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Latest update on 2022年11月21日 (月).
本実習は,カリキュラム上,前期の講義「環境・食品・産業衛生学」に対応する実習であるが,これまで伝統的に学生がグループ実習として自主的に実習課題を決めて実施し,最終発表を相互評価するという形で進められてきたので,本年度も基本的にはそのスタイルを踏襲する。また,大気と水と産業衛生についての課題調べ,発表,討論と機器校正,滴定,共洗い,吸光度測定と検量線作成といった,定量分析の基本技術の習得を目指した実験・統計解析も実施する。
実習テキストを各自ダウンロードして予習しておくことを推奨する。
事前学習やグループ学習,提出物がかなり多いので,覚悟して臨まれたい。後述するように,グループ実習では,(予算の制約はあるが)かなり多様な課題が許容されるので,各自の自主性がこの実習を成功させるかどうかの鍵である。
Covid-19の感染状況によっては,以下の予定は変更される可能性がある。
前半に課題別討論と基本実験(2022年度もCOVID-19パンデミックのため、大気・環境問題以外は予め撮影した動画を見る)を行う際はA,B,Cの3班に分かれる。後半で自主的に決めた課題についてのグループ実習を行う際は各班をさらに2つずつに分ける。班分けについては個人名が含まれているため,BEEFからダウンロードできるテキストにのみ掲載してある。
2022年度もグループ実習と大気の実習を除きZoomで実施する。Zoomのアクセス情報はBEEFで提供する。
グループ実習については,適宜調整する。時間内は,F306,E503,E501,E801が利用できる。
大気以外の基本実験のデータについては,自分たちで取ることができないため,合成した架空データを各自ダウンロードすること(BEEFにもアップロードします)
注:
- 水に関しては遊離残留塩素,電気伝導度,pHのデータも分析することとテキストに記載されているが,過去の適当なデータがないため,分析しないで良い。即ち,水のデータは総硬度のみの分析で良い。
- NO2のLOCATIONという列は,各サンプルまたは採取場所の説明であり,読み込めるが,EZRでの分析には必要ない。
- OccHealthのタブにはTimeという変数とMissという変数があり,それぞれ百ます計算に掛かった時間と誤答の数を意味している。解析方法は示さなかったが,明暗条件やストレスとの相関関係を分析してみて欲しい。
- noiseの表は,1秒ごとの騒音測定値から1分ごとの等価騒音レベルを計算してあり,計算結果はdustの表にコピー済みなので,統計解析はdustの表だけでできる。
- 二酸化炭素の室内濃度については,可能なら自動計測器の測定値との比較もすること。
回 | 日付 | 時限 | A班 | B班 | C班 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 10月4日 | 3 | オリエンテーション,グループ実習テーマ紹介 | ||
4 | グループ実習課題検討(班ごとにブレイクアウトセッションで) | ||||
2 | 10月11日 | 3 | グループ実習方法論の検討(班ごと) | ||
4 | グループ実習実施計画作成(班ごと) 中澤確認後解散→必要物品発注 | ||||
3 | 10月18日 | 3 | 大気・環境問題討論 | 水討論 | 産業保健討論 |
4 | 大気・環境問題実習 | 水実習 | 産業保健実習 | ||
4 | 10月25日 | 3 | 産業保健討論 | 大気・環境問題討論 | 水討論 |
4 | 産業保健実習 | 大気・環境問題実習 | 水実習 | ||
5 | 11月1日 | 3 | 水討論 | 産業保健討論 | 大気・環境問題討論 |
4 | 水実習 | 産業保健実習 | 大気・環境問題実習 | ||
6 | 11月8日 | 3・4 | 実験データの統計解析入門(演習)(サンプルデータCSV形式:二酸化炭素,二酸化窒素,クロスオーバーデザインによる産業衛生実験,粉塵・騒音・車台数,二酸化窒素濃度計算のための検量線用データ,総硬度) | ||
* | 11月15日 | 3・4 | 準備の都合により休講です。申し訳ありません。 | ||
* | 11月22日 | 3・4 | 準備の都合により休講です。申し訳ありません。 | ||
7 | 11月29日 | 3・4 | グループ実習(6班別々に;3密を避けるため,スケジューリングが必要なので,各班希望スケジュールをメールで中澤に送付すること) | ||
8 | 12月6日 | 3・4 | グループ実習(6班別々に;3密を避けるため,スケジューリングが必要なので,各班希望スケジュールをメールで中澤に送付すること) | ||
* | 12月13日 | 3・4 | 2回で終わらなかった場合:グループ実習、終わっていればプレゼンファイルまとめ | ||
9 | 12月19日 | 3・4 | まとめ・プレゼンファイル提出期限 | ||
10 | 12月20日 | 3・4 | 成果発表会 |
グループ実習はこの時間帯に限らず,グループごとに進めてもよい。適宜担当教員に相談すること。
第3回から第5回は,3限に3つのテーマについての討論会を行う。大気,水,産業保健に関わる問題(予め提示するテーマから班内で分担)について自主的に文献調べを行い,A4で1枚の資料をまとめてBEEFにアップロードすること。各人約5分を持ち時間として発表し,討論を行う。討論のモデレータはTAが行い,各人について5段階で評価する。
討論会に引き続き,各テーマについての基礎実験を行う(出席を取る)のが基本だったが,水と産業保健については、2020年度、2021年度に続き2022年度も予め撮影した動画をオンライン視聴する。大気の班のみE501等で基礎実験を行う。
詳細は後述するが,個人レポートを(全部まとめて最終日までに)提出することとし,これについても教員が5段階で評価する。
後半はグループ実習となる。実習内容によっては正規の実習時間ではできない場合もあるため,出席等はとらないが,積極的に参加して欲しい。
最終日は,パワーポイントなどを用い,班ごとに成果発表を行う。各班の持ち時間は25分以内とする。プレゼンテーションファイル(各班員がどの部分に貢献したかを明記すること)を予め中澤教授にメール添付で送付すること。グループ実習についての評価は,(1)グループ実習への貢献度,(2)配付資料と成果発表,討論について教員が評価(班単位の評価)する。
成績評価は以上を総合して行う。
商品試験のようなテーマがダメというわけではないが,あまり推奨しない。水,空気,産業保健の基本実習を発展させるものを期待する。
火曜日18:00~18:30,E707