ文庫,ISBN 978-4-591-12753-7(Amazon | bk1 | e-hon)を読了した。焦燥感に駆られる本であった。つまり,自分と同世代前後の研究者が,ちゃんと世界で戦っているルポを,最相さん一流の筆致で克明に描き出しているため,自分はこの20年間何をやってきたのか? と反省せずにはいられないのだ。どの研究も面白いので,一般の方が読んでも感動すると思うが,研究者なら必読である。なお,12人のうち最初に取り上げられているのが北先生であることにも驚いたが,最後に取り上げられていたアルツハイマー発症の原因に迫る研究は,素直に凄いと思った。頑張ろう。
- 16:00頃までかかって北関東医学仕事を終わらせた。目が疲れた。
- 一木会は,医学哲学・倫理学の服部先生のお話が面白かった。国語教育が文学に偏っていて,しかも想像力を抑圧するような教え方がはびこっているのが怪しからん,という話ではないかと予想していたのだが,予想を超えていた。つまり,臨床倫理学というものがあるとしたら,それは個別の事例から問題を抽出する部分が第一段階であり,そこで正解があるのかないのか,もしあるとしたら,どういう方法で可能になるのか,といったことを問う必要があって,医療倫理ではこれまであまり俎上に上がらなかったこのテーマは,実は国語教育では古くから論争が繰り返されてきた話なので,その歴史を読めば参考になるのではないかということで,国語教育の歴史が語られたのだった。
- その後もメール送受信とか,いろいろやっていたら,研究室を出たのが21:30を過ぎた。しかし何とか復路あさま553号には間に合った。
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