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個別メモ
Latest update on 2012年3月17日 (土) at 19:31:03.
【第2141回】 一つずつ(2012年3月15日)
- 雪がちらついているが自転車で長野駅へ。昼頃,編集委員仕事が完了した。
- とよだで遅い昼飯をとりつつ(とよだがランチタイム禁煙になったのは特筆すべき進歩だと思う),國井修『国家救援医 私は破綻国家の医師になった』角川書店,ISBN 978-4-04-110076-9(Amazon | bk1 | e-hon)を読み進めた。公衆衛生ねっとでも積極的に活動されている國井先生の,半自伝的な国際医療話。これは講義で議論の材料に使えるな。映画『ホテル・ルワンダ』のDVDを見たくなった。
- 今日は風が強く,花粉が激しく飛んでいて鼻水が出るので,集中力が維持できない。
- 午後になって某重要業務をやってきた。大変面倒な仕事だったが,今日は比較的楽だった。
- 教室セミナーはMollyさんによる,放射線治療とセレンのミニレビューの取り組み。UV照射まで含まれていたので,放射線治療でいう放射線って非電離放射線も含むんだっけ? と気になって,National Cancer Institute, USAのradiation therapy for cancerの資料とかNorth Dakota State Government Department of Healthが提供している資料を見ると,たぶん通常はUVは含まないようだ。10 MeV以上のエネルギーを与えればその限りではないようだが。通常,放射線治療の区分は,外部照射か内部照射かという区分と,照射される放射線の種類として,炭素線,陽子線(α線),中性子線などの粒子線によるか,電子線(β線)によるか,高エネルギー電磁波であるγ線やX線によるかという区分になるようだ。γ線やX線は電磁波なので,何の波かといえば,赤外線や可視光線やUVと同じく光子の波だが,非常に波長が短くエネルギーが大きいので,原子から電子をはじき出してイオン化する(電離させる)ことができる点で,他の電磁波とは区別される。しかし,γ線とX線の違いが,γ線は原子核の中から,X線は核外から放出されるというソースの違いであるとは,恥ずかしながら知らなかった。
- R-2.14.2をインストールし,pyramidとfmsbのpackage maintainerである自分のサイトを書き換えてRCMD check fmsbとかRCMD build fmsbとかRCMD INSTALL --build fmsbとかいった作業をやり,できあがったtar.gzをCRANにアップロードしてアップデート通知メールを送って一段落。
- 復路高崎駅待合室でメール受信したら,既にR教授からの受付メールが返ってきていて驚いた。仕事が早いなあ。
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