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2002年10月のメモ
- 最終更新:
2002年 11月 2日 (土曜日) 02時24分
- RについてのTipsにニュースとして載せた通り,最近,Rでも地理情報を扱うパッケージがいくつも公開されているが,R以外でも地理情報を図示するプログラムがいくつも公開されるようになってきたようである。中西準子さんの雑感193にあるADMERとMETI-LISや,ペンシルヴェニア州立大のGeoVista Stdioなど。こういう流れになってくると,無闇に高い値段をつけていた既存GISソフトのヴェンダーも考え直すんじゃないだろうか?
- 現在の職に応募するときに作った書類に業績の一言紹介を載せたことを思い出し,研究業績をやや拡充した。ついでにリンクを張ってみたり。
- 学生から壊れたフロッピーディスクの修復について相談を受けた。バックアップもないとのこと。今後は必ず複数のメディアにバックアップを取るように強く指導したのだが,問題はこの壊れたフロッピーディスクのデータをどうするかである。DiskBasicやDOSやWindows3.1の時代ならディスクエディタというもの(NECOとか)を使ってセクタ単位の読み書きをすることで解析できたのだが,あの手のソフトはWindows2000では動かないのだ。ディスクエディタソフトを入れた起動可能なDOSパーティションを作っておくといいかもしれない,とも思ったが,それはさすがに面倒である。業者に頼むと1枚で2万円くらいするし,時間もかかる。検索してみたら,BadCopy Proというソフトが見つかった。試してみると,幸い壊れていたのはメディアディスクリプタだけだったようで,ファイルリストが出てきた。しかし,実際のデータ取り出しをする機能は入金してレジストして貰えるキーを入力しないと無効だというメッセージが出てきた。暫く悩んだが,39.5ドルをクレジットカード決済で払えばいいという話だし,CD-R/RWにも対応しているソフトなので,これはレジストしてもいいかな,と思った。念のためにウェブ上で評判を調べてみても,日本にはあまりユーザはいないようだが,tucowsも4つ牛マークを出しているし,ZDNETでも誉めていたので,まあ大丈夫だろうと思われ,レジストしてしまった。メールでキーが届いたので,それを入力したら,無事にデータが取り出せた。めでたしめでたし。
- 気づかないうちにCOP8(信濃毎日新聞の記事)が始まっていた。ロシアの批准はまだか。
- RについてのTipsを更新。人口ピラミッドを描く関数をパッケージ化してみた。本当は統計学の更新が必要なのだが,時間が足りない。
- 学生控え室用のニューマシン(Celeron 1.7GHz)が2台届いた。先に届いていたOffice2000をインストールしなくてはならないのが若干面倒だが,これで学生のコンピュータ環境はかなりよくなるだろう。
- ふと思い出したのだが,かつて試みて参加者不足でできなかった(いや,まだクローズしたわけではなくて継続中だが)新しいエコポイントチェック開発の試みとしてのCRAは,公衆衛生学の講義の中でできるのではないか? 学生ではパネルとして偏りがあるが,少なくとも教育手段としてはいいかもしれないし,学生向けのエコポイントチェックを作ったっていいわけだし。
- 元気を出そうと思って晩飯をちゃんと料理。といっても,おかずは豚挽き肉をタマネギとキャベツを細かく切ったものを一緒に炒めてコチュジャンとケチャップとコショウで味付けしただけだし,味噌汁は煮干でだしをとったものの具は蕪だけだし,手抜きには違いない。ちゃんと食べると確かに元気は出るのだが,難点は同時に作るという技ができない故に時間がかかることで,研究室を出て家に帰って料理して食べて研究室に戻ってくるまでに1時間半かかった。あと30分短縮したい。
- それでも,People and Culture in Oceaniaのぼくの論文が掲載された号が届いたので,やや元気が出た。別刷りはまだだが。研究業績を更新。
