Top
個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第144回】 民族衛生学会1日目(2004年11月11日)
- 6:00起床。髪を洗うためにシャワーを使ったのだが,このところ風呂が沸いていないときはシャワーが熱くならないので,風邪を引きそうだ。朝食は,昨日妻がそば品評会で審査員をしてきたので,そのお土産の美味なそばを温かくして鶏肉とかタマネギを刻んで入れたもの。もちろん八幡屋礒五郎の七味唐辛子をかける。そば自体が美味なところへもってきて,この組み合わせは堪らなく美味い。
- 昨夜も書いたが,今日は東大で民族衛生学会の座長をしなくてはいけない。10:00からの特別講演も聴こうと思うといつもの504号では遅いので,7:20に家をでて,7:50発あさま2号に乗った。上田と大宮にしか停まらないので,早く着くし空いているのがよい(普段は高崎にさえ停まらないのが恨めしいが)。
- 午前中は特別講演と会長講演。特別講演は半分くらいはウイルス学の基礎みたいな話だったので,ちょっと退屈だったけれども,わかりやすい説明ではあった。会長講演は南アジアの砒素汚染の話で,バングラよりもネパールの方がひどいらしいのは意外だった。昼は評議員会に出て,午後の最初は自分が座長を務める一般口演から。始まる前に,S先生から,実はとある学会賞選考で惜しいところまで行っていた(結局駄目だったんだが)というお言葉をいただいて,論文のワーディングの大切さを噛みしめた。さて一般口演は国際保健というセッションで,民族衛生らしくバラエティに富んだ内容でよかった。けれども,座長としての仕切りは今ひとつだったような気がする。もっとうまくなろう。その次の高齢者保健のセッションも聞いたが,自分が座長をしたときに質問があまり出なくて辛かったのでというわけでもないが,質問をしまくった。その後,ポスターセッションの方に行こうとしたら,学会誌編集委員長から呼び止められて,民族衛生学会ホームページ(と言われていた)を立ち上げるために力を貸して欲しいとの由。予算はとれたみたいだし,サーバをNIIの学会ホームヴィレッジから借りれば,デザインとか更新とかの作業はアルバイトが雇えるんじゃないだろうか。メールで相談に乗るくらいはするけれども,とりあえず慎重に引き気味に返事しておいた(オセアニア学会みたいに働くのは1つで十分だし)。
- 国際保健・他のポスターセッションは,予想していたよりも面白かった。とくに最後のやつは,人為的なセッティングであることをどう評価したらいいのか難しいところだが,森林はOriginal Affluent Societyでなかったかもしれない可能性を示しているとしたら,かなり大きな論議の種になるだろう。
- 懇親会で,保健学科の先輩であるOさんから,このメモを読んでいると言われた。ときどき役に立つことも書いてあるしという評価は嬉しかった。19:30頃お開きになったので,二次会は出ずに長野に帰ることにした。上野駅にはCD屋と本屋があるので,時間があると嬉しくなって見てしまうのが常だが,今日も新幹線乗車まで間があったのでCD屋を見て,上原ひろみ「BRAIN」と,「Garota de Ipanema 100%」を買ってしまった。後者は「イパネマの娘」ばかり入っているアルバムで,18組の異なるアーティストがやっているので衝動買い。
- 復路あさま563号。
▼前【143】(続き(2004年11月10日)
) ▲次【145】(民族衛生学会2日目(2004年11月12日)
) ●Top
△Read/Write COMMENTS
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]