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エビデンスベーストヘルスケア特講I (2015)
[http://minato.sip21c.org/ebhc-j.html] Latest update: 14 March 2016 (Mon)
Archives: 2014, 2013, 2012
講義の目標
保健学領域の研究を実施するための能力として,研究デザインと統計解析の基礎知識を教授する。
原則として講義は日本語で行う。留学生は必要に応じて講師に個別相談すること。
テキスト(日本語pdf,2016年3月14日版が最新)を適宜参照されたい(コメント歓迎)。自由にお使いいただきたい。
講義計画
本講義は,毎週水曜6限に,保健学研究科D101で実施します。時間割表に,4月22日からとあるのは誤りです。
5月13日,6月3日,7月1日の講義は19:00〜20:30となりますのでご注意ください。
- 保健学研究の基礎(4月8日)
- 保健学/疫学研究の指標とデザインの基礎知識(4月15日)[ミニテスト解答例]
- サンプルサイズにまつわる問題(4月22日)
- 研究のデザイン(5月13日,19:00-20:30)[A review paper pdf for crossover design]
- 仮説検定,標準偏差と標準誤差(5月20日)
- 比率の差の検定,クロス集計表とその分析(5月27日)[ポリコリック相関係数等補足資料]
- 分散分析と多重比較(6月3日,19:00-20:30)
- EBHCと臨床検査: 検査情報の読み方と有効活用に関するエビデンス(6月10日,白川卓先生)
- EBHCと遺伝情報:遺伝情報を保健学・臨床医学に取り入れるためのエビデンス(6月17日,白川卓先生)
- 相関と回帰(6月24日)
- 共分散分析とロジスティック回帰分析(7月1日,19:00-20:30)
- 反復測定:3群以上の間の対応のあるデータについての位置母数の比較 / 検査性能の評価:ROC,カッパ係数,Bland-Altmanプロット(7月8日)
- メタアナリシス入門(7月15日)
メタアナリシスの例:全世界で精子数が減少しているか? という問題:
- 空間疫学(谷村晋先生,7月22日)
- 最終ミニテスト(7月29日,問題:当日欠席した人は,ダウンロードして自分で解いてみてください。解答例)
評価
何度か提出を求めるミニレポートとミニテストの結果により総合的に判定する。
参考文献・webサイトなど
- Machin D, Campbell MJ, Walters SJ (2007) Medical Statistics, 4th ed., Wiley
- Lang TA, Secic M (2006) How to report statistics in medicine: Annotated guidelines for authors, editors, and reviewers. 2nd ed., American College of Physicians.
- Peacock JL, Peacock PJ (2011) Oxford handbook of medical statistics. Oxford Univ. Press
- Power and Sample Size (Vanderbilt University)
- EZR (Jichi Medical School)
- 神田善伸 (2012) EZRでやさしく学ぶ統計学:EBMの実践から臨床研究まで. 中外医学社, ISBN:978-4-498-10900-1.
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