- 日曜日は未来開拓研究の本の原稿を書いたり,講義の準備をしたりしていたのだが,夜も更けてから講義準備が一筋縄では完了しないことに気づいて青くなった。結局講義準備が終わったのは4:00を過ぎていた。家に帰って7:00まで眠り,納豆をご飯にかけて食べただけで再び大学に来て8:40から3コマ連続の講義を終え(今日は疫学研究の方法論を2コマやったのでいつもより多かった),会議を終え,学生の統計相談に答え終わったところで疲れ果てている。
- nForce2マザーボードがそろそろ出荷されそうな気配である。LeadtekのWinFast K7NCR18D Proのニュースリリースが10月25日付けで流れた。それより発表が早かったWinFast K7NCR18G Proとか,EPoXのEP-8RDA+とか,ABITのNV7-8X/8XE(NV7II-8X/NV7II-8XEが改称された)もあることを考えると期待が募る。が,TWO TOPの通販サイトの新製品情報ではNV7-8Xは価格さえ未定だし,WinFastの方は値段は決まっているけれど納品時期未定だから,まだ先か。
- 無理したのが祟ったのか,寒さのせいか,それとも首都圏の汚い空気にやられたのか,喉の痛みと鼻水が止まらないので,東京駅22:00発のサンライズ瀬戸に乗ってから風邪薬を飲んだ。それが効いて,せっかく個室寝台には(シェーバー専用と書いてあったが)電源があったから仕事をしようと思えばできたのに,岡山まで熟睡してしまった。もっとも,個室寝台の寝心地が良かったのも一因だろうし,疲れが取れたので良かったとも考えられる。
- そういうわけで非常に眠い3日目の公衆衛生学会だったが,ポスターの前でいろいろディスカッションできて良かった。知人や知人に紹介された人に配ったので東京大学のサーバのアドレスが印刷してある名刺が随分減った。学生時代からの友人A君に会ったので,喫茶店(自家焙煎店を探して大宮を歩いたが見つからず,東口駅前の店で妥協した。でも豆屋を見つけたのでマンデリンのハイローストとニューギニアのフルシティローストを買い込んだ)で暫く話し,ラケルでオムライスを食べてから帰途に着いた。
- 2日目の夜,理論疫学の自由集会(これは収穫が大きかったので本当は最後までいたかった)に40分ほどいてから,山口県の公衆衛生関係者の集まりに行った。その後,埼京線と丸の内線を乗り継いで東京大学へ行き,未来開拓学術研究推進事業大塚プロジェクト成果公開サーバのOSの入れ替えとウェブページアップデートを翌朝4:30まで。2時間ほど仮眠をとってから再び大宮へ向かった。
- 2日目はいくつもの会場を行ったり来たり。何人かの知人に会った。教育講演のBSEの話と疫学倫理指針の話はimpressiveだった。もっとも,後者は,皆困ってるんだなあ,と思っただけで,何の解決にもなっていないが。それにしても,公衆衛生学会は規模が大きいせいか,時折,まったくひどい発表があるのには困ってしまう。そういうときは別の会場へ行け,ということなんだろうか。
- 公衆衛生学会1日目は,ともかく会場の大きさにカルチャーショックを受けた。これまで参加してきた学会は,せいぜい会員数数百人だったので。会員数が8000人弱らしいので,仮に4分の1の参加だとしても2000人である。明日からは11もの会場に分散して同時進行するので,ほんの1部しか見ることができないのは大規模なテーマパークのようで,なんだか勿体無い。Population strategyという話は,一見もっともらしいけれど,適用可能な場面が相当に限局されるのではないかと思うし,環境対策などした場合はもたらされる結果の多面性を意識しないとまずいと思うのだが,その辺り触れられなかったのはやや不満(会場の中でも同種の不満を言っている人はいた)。環境対策はそんなに簡単な話ではないと思う。まあ,わかっていて言ってるんだろうけれど。
- 今回から人口分析の方法を扱っている文献講読(いわゆるゼミのようなもの)が終わってから,自転車で山口駅へ。19:25発の山口線にちょうど間に合った。受講生が少ないゼミ形式ならではのことだが,人口分析については,最近ではセンサスデータ(総務省サイトから)や人口動態データ(厚生労働省サイトから)がかなり公開されているから,LANでインターネット接続さえされていれば実習が簡単にできるのが便利だ。
- 伊那農研の「スーパー農家への道2」が届いた。が,今できるわけもなく……。
