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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第1250回】 試験問題システム作りの続き(2009年2月5日)
- 6:00起床したが,温風ヒータの前で暖をとっていたらいつの間にか眠っていて,7:00起床。慌てて食事をして自転車で出発し,往路あさま510号。WILLCOM 03に入れた8 GBのmicroSDHCにはかなりたくさんのCDをMP3化して入れてあって,通常はそれをランダム再生しているので,山中千尋の「Lucky Southern」の次にGANGA ZUMBAの「ハリクヤマク」が来て,その次にマナカナの「シジミジルのテーマ」が流れたりするんだが,「シジミジルのテーマ」を聴いていて,ふと替え歌を思いついた。「シジミジル」のところを「スプラウト」にして,「自然食」を「強化食」にして,「ビタミン・鉄分・カルシウム」を「スルフォラファンとセレニウム」にするのだ。うーん,でも,たぶん内輪受けしかしないなあ。
- 今日も昨日の続きでPerlを使って試験問題システムを作らねばならない。もちろん本題はそのシステムができた後に作る問題内容なわけだが。しかし新幹線の中では調査計画書の日本語版を作ろうと思う。高崎に着くまでに概ね終わったので,これから渋川行き各駅停車上越線の中で仕上げる。
- 今日も高崎は晴れていて,昨日で懲りたのでちゃんと新前橋から自転車に乗った。
- multcompライブラリについてメモ書きだけしていて統計処理ソフトウェアRについてのTipsに書き忘れていたことに気付いたので,久々に当該ページを更新した。いや,そんなことをしている場合じゃないんだが。それでもとりあえず昼飯前に出張関係書類を文書法規に提出することができた。Perlが全然だが。
- とよだで日替わりランチを食べながら,松田裕之『なぜ生態系を守るのか?』NTT出版,ISBN 978-4-7571-6027-9(Amazon | bk1 | e-hon)を読了。最後までinformativeかつ刺激的だった。p.181「科学者は,管理者と行政権者と深く交わり,計画を作るときだけ発言して後は関与しないというのではなく,常に問題点を明らかにしながら管理計画にかかわり続けるべきである」には痺れた。松田さんが凄いのは,言うだけじゃなくて,それをちゃんと実践しているところだ。見倣いたい。なお,また3ヶ所の誤植をみつけたので,とりあえずメモしておく。(1)p.190の「をおこなう場所が必要性である」は,たぶん「をおこなう場所が必要である」だろう。(2)p.197の「酸素供給をはじとする公益的機能がある」は,たぶん「酸素供給をはじめとする公益的機能がある」だろう。(3)同じくp.197のリオ宣言第15原則で,「……残されていることが,……として用いてはならない」は,「……残されていることを,……として用いてはならない」か,「……残されていることが,……として用いられてはならない」のどちらかであろう。本書の内容については他にもコメントしたいことがたくさんあるのだが,今は時間がないのでまた後日。なお,本書はNTT出版の「やりなおしサイエンス講座」の第7巻なのだが,このシリーズ編集委員が,村上陽一郎,池内了,鬼頭秀一,立川敬二,長谷川眞理子,松井孝典と揃っているので,他の巻も読んでみたい。
- 信濃毎日新聞では今日の朝刊で大きく取り上げられていたが,毎日新聞東京朝刊では2月1日に報道されていたハーバード大学研究員(松本歯科大学講師)の八巻さんの研究は,先月末の日米シンポでも発表されていて,かなり凄い発見かもしれない。ES以上にがん化しやすそうなiPS由来の組織についても,もしコラーゲンと一緒に培養するとがん化が防げるということになったりしたら,さらに凄い。パテントはとったんだろうか,という下世話な興味はともかくとして(追記:たぶんこれだな),掲載先が日本の雑誌になったのは,完全に防げるわけではないからだろう。それはともかく,取材記事だから仕方ないのかもしれないが,4日遅れで同じような内容の記事を大きく出す信毎って,ダメなんじゃないだろうか。
- biomath-mlに流れた鳥インフルエンザを中心とする数理モデルのシンポ@京都産業大は面白そうで聴きにいきたいところだが,2月21日では日本にいないので無理なのが残念。
- Perlで困っているのは正規表現とソーティングで,こんな基本的なところでスパッとスマートなコーディングを思いつけない自分が情けない。パタンファイルの方をたくさん用意するという泥臭い手を使えばいいのだが。今夜できなかったらそうしてしまおう。
- 一木会は参加者の出足が鈍かったが,3題ともそれなりに面白かった。TKA後のDVTとその関連要因の話は,TKAの手術時に失血と輸血があるという点が(言われてみれば当たり前なんだが),血液中の成分をマーカとするにはかなりコントロールが難しそうだ。
- ふと時計を見ると,もう21:00を過ぎている。帰らねば。復路あさま553号では長野に着くまでずっと眠っていた。
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