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2015年2月のカンボジア弾丸往還記

Copyright (C) Minato NAKAZAWA, 2015. Last Update on 2015年4月2日 (木) at 10:04:49.

【第3日目】 カンボジア二日目(2015年2月15日)

6:30起床。昨日の記録を打ってから,バイキング形式の朝食。なかなか美味だった。日本人の若者グループが泊まっていた。確かに,カンボジアは観光地には向いていると思う。来るのも簡単だし,物価は安いし,安全で清潔だ。交通状況だけは良くないが。このホテルも,部屋に電気ポットがなくてお湯が沸かせないという欠点はあるが,備え付けのテレビは19チャンネルでNHKの国際放送も映るし,大きな冷蔵庫はあるし,7:00-12:00の間にかごに入れて衣類を出しておけば無料で洗濯してくれて,料金が一泊朝食付きで約30ドルだから大変リーズナブルな宿だと思う。立地も便利だし。

8:00にソタさんが迎えに来てくれて,市内を一日案内していただいた。車の窓からパスツール研究所
パスツール研究所@プノンペン
やヘルスセンター
Teuk Thia ヘルスセンター@プノンペン
が見えた。午前中は王宮と博物館を見学した。どちらも,カンボジアの人と外国人では大きく入場料が違っていた。博物館ではガイドを頼んだ。日本語を喋れる人もいるとのことだったが,20分待ちだそうなので,英語ガイドにした。基本的に仏教遺物が展示されているのだが,古いものから順路を辿るに従って現代に向かうスタイルはわかりやすかった。ただし,13世紀の後はいきなり19世紀以降に飛んだが。残っているものも含めて,内戦で破壊されたものが多いのだと思われた。ほとんどの彫像は腕が無かったり頭が無かったり脚部に接着痕があったりした。出口のところでカンボジア料理の本を何冊か買った。

昼は中華料理をソタさんにご馳走していただいた。そこからRussian Marketと呼ばれる市場に連れて行って貰った。外国人観光客も多く,土産物もいろいろ売られていたが,青果や乾物,肉や魚に至るまで多種多様な生鮮食料品が売られていて,カンボジアの人たちも普通に買い物をしていた。途中,市場の外の露店のようなところで売られていたベタ甘のアイスコーヒーをいただいた。甘いが癒された。
ベタ甘のアイスコーヒー
そこから巨大ショッピングモールであるAEONに行ってみた。
プノンペンのイオンモール
値段は高いが品揃えは良かった。バレンタインデーの翌日なので売れ残り品のセールをしていたのと,中国の旧正月の3日前なのでそのセールもしていて,多くの客が来ていた。その後,カンボジア料理の店で晩飯にした。
カンボジア料理店にて。野菜と肉を一緒に辛いタレにつけて食べる
唐辛子を囓ってしまったときには口の中が火を噴きそうでどうしようかと思ったが,大変美味だった。

そんなわけで充実した一日であり,疲れ果てて就寝。

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