- こんな状況下でありながら,昨日,川端裕人「竜とわれらの時代」(徳間書店)をご恵贈いただいたので(いつもありがとう>川端),つい睡眠時間を削って読み始めてしまった。出張に持って行くことにしたが,こういう面白い本を読んでいるときは,中断して我慢するのは非常に苦痛だ。
- まだ大きな締め切り原稿(10月末まで)を少なくとも2つかかえているので,次回の公衆衛生学講義準備もあまり時間がとれない。しかも28日には疫学の講義もやらねばならない。今日から公衆衛生学会に向けて出張するので,土日が勝負だ。
- 金曜日のうちに何とか締め切り原稿を仕上げて,土曜日に戸隠(子どもたちと忍者三昧),日曜日に牟礼(リンゴの葉摘み:色がつくのは確かなようだが,味については,農家の方でも,人によってやった方がいいという方とやらない方がいいという方と変わらないという方がいて悩みどころだったので,適当にやってきた)に行ってきたので,今週は時間的余裕がなかったこともあり,2週間あったにしては詰めの甘い公衆衛生学の講義をしてしまった。今回のテーマが筋の通った体系になっていなくて面白くないということもあるかと思うが,学生の就寝率も高かった気がする。
- Rでバッチ処理をさせるには,Rterm.exeコマンドにリダイレクト入力することが必要らしい。つまり,例えば,"C:¥Program Files¥R¥rw1060¥Rterm.exe --no-save < %1"という内容のバッチファイルrun_R.batを作って*.Rに関連付けしておいて*.Rをエクスプローラでクリックするとか,このバッチファイルをパスの通ったディレクトリにおいてrun_R foo.Rとすれば,Windows2000の場合,コマンドラインでfoo.Rが実行される。しかし,バッチ処理が終わると同時にRが終了してしまうので,関連付けからの実行でも画面への出力を残しておくには,バッチファイルの2行目に"pause"を入れておく必要がある。あるいは,画面に残さなくてもいいなら,"C:¥Program Files¥R¥rw1060¥Rterm.exe --no-save < %1 > _Rresult.txt"としておけば,結果の出力先は画面でなく,カレントディレクトリの_Rresult.txtというファイルになる。グラフィック出力はそれでも残らないが,そもそもwindows()をせずにグラフィック出力をバッチ実行させるとカレントディレクトリのRplots.psというポストスクリプトファイルに書き込まれるので,それを加工してもいいし,pdfで残したければwindows()してからplot()などの描画コマンドを実行し,描画後にdev.copy(pdf,"_Rresult.pdf"); dev.off()するようにバッチ実行するRスクリプト中に書いておけばいい。
- (有)電机本舗と(株)アート・ビビアンによる,OpenOffice.orgの完全日本語化版1.0.1J10,文例集つき,Windows版のみ発売(11月1日出荷開始)。OpenOffice.org自体も643(1.0.2に相当)で和英(というか1バイトコードと2バイトコードの)識別ができるようになったらしく,完全日本語化は時間の問題と思われるので,商品価値のある期間は短いかもしれないけれど,643はWindowsではMe/2000/XPしか正式にはサポートしないとされているから,今回発表された日本語化版が98/SEをサポートしているのは偉いことかもしれない。文例集だけで4980円出すかといわれると微妙なところだと思うけれど,かなりたくさんいるWin98/SEユーザが,できるだけ少ない投資で正式にOfficeアプリを使いたいと思ったときの選択肢にはなるのではないか。ちなみに,StarSuiteは一太郎文書フィルタがついているとかLinux版同梱とか,違うセールスポイントがあるので,値段はほぼ倍だけれども競合はしないと思う。でも,山口のベスト電器にはStarSuiteはなかったし,店員が存在すら知らなかったし,長野のLAOXにも1箱しかなかったから,まだまだマイナーな商品であるには違いなく,これを機に一気にOpenOffice.orgやStarSuiteの知名度が上がれば,それはそれで喜ばしいことである。
- 木曜日の朝,ネットワークは仮復旧したのだけれど,一日中締め切り直前の文書作成に追われていた。またも終わらないまま,山口を発った。新幹線の中で1本仕上げ,新大阪から夜行バスで長野へ。金曜日が勝負だ。
- あれ,ypu.jpってバーチャルじゃなかったんだっけ? 竹内君から電話で教えてもらったところによれば,このサーバはhttp://phi.ypu.jp/で見えるそうだ。いずれにせよ本部のネットワークが外と切れている状況は変わらないので,急ぎのメールはminato@ypu.jpではなく,minato@phi.yamaguchi-pu.ac.jp宛てに送られたい。
- 教授会が終わって研究室に戻ってみたら,メールサーバにつながらなくなっていた。IPで指定すれば学外でもつながるので,メールサーバが落ちたか,スイッチが落ちたかのどちらかと思われた。17:30頃,漸くA先生と連絡がとれてわかった事情によると,スイッチが看護学部から外への接続は通すけれども本部側のHUBから外への接続を通さないらしい。NTTの技術者が来て直しているそうだが,復旧の見込みは立っていない。そんなわけで,20:25現在,ypu.jpはバーチャルドメインなので外から繋がらない可能性が高いが,http://phi.yamaguchi-pu.ac.jp/としてのこのサーバや,http://kan1.yamaguchi-pu.ac.jp/としての看護学部サーバは見える状態が続いていると思われる。こんな時にネットワーク関係の調整はやりにくいのだが,某先生のルータが妙なフィルタリングをしていたらしかったのをリセットして直してきた。しかし,もしこういう状況が頻繁にあるとしたら,看護学部でも(せめてリゾルバ専用でも)DNSを立てておくべきだろう。
- 週刊医学界新聞に載っている,錚々たるメンバーによる座談会『加齢の克服−21世紀の課題−』は必読。
- 15日火曜の夜も16日水曜の午前中も,人口学会の3つめの仕事(学界消息)を継続。最近の動きをフォローしようと思って調べだすと際限なく出てきて困ってしまう。
- 末広美津代『そんな紅茶で満足ですか』(祥伝社黄金文庫)は面白かった。スリランカの紅茶はインドの紅茶と等級分けが違うということを初めて知った(D1が高級品だということも)。スリランカの紅茶の産地も,ヌワラエリヤ,ウバ,ディンブラは当然知っていたが,キャンディとルフナは初めて知った。奥が深いことだ。
- 先週の発表のプレゼンテーションファイルをhtml化して案内文に追記した。
- さっきまで晴れていたのに,俄かに空が真っ暗になって大嵐。山口県中部地方には11:30に雷強風注意報が出たようだ。慌てて窓を閉めた。落雷が無ければいいが。
- OpenOffice.orgが,2歳の誕生日を迎えた(年表によるとソースがダウンロードできるようになってから,去る10月13日で丸2年)とのこと。さまざまな特集記事が組まれている。
- 旧友川端裕人からのメール(同報送信だが)によると,新作『竜とわれらの時代』(徳間書店)が今日配本とのこと。日本で巨大なカミナリ竜の化石が発見され,それを巡って研究者や地元共同体や原理主義団体が繰り広げる大騒動,という話だそうだ。面白そうだ。
- EdMaxフリー版のVer2.85.2Fがリリースされた(更新履歴)。
- 14日月曜日,朝から山口県看護学研究会の記念シンポジウムと教育講演。裏方は8:00集合だった。片づけが終わった13:00過ぎ,どっと疲れが出た(たぶん,人口学会締め切りの2番目の原稿を昨夜送信したのがほぼ0時で,それからネットワーク関係のシステムチェックをしていたからというのも疲れの原因であろう)。これから学部ウェブサイト用の報告ページを作る予定。
- バリ島の外国人向けディスコで大爆発。巻き込まれた方は気の毒だと思う。それにしても,犯人は何でそんなところを狙ったのだろうか。
- 環境省のサイトにあるエコプラントゲーム。子ども向けの教育目的のためか,やや問題を単純化しているのが惜しい。もっと現実性を重視した方が,実は教育効果だって高いと思うのだが。とはいえ,こういう教材の提供は重要だと思う。公衆衛生分野でもゲーム的な教材を作って講義に取り入れたらいいかもしれない。誰が作るかが問題だが。
- 久々に買ったBE-PALに載っていたのだが,伊那農研から発売されたスーパー農家への道2は面白そうだし,吉田太郎「200万都市が有機野菜で自給できるわけ」(築地書館)も読みたいと思った。
- 坂村健「ユビキタス・コンピュータ革命」(角川oneテーマ21)と倉坂秀史「環境を守るほど経済は発展する」(朝日選書)は,モノを売らずにサービスを売ることで経済成長は維持できる(後者の方がよりラジカルだが)という論旨は共通しているけれども,その後で掛谷誠(編)「アフリカ農耕民の世界」(京都大学学術出版会)に書かれている,シコクビエ自給自足から化学肥料を使うトウモロコシファームを経てシコクビエ自給に戻った社会などの姿を考えると,たぶん,サービスならばわざわざ売らなくても(国家の貨幣など仲介にしなくても)交換可能ではないかと思うし,その方が却って効率はいいはずだと思う。見かけの経済規模にカウントされない地域通貨を使うと,経済規模が縮小するように見えても,実態は豊かだということは当然ありうる。既存の大企業や市場経済はそうしたあり方に追従できるほどフットワークが軽くないから困っているわけで,それなら起業してしまえばいい(という展開はちょっと村上龍「希望の国のエクソダス」みたいだが,ああいう特殊なタレントなしでも個別性の高いサービスのニッチはあるはずだから,情報コストがもっと安くなって,制度的なコストも安くなれば,個人レベルの企業の集合体としての地域社会というあり方は持続的に成立するかもしれない)。そのためのインフラとして,100年かかるかもしれないが,ユビキタス・コンピュータは重要なキーだと思う。問題は100億個作ることで単価が5セントになるRF-ID(Alien Technology社の)がリサイクルされるのかといったメディア自体の持続可能性だが,惜しいかな,坂村さんはそこまで触れてくれていない。とりあえず適当な判別アルゴリズムさえできれば実用化できそうなNCRのインテリジェント・ゴミ箱は,目の付け所がいいと思った。
- [NUTEPI]メーリングリストから情報が届いていたのを見逃していたのだが,Scholarly Articles Research Alerting (SARA)というサービスが無料で始まったらしい。たくさんの雑誌から選んで目次情報をメールしてくれるなら有難いので,登録してみようと思う。
- 11日朝,長野に着いた。この時刻の長野駅からは,飯山線と長野電鉄を乗り継いで帰るのが早いようである。午後1番で県庁で研究打ち合わせをする予定。そういえば公衆衛生学会が近いので出張申請せねば。
- 10日の午前中は,先週末から図書館のX端末が立ち上がらなくなったというメールに対応。とくに関連しそうな変更はしていないし,調べた限りではネットワーク側に問題はないようなので,端末側を業者に見てもらうようにお願いした。昼過ぎに人口学会の仕事が1つ終わった。後2つを来週半ばまでに仕上げねばならない。
- R-1.6.0で実行すると,人口ピラミッド作成プログラムが正しく動作することがわかった。前のバージョンで余計な線が描かれるのは,やっぱりバグだったようだ。
- 9日水曜は発表準備をしながら2つの会議に出て,弁当を買うついでに先週末にクリーニングに出した洋服を引き取ってきて,看護学懇話会の発表に突入した。impressを使って17:40から19:40まで2時間。それなりに質問が出たのは嬉しかったが,ちょっとまとまりが悪かったのは反省点。その後,R-1.6.0のWindows版バイナリをダウンロード。ファイル名が変わった。CRANから落としてしまったが,既に会津大学のミラーにもあるようだ。R-jpメーリングリストの情報によれば,poly()がまともな結果を返すようになったそうである。ダウンロード中,DNSのキャッシュサーバを立ち上げねばならないので,bind9についてちょっと調べた。それほどbind8と違わないような気もするが,やはりちょっと違うので注意が必要だ。
- これまでにも何度かあったのだが,Macintoshからの添付ファイルのファイル名に特殊な文字が含まれていたためにWindows上のEdMaxフリー版でそれ以降のメールが受信できなくなってしまうという事態が発生し,手動でサーバ上の当該添付ファイルを削除した。今後の対処のためにソフトを探して試したら,nPOPQとMailEraserが使えそうだとわかった。詳細はEdMaxフリー版についてのTipsにメモした。
- OpenOffice.orgのannounceメーリングリストで,Developer Build 643がリリースされたことを知った。Native pdf出力ができるようになったと書かれていたので,RingのミラーからWindows版をダウンロードしてインストールしてみたが,Native pdf出力機能がついたのはWriterだけで,しかも日本語と罫線が入ったドキュメントでやったのが悪かったのか,回復不能なエラーを出して落ちてしまった。やはりDeveloper BuildはDeveloper Buildということか。それでも,この方向の機能向上は嬉しいので,バグが潰れればいいなあ,と思う。
- 岩波の「科学」10月号はリスク特集。久々に買ってみようかと思う。
- 講義の後,例によって統計相談が1件あったのはいいとして,文献講読の学生(いわゆるゼミ生)が1人増えそうな気配になってきた。忙しさは増すのだろうが,やる気のある学生は歓迎である。
- 第1回の公衆衛生学の講義は,講義計画の説明と健康論が主だったので,とくに何ということもなく終わった。健康論を多角的に論じたので,どう受け止められたか知りたくて,来週の講義がないこともあって,「健康をどう考えますか」という宿題を出してみた。どういう答えが返ってくるか楽しみだ。公衆衛生学に人口統計が含まれる関係で,人口学のページを多少改訂して,東京大学のサーバからこちらにコピーした。あの膨大な内容を一度に移すのは大変なので,こうやって必要に迫られる都度,ちょっとずつやっていくつもり。
- 月曜朝,新大阪駅で途中下車して翌週のJRチケットを買った。構内の切符売り場には,すべて当日券という表示が出ているので,当日でないチケットは途中下車しないと買えなかったのだ。実は昨夜長野駅でも買おうとしたのだが,窓口の担当者がオフィスシートを発券するための端末の操作を知らなくて23:00を過ぎたためにラインが停止してしまったのだが,さすがに新大阪駅ではスムーズに発券された。もっとも,端末の操作を見て危惧していた通り,帰りのチケットがオフィスシートになっていなかったが。最近は複雑なJRチケットを買うことが多いのだが,駅によって(というか,窓口の担当者によって)対応速度にかなりの差があると思う。経験からいうと,東京駅や上野駅や新大阪駅は普通で,秋葉原駅が最悪だった。長野駅は女性の担当者だとかなりスムーズなのだが,昨夜はたぶん普段窓口をやっていないと思われる男性だったのが痛かった。完璧に近いと感動したのが御茶ノ水駅である。これまで2度利用したが,どちらも驚異的な処理速度で的確なチケットが発券された。学生街だけに,複雑な組み合わせチケットを買う客が多いのかもしれない。
- 2週間ぶりの長野は寒かった。来年は小学生になる娘と保育園の最後の親子遠足に行ってきたり,息子の小学校の環境美化活動で木の枝を切ってきたり,息子と自転車で床屋に行ってきたり,子どもたち2人と長野市少年科学センターに行ってきたりして忙しかった。合間を縫って公衆衛生学の講義準備をしたが,プレゼン用のwebページは1回分できたものの,印刷は山口に戻ってから急いでやるしかない。またこれが毎週恒例化するのは避けたい。来週月曜が休みなので悪循環を断ち切るチャンスなのだが,今度の水曜に看護学懇話会(案内文。ただし,学部内向け)という場でプレゼンしなくてはいけないし,締め切り過ぎの原稿がたまっているし無理かも。
- もう10月になってしまった。人口学研究の締め切りが守れていないのが心苦しい。既に夜中の0:00を過ぎたので10月3日なのだが,今週は1日に3回も入ったりする会議と研修(4月着任なのに,10月着任の人からエンパワーメントの一環として研修をやることになった余波で受けることになった)と統計とコンピュータの世話が忙しくて,朝から夜中までいても自分の仕事がほとんど進まない。もっとも,月曜の夜は某委員長のお宅にお招きに預かり,奥様のおいしい手料理をごちそうになったりしていたので,時間がないという言い訳をするのも苦しい気がするが。
それ以前のメモ
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