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【第1947回】 一木会(2011年8月4日)
- 可燃ごみと伐採枝葉を集積所に出してから出発。久々の青空で,まだ空気はそれほど暑くないが陽射しが強くなってきた。自転車を長野駅まで漕いだだけで汗だく。
- 今日は一木会での話題提供をするため,その発表資料を完成させるのが先決。
- 高崎の乗継ぎ待ちの間に,くまざわ書店でONE PIECEの63巻を買った。物語時間における昔話メイン(魚人がらみの謎解きというか種明かし多々)。新前橋から大学に自転車を漕いだら,当然のことながら,自宅から長野駅以上に汗だくになった。
- わかっていることを英語でまとめ直すだけなのに存外時間がかかり,プレゼン資料(pdf形式)ができあがったのは15:30を過ぎていた。面倒なので配布資料もこれを8枚/1ページに印刷したものにしてしまおう。
- ちょうど40分喋った。あまり質問は出なかったが,まあ話題提供としては悪くなかったのでは。
- 復路,高嶋哲夫『風をつかまえて』文春文庫,ISBN 978-4-16-780139-7(Amazon | bk1 | e-hon)を読了。風力発電による町おこし小説であると同時に,高嶋哲夫お得意の父と息子の不器用な交流ものでもあり,モラトリアム息子が道を見つけて自立する話でもある。そういう意味ではパターン小説だが,風力発電=優雅な風車という固定イメージを打ち砕き,技術的に難しいところと面白いところをある程度具体的に描いてくれている点は本書の特徴だと思う。2009年3月に単行本が出たものの文庫落ちだが,文庫版あとがきは311後に書かれていて,著者がこの物語を通して訴えたかったものが「再生」であることが明記されていた。